離婚事件に強い弁護士に出会うために絶対に知っておきたいこと

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Couple With Judge In Court

離婚問題で弁護士といえば、天海祐希さん主演のドラマ「離婚弁護士」を思い起こされる方も多いのではないでしょうか。

離婚にあたっては、離婚するかしないかだけではなく、夫婦の共有財産をどう分けるか(財産分与をどうするか)、お子様がいらっしゃる場合は親権をどのようにするか、親権者にならなかった親御さんとお子さんとの面会交流をどうするのかといった様々な問題が発生し、複雑に絡み合ったこれらの問題を一体的に解決していかなければなりません。

したがって、離婚に当たって弁護士に依頼をするというのであれば、離婚問題に精通した弁護士を選ぶべきでしょう。

そこで今回は、離婚問題に強い弁護士に出会うために知っておきたいことをご説明したいと思います。

※本記事は2015年7月13日に公開したものを2016年7月6日に加筆修正しました。

1、離婚問題を弁護士に相談すべき場合とは?

そもそもどのような場合に離婚問題を弁護士に相談すべきなのでしょうか。

以下では、離婚問題に関して相談件数の多いものをご紹介します。

  • 夫婦の一方から離婚を切り出されたが他方は離婚したくないと思っている
  • 夫婦の一方は離婚したと思っているが、他方が離婚に同意してくれない
  • 配偶者が浮気をしたので、配偶者またはその相手方に慰謝料請求したい
  • 財産分与や養育費について揉めている
  • 離婚しても子供との交流の機会を持ちたい
  • 親権が欲しい
  • 養育費を配偶者に請求したい

などです。

2、離婚問題を弁護士に依頼すると弁護士は何をしてくれる?

では、離婚問題で弁護士に依頼すると何をしてくれるのでしょうか。一言でいえば全ての手続きをあなたに代わって行ってくれます。離婚問題がどのような段階なのかに分けてもう少し詳しく見てみましょう。

(1)交渉

離婚をしようと思い立った場合、まず行うのが、話し合い・交渉です。しかし、離婚しようと思っている相手と直接話し合いをするというのは相当なストレスになりますし、何より冷静な話し合いをするのが難しいというケースが多いのではないでしょうか。

弁護士に依頼をすれば、相手方との交渉、話がまとまった場合の合意書の作成等の手続き一切をあなたに代わって行ってもらうことができます。

(2)調停

話し合いでも離婚の合意が得られなかった場合は、家庭裁判所での話し合いの手続きである調停に進む必要があります。調停は、話し合いとはいえ、裁判所での手続きですので、まず開始に当たって申立書を作成提出しなければなりませんし、手続きの進行に応じて各種の証拠書類の提出や主張を書面にして提出するよう求められる場合があります。また、調停は、平日の昼間、毎月1回程度、2時間から3時間ほど時間をとって裁判所に出向くのが原則です。大したことはないように思われるかもしれませんが、裁判になった場合、調停の内容は重視されることが多く、調停の準備・対応は非常に重要です。そう考えると、これらを何となく・適当に行うのは非常に危険だと言うのがお分かりいただけるかと思います。

調停の処理を弁護士に依頼すれば、裁判になった場合も見越して申立書を作成したり、主張を展開してくれるでしょう。また必要な証拠の取捨選択、書面の作成はもちろん、あなたが出廷出来ない場合の出頭も任せることができます。

(3)裁判

調停でも話がまとまらないと離婚訴訟で決着を図ることになります。調停までは話し合いの手続きですから、ご自身だけでも対応しえますが、裁判になった場合は弁護士に依頼するのが良いでしょう。裁判では、法と証拠に基づいて裁判官が、離婚が認められるか否かを判断するので、離婚を勝ち取るためには、しっかりとした法律的な主張やこれを裏付ける証拠を提出する必要があるからです。

弁護士に依頼をすれば、訴状や準備書面の作成、証拠の選別・提出のほか各期日への出廷等必要な対応の全てを行ってもらうことができます。

3、離婚問題を弁護士に依頼するメリット

それでは、離婚問題の処理を弁護士に依頼するべきでしょうか。弁護士に離婚問題の処理を依頼するメリットを検討したいと思います。

(1)全てを任せることができる

「1、離婚問題を弁護士に依頼すると弁護士は何をしてくれる?」でみたように、弁護士に事件の処理を依頼すれば、基本的に全ての手続きを代行してもらうことができます。ご自身で相手方と話をしたり、面倒な書面の作成を行う必要はありません。

(2)弁護士の法的知識・経験を利用できる

また、手続きを代わりに行ってもらえるだけでなく、法律や過去の裁判例についての弁護士の知識や過去の実際の経験を提供してもらえます。

特に訴訟(裁判)は、相互に証拠に基づき法的な主張を尽くし、それに基づいて裁判官が判断を下す手続きですから、弁護士の法的知識や経験をもとにした助力を得られるに越したことはないでしょう。

また、交渉や調停でも、良く分からないまま相手方の言い分をのんで法律的に取り返しがつかない合意を結んでしまうということも良く聞きますが、弁護士に依頼すればそのような事態を避けることができます。

(3)離婚する意思が固いことを示すことができる

離婚事件においては、特に交渉・調停段階では弁護士に依頼しない当事者も多くみられます。その中であえて弁護士に依頼をしたということ自体で離婚等についての強い意思を示すことができるでしょう。

4、離婚問題を弁護士に依頼するデメリット(弁護士費用)

では、弁護士に離婚問題を依頼するデメリットはあるのでしょうか。基本的にありませんが、しいて言えば弁護士費用が発生するということが挙げられるかもしれません。

詳しくは「離婚の弁護士費用の相場と弁護士の選び方」の記事を参照して頂きたいのですが、着手金として20万~50万円程、事件終了後の報酬として20万~50万円程度かかる事務所が多いようです。着手金や報酬の他、印紙代・交通費等の実費や遠方への出張が必要となった場合の日当等がかかることもあります。

5、離婚に強い弁護士の見分け方は?

では、離婚事件に精通している弁護士とそうでない弁護士をどのように見分ければいいでしょうか。

(1)離婚問題に関する知識

まず、離婚問題に関する知識をしっかりと持ち合わせていることが重要です。離婚は単に男女関係の清算というだけでは片づけられない様々な問題があります。具体的には、財産分与、慰謝料や年金分割、お子様がいらっしゃる場合には親権や養育費も問題になります。実際の離婚は、これらの様々な問題が絡み合っており、これら一つ一つに精通していなければ全体を適切に処理することができません。

(2)離婚事件の経験数が多いこと

そして、事件処理の数というものも重要です。経験数が多ければ、事件の内容に応じて、交渉からはじめるべきか、すぐに調停に移行すべきかなど適切な手続き選択が可能になり、時間を節約することができます。また、その際の処理の見立て、事件の進行の方法、相談者にとって不利になる点とその対策等については、単に法律的な知識があればいいというわけではなく、実際に多くの事件を処理し経験をしないと分からないものですから、事件処理の件数はそれだけ強みになるといえるのです。

なお、もちろんベリーベスト法律事務所にも多くの相談実績・解決実績があります。「なかなか離婚事件に強そうな弁護士さんが見当たらない・・・」という方はベリーベストの「離婚弁護士サイト」を一度見てみて下さい。

6、離婚に強い弁護士の探し方は?

では、離婚問題に精通している弁護士はどのように探せばいいでしょうか。

(1)親族や知人等の紹介

親族や知人などに弁護士を紹介してもらうというのも一つの手段です。実際に親族等が利用した弁護士であれば信頼できるでしょうし、弁護士も、紹介の場合、より丁寧な対応をしてくれることもあります。

(2)法律事務所のウェブサイトを検索する

離婚に強い弁護士を探すためには、離婚に関して詳しく情報が載っているウェブサイトを持っている法律事務所を当たってみるのもよいでしょう。インターネットで離婚に関する事項を検索して、表示された法律事務所のウェブサイトを確認してみるといいでしょう。その事務所の実績や過去の依頼者の声といった情報を載せている事務所もあり、そういった実際の情報を元に依頼する弁護士を探すのも一つの手段です。

検索方法としては、例えば、「離婚 弁護士」などと検索してみると良いでしょう。場合によっては、「離婚 弁護士 東京」などのように、お住まいの地域と掛け合わせてみても良いでしょう。

(3)弁護士検索サイトを利用する

現在、「弁護士ドットコム」など、多くの弁護士が登録する弁護士検索サイトがいくつか存在しています。各弁護士が自分の得意分野を紹介していますので、離婚を得意分野として挙げている弁護士に連絡をとり面談をしてみるという方法もあるでしょう。

弁護士検索サイトとしては、以下のものがあります。

(4)離婚関連の書籍の著者を当たってみる

最後に、現在多くの離婚に関する書籍が刊行されており、その著者が弁護士であるということも少なくありません。離婚関連の著書を執筆するということは一定以上の離婚問題に関する知識や経験があるからこそと言えます。したがって、離婚関連の書籍から弁護士を探すという方法も考えられます。

7、最善の事件解決のために!依頼した弁護士との信頼関係を構築・維持する方法

(1)最善の解決に至るためには依頼者と弁護士との信頼関係が大切!

ご自身が離婚に関して満足のいく解決を得ようした場合には、弁護士との信頼関係を構築することが大切になります。

なぜでしょうか?

もちろん、弁護士はプロであり、仕事である以上ベストを尽くしてくれるでしょう。もっとも、弁護士も人間です。ですから、信頼関係を築けている依頼者の仕事と信頼関係をきちんと築けていない依頼者の仕事では、前者の方が力が入ってしまうということもないとは言えません。

ご自身にとって最善の解決を得ようとした場合には、まずは弁護士との信頼関係を構築することが大切です。

(2)信頼関係を構築するためには何が必要?

①相性は大事!

まず、信頼関係の構築の大前提として、人間同士の相性という点が問題になります。もし、依頼者と弁護士の相性が合わない場合、なかなか信頼関係を築くことが難しいこともあるでしょう。

そこで、相談段階で、この弁護士にならご自身の問題解決を任せることができそうかどうかを見極めるようにしましょう。そうすることが、弁護士との信頼関係を構築するための第一歩になると思います。

②疑問等があれば積極的に質問した方がいい

弁護士の中には、事件を私に任せたのだから、あれこれ質問せずに全て任せなさいというスタンスで仕事をされている方がいるのは事実です。

しかし、そのような仕事のスタイルでも気にしないという方は別ですが、そうでなければ、疑問に思ったことを積極的に弁護士に聞くようにしましょう。密にコミュニケーションを取ることで信頼関係が構築されます。

また、積極的に質問することで依頼者の方も安心でき、弁護士との信頼関係を構築・維持できるでしょう。

③弁護士には全てを打ち明ける

そして、依頼する弁護士をお決めになった場合には、ぜひご自身の事情は包み隠さず全てその弁護士に打ち明けて欲しいと思います。

なかには、自分が不利になるような事情だと勝手に決めつけて、そのことについては弁護士に話さないようにしようという依頼者の方がいらっしゃることも事実です。

しかし、その判断が正しいのか間違っているのかは別として、弁護士は依頼者に関してできるだけ多くの情報を得ておきたいと考えています。その方が事件処理にあたって対処法や見通しを付けやすくなるからです。

そのため、この弁護士に依頼すると決めた場合には、ぜひともご自身が抱えている事情は全て弁護士に打ち明けて下さい。そのことで、弁護士も依頼者を信頼でき、相互の信頼関係の構築・維持につながります。

離婚に強い弁護士についてまとめ

今回は離婚問題に強い弁護士と出会う方法についてご説明してきましたがいかがでしたでしょうか。ご参考になれば幸いです。

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