借金一本化で借金の完済を目指す!損をしない借金一本化の方法とは?

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借金一本化とは。その方法や借金を一本化するメリット、デメリットは何か。

複数社からの借り入れで返済が困難になっている方に、損をしない借金一本化の方法や一本化に適したローンの種類から審査を通りやすくする方法まで、借金問題に精通しているベリーベスト法律事務所の弁護士が借金一本化の全てを説明します。

借金一本化によって完済を目指す方は必見です。

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1、借金一本化とは

借金一本化とは、複数の金融機関から借り入れがある場合に、借入先を一社にすることで、借金をひとつにまとめてしまうことを言います。

例えば、A社、B社、C社、D社、E社の5社からそれぞれ借り入れをし、その借入残高の合計が180万円あるとします。このような状況においては、A~E社に毎月それぞれ返済をしなければなりませんし、返済日も返済手段も業者毎に異なります。

このような場合に、借入先を1社にまとめて、そこから180万円を借り入れることで、借入先を1社にして、毎月1回の返済を行っていくことを借金一本化といいます。

2、借金一本化の方法

借金を一本化する方法は「おまとめローン」を利用する方法と、「借り換え」による方法があります。

(1)おまとめローンによる借金一本化

おまとめローンとは、現在の借入総額と同額を別の業者から借り入れ、それを既存の借入先に全て返済して、新たに借り入れた業者に返済をしていく方法です。

このおまとめローンは、借金を一本化するための専用の商品を用意している銀行や消費者金融で申し込みをすることができます。

おまとめローンの最大のメリットは、総量規制の対象外であることです。

総量規制とは、2006年12月に改正された貸金業法の規定により、貸金業者が、年収の3分の1以上の貸し付けをしてはならないとされたことをいいます。

この「3分の1」の基準については、単独の貸金業者からの借り入れだけでなく、全ての貸金業者からの借り入れを合計して、年収の3分の1を超えていないかが判断されます。

しかし、「おまとめローン」は、この総量規制の対象外とされているため、既に既存の借り入れが年収の3分の1程度に及んでいる方でも利用できるという点にメリットがあるのです。

(2)借り換えによる借金一本化

借り換えによる借金一本化とは、既存の借入先のうちの1社に、増額の申し込みをし、増額分で他社の返済をして、徐々に借り入れ件数を減らしていく方法です。

例えば、A社に50万、B社に30万、C社に20万、D社に15万、E社に10万の合計5社に全部で125万円の借金がある場合に、例えばB社に15万円の増額の申し込みをし、それでD社分を完済する、次にC社に10万円の増額の申し込みをしてE社分を完済する、というよう順番に借入先の件数を減らしていく方法です。

この場合、増額の申し込みをするのは、できるだけ金利の低いところに申し込みをする方がよいといえます。

また、完済をした業者とは契約を解除してカードを返却することをおすすめします。でないと、完済した業者からはいつでも借り入れができる状態にある上、業者から再度の借入の勧誘などもあったりして、つい使ってしまう可能性があるので、それを事前に防止するためです。

3、借金一本化のメリット

借金を一本化すると以下のようなメリットがあります。

(1)返済日が月1回になる

借金一本化により、毎月、借入先毎にばらばらだった返済日が、月1回の返済に統一されます。

返済方法が、ATM入金だったり、銀行振り込みだったりと複数あったのも一つになります。

これによって、返済の計画を立てやすくなります。また、返済時に業者毎に発生していた振込手数料等も軽減できるというメリットもあります。

(2)金利が低くなる

おまとめローンや借り換えローンを選択するときに、既存の借入先よりも金利の安いところを選ぶことで、借金の総額に対する金利を安くすることができます。

この場合、同じ金融機関でも、50万円借りる場合と200万円借りる場合では、200万円借りる場合の方が金利安いところが多いので、一般的な標準の金利で比べるのではなく、自分が借り入れる金額に対する金利がどの程度かをしっかり調べる必要があります。

金利が安くなることで、借金総額に対して発生する1か月あたりの利息を減らすことができます。

利息が減るということは、月額の返済額が同じであれば、その分元本を多く返済できるので、早く完済できることにつながります。

(3)月々の返済額が低くなる

借金一本化によって、月々の返済額が低くなることもあります。多くの金融機関が、借入金額に対する最低返済額を定めています

例えば5社から借り入れていた場合に、それぞれの最低返済額が1万円だったとすると、月々最低5万円の返済の必要が生じます。

しかし、借入先を1社にまとめることで、その借入先の定める月々の最低返済額を返済すればよいことになります。

一本化により必ず月々の返済額が下がるとは限りませんが、借入先の件数が減ることで、月々の返済額が減る場合が多いといえます。

(4)管理が楽になる

借入先が1社になり、月の返済日が1回になることで、現時点での借金の残高や、完済までの年数(支払回数)等が一目瞭然になり、借金の管理がしやすくなります。

もちろん、複数社から借り入れている場合でも、総額や返済回数は計算すればわかるのですが、借入先毎に返済回数が異なっていたりしてなかなか計算が面倒くさかったりすることが多いと思います。

しかし、借金一本化により、管理も計算も楽になることから、返済計画を立てやすくなるのです。

(5)借金一本化と過払い金返還請求

借金一本化をすると過払い金返還請求ができなくなる、などといった話をネット上などでよく目にします。しかし、これは明らかな間違いです。

一本化することで完済した業者について、過去に利息制限法の定める上限金利よりも高い利率で利息を払っていたことがある場合は、多かれ少なかれ過払い金が発生する可能性が高いといえます。

そして、その業者らから少しでも過払い金を返還してもらえれば、それを一本化した借入先への返済に充てることで、借入残高を減らすことにもつながります。

一度完済した業者への過払い金返還請求は、債務整理として信用情報に記載されないことから、取引継続中に過払い金返還請求を行うよりも、過払い金返還請求がやりやすくなるといえますから、一本化することで、むしろ過払い金返還請求がやりやすくなるといえるのです。

過払い金について詳しくは「過払い金とは?過払い金発生の仕組みから請求の方法まで」をご参照ください。

4、借金一本化のデメリット

借金の一本化には前述のようにメリットもたくさんありますが、下記のようなデメリットもあります。

(1)返済総額が増えてしまう場合がある

借金一本化により借入先が1社となった後も、これまで複数社に対して返済していた額と同額以上を返済するのであれば、金利が高くなっていない限り、返済総額が増えることはありません。

ただ、借金一本化により、借入先が1社になることで、月々の返済額が減る場合も少なくありません。

月々の返済額が少なくなるということは、返済は楽になりますが、仮に金利が同じであれば、複数社に対して返済していた時よりも返済期間が長くなるため、結果として返済する総額が増えてしまうことがあるので注意が必要です。

(2)追加借り入れをしてしまうことがある

借金を一本化するということは、これまでの複数の借入先には、借入額を全額返済することになります。ということは、その業者からは、限度額まで再度借り入れ可能な状況になることが少なくありません。

このように、再度借り入れが可能な状況のままでいると、ちょっと資金不足に陥ってしまったときに再度借り入れてしまったり、業者から借り入れの勧誘があってそれに応じてしまったりすることがないとはいえません。

そうすると、再度複数社から借り入れてしまうことになり、借金の総額も増えてしまいます。

ですから、借金一本化によって完済した業者との取引は解約して、カードを返却するか、カードを捨ててしまうことで、追加の借り入れができない状況をつくることも大切です。

5、借金一本化は銀行を利用すべきか

借金一本化に銀行を利用するべき最大のポイントは、総量規制です。

銀行ローンはおまとめローンの場合でも、借り換えの場合でも、総量規制の枠外ですから、年収の3分の1までという上限がありません

複数の借金を一本化するときには、ある程度まとまった金額を借り入れる必要がありますから、その点で総量規制の枠外である銀行ローンは一本化に適しているといえるでしょう。

また、総量規制の対象となる場合、1社で50万円を超える貸付けを行う場合は、収入を証明する書類の提出が必要とされていますが、総量規制の枠外である銀行ローンでは、収入を証明する書類の提出が求められない場合も多いので、手続きの面でもメリットがあるといえます。

また、銀行ローンは低金利のところも多いので、その点でもメリットがあるといえます。

6、借金一本化は消費者金融を利用すべきか

借金一本化で消費者金融を利用する最大のポイントは審査です。

確かに、銀行ローンは総量規制の枠外ですし、金利も低めに設定されているというメリットはありますが、どうしてもその分審査が厳しくなってしまう傾向にあります。

この点、消費者金融業者、特に銀行と提携していない業者は、銀行との間で顧客獲得の競争をしなければなりませんから、銀行で審査に通らない人でも審査が通る場合があります。

特に、地域を限定して営業をしている業者であれば、その営業地域内に居住していたり、勤務していたりする場合には、審査に通りやすいという傾向もあるようです。

なお、消費者金融からの借り入れは、通常は、総量規制の対象となってしまいます。

ただ、おまとめローンの場合に限り、消費者金融からの借り入れでも総量規制の例外に該当し、年収の3分の1を超える額でも借り入れることが可能です。

ですから、消費者金融を利用して借金を一本化する場合は、おまとめローンを扱っている消費者金融で一本化するのがよいでしょう。

7、借金一本化と住宅ローン

住宅ローンを支払いながら、その他のカードローン等の借金の支払いもある場合に、両方を一本化できないか、と考える人も少なくないようです。

確かに、住宅ローンを支払いながら、さらに他のカードローンなどの支払いが複数ある場合は、管理や支払いがとても大変だと思います。

しかし、残念ながら、住宅ローンとその他の借金との一本化は非常に難しいと言わざるを得ません。

住宅ローンは住宅を購入するための資金だからこそ利率も低く抑えられているので、基本的に使いみちに制限のない通常のカードローン等とは種類が違うものだからです。

ただ、極めて稀な例ですが、住宅ローンとカードローンの借入先が同じ銀行である場合、担当者に相談することで、月々の返済額などを見直してくれる場合が全く無いこともないようです。

もちろん、それまでに滞納がないことが前提でしょうし、少なくとも表立って積極的にやってくれるわけではないので、あまり期待しない方がよいといえるでしょう。

8、借金一本化の審査が甘い金融機関はあるか

借金を一本化したいといっても、審査が通るのかどうか不安な方も多いと思います。

ただ、だからといって、複数の業者に同時に申し込んだり、一つの業者審査に落ちた後にすぐに他の業者に申し込んだりすると、申し込みの記録は信用情報機関に登録されていることから、審査に通りにくくなります(いわゆる申し込みブラック)

ですから、借金一本化を目指す場合は、どの金融機関に申し込むかを事前にしっかりと検討する必要があります。

審査の基準は金融機関ごとに様々ですし、その基準は公開されていないため、どの金融機関が自分にとって審査が通りやすいかを判断するのは困難です。

ただ、キャンペーン中の金融機関や年度末等は、金融機関側も貸出残高を増やしたい時期ですから、通常の時期に比べると審査が甘い傾向があるようです。ですから、そのようなタイミングを見計らって申込みをするのも一つの方法です。

また、審査が通りにくい可能性のある方は、銀行よりも消費者金融のおまとめローンを利用した方がよいといえます。銀行のおまとめローンの方が金利が安い場合も多いのですが、その分審査が厳しい傾向があるようです。

借金を一本化したいといっても、審査に通らなければ始まりませんから、銀行より金利が高くてもその分審査が緩めな消費者金融に申し込むというのも一つの方法です。

その場合、銀行と提携している消費者金融よりも、提携していない消費者金融の方が、審査が緩い傾向にあることが多いようです。

仮に金利が高くても、まず一本化して借入先を減らし、残高が減ってきたところで、金利の交渉をしたり、再度金利の低いところへの借り換えを検討したりするという方法もありますから、先を見据えて完済までの計画を練ることが大事です。

9、借金一本化の相談先

借金の一本化を検討する場合にまず相談先として考えられるのは、既存の借入先です。

既存の借入先は、総量規制との関係もあり、債務者がどこからいくら借りているのかを既に把握していますから、一本化を相談することで他社への債務がばれるということを心配するのは無駄です。

既存の借入先で、これまで延滞がなく、しかも取引期間が長いところであれば、借り換えを目的とした増額に応じてくれる可能性もあります。

また、その業者がおまとめローンを扱っているのであれば、それを利用できないかを相談してみる方法もあります。

これまで取引があって、延滞もないのであれば、全く取引のない新規の業者よりは、信用される可能性があるということです。

また、一本化によって完済した業者については、過払い金が発生する可能性が高いため、その点について弁護士等に相談してみるのもよいでしょう。

まとめ

借金一本化は多重債務を抱える方にとっては最後のチャンスともいえる方法でしょう。

ただ、借金一本化はあくまで完済を目指すための方法として選択するべきものですから、しっかりと計画をたてて利用することが大切です。

複数の借入先への借金で返済が困難になってしまう方は、もともと若干計画性に欠けている方や管理が苦手な方が多いと思います。

借金を一本化することで完済に一歩でも近づけるよう、そのメリットやデメリットをよく理解して、ご自身の状況にあった方法を選択されるのがよいでしょう。

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