ギャンブル依存症を克服して真っ当な生活を取り戻すための全10項目

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「もしかしたら自分は ギャンブル依存症ではないか」とお悩みではありませんか。

ギャンブルをやめようとしても、なかなかやめられない。ギャンブルで作った借金は増え続けて、返済できる額をはるかに越えている。それでもギャンブルで勝てば借金を返済できると思い込み、ギャンブルを続けてしまう。

そんな状態になっていれば間違いなくギャンブル依存症ですが、決して克服ができないわけではありません。正しい治療を行なえば、正常な状態に回復させることは可能です。

そこで今回は、借金問題に悩む方々からの相談に応じてきたベリーベスト法律事務所の弁護士がギャンブル依存症を治療・克服したい人が知っておくべき10のことをまとめてみましたので、自分はギャンブル依存症ではと思われる方は参考にしてみてください。

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目次

1、ギャンブル依存症とは?その特徴は?

ギャンブル依存症とは、さまざまな問題を引き起こすにもかかわらず、ギャンブルをやめることができない症状で、病的賭博とも言います。ギャンブル依存症が進行すると、お金がなくなると借金してでもギャンブルをするようになります。

ギャンブル依存症の人には以下のような特徴があります。

  • お金を貯めることがなかなかできない
  • イライラしやすい
  • 荒っぽい
  • 落ち着きがない
  • ギャンブルでの負けをギャンブルで取り戻そうと考える
  • ギャンブルを中心とした生活サイクルになっている
  • 周囲の人に嘘をついてでもギャンブルをする
  • ギャンブルのために借金をする
  • いつもギャンブルのことを考えている

2、ギャンブル依存症は診断できる

ギャンブル依存症の治療する前提として、自分がギャンブル依存症なのかを把握する必要があります。自分がギャンブル依存症ではないかと疑っている方は、以下のチェックリストで診断してみましょう。

【チェック項目】

以上の項目にYESかNOで答えて、YESの数が7つ以上あるとギャンブル依存症の疑いがあります。

  • ギャンブルをしたいために、仕事など大切ことを後回ししたことがある
  • 自分がギャンブルをしているため家庭、家族との関係が悪くなっている
  • ギャンブルをしているため周囲の目が気になる
  • ギャンブルで負けると自分を責めてしまう
  • ギャンブルで借金は返せる
  • ギャンブルが、何か上を目指そうという気持ちを低下させている
  • 負けると、すぐに次のギャンブルのことを考えてしまう
  • 勝つと、またギャンブルをしようと思う
  • 持っているお金がなくなるまでギャンブルに使ってしまう
  • ギャンブルのために借金をした経験がある
  • ギャンブルをするお金を作るために、お金を他のことに使わない
  • ギャンブルをするお金を作るために、大切なものを処分してもいい
  • 家庭よりギャンブルの方が大切だと思ったことがある
  • 予定よりも長い時間をギャンブルに費やすことが多い
  • ストレスや悩みを解消したいと思ってギャンブルをしたことがある
  • 多少グレーな方法でもギャンブルのために借金してもいい
  • 落ち込むことや切ないことがあると、ギャンブルをしたくなる
  • ギャンブルのことを考えると眠れなくなる
  • ちょっとツキがあるかなと感じるとギャンブルへ行きたくなる
  • ギャンブルに負けて、自殺したい感情になったことがある

3、なぜギャンブルをやめられない?ギャンブル依存症の原因は?

なぜギャンブルがやめられずにギャンブル依存症になってしまうのでしょうか。その原因には、以下のようなことがあります。

(1)趣味がなく、友達があまりいない

趣味がなく、友達があまりいない人は、ギャンブル依存症になることがよくあります。趣味がなく、友達もいないと休みの日をどうやって過ごせばいいかわからず、ギャンブルにはまってしまうようです。つまり、ギャンブルが趣味であり、友達になってしまうのです。

(2)一発当てて金持ちになりたいと思っている

仕事をがんばってお金持ちになりたいというわけではなく、努力せずに運だけで一発当ててお金持ちになりたいと思っている人がギャンブルにはまりやすくなります。お金持ちになるための努力はせず、お金持ちになりたいという願望しかないのです。

(3)負けず嫌いの性格

ギャンブルで負けた分を取り戻すためにギャンブルをしてしまうのがギャンブル依存症の人の特徴です。これは負けず嫌いの性格が影響しているように見えますが、すべてのことに対して負けん気を燃やすわけではありません。

普段の生活では負けん気を燃やすことはないのですが、ギャンブルをする時にだけ負けん気が燃え上がってしまう人がいます。このタイプの人がギャンブル依存症になりやすいのです。

(4) 現実から目をそらしたい人

現実から目をそらしたい人が、ギャンブル依存症になりやすい傾向があります。誰でも現実から目をそらしたいと思うことはあるかもしれませんが、普通の人は現実に向き合って克服するため努力するものです。

一方で、現実から目をそらしたいという心の弱さから、ギャンブルにはまってしまう人がいます。

(5)遊びが下手で真面目な性格

遊びが下手で真面目な性格の人が、ギャンブルにはまってしまうことがよくあります。逆に、遊びが上手な人であればギャンブルにはまることもなく、適度にギャンブルを楽しむことができるのです。ここで「遊び」というのは、自分が楽しめるという意味です。

4、ギャンブル依存症は治療・克服できるのか?

ギャンブル依存症の診断で疑いがあると判定された人は、ギャンブル依存症は治療・克服できるのかが気になるのではないでしょうか。

これは本人次第という面があり、自分がギャンブル依存症という自覚を持たなければ治療・克服をすることはできません。このままでは家族や周囲の人間に迷惑をかけてしまうと考えることが大切です。自分がギャンブル依存症であるという自覚を持つことが第一歩になります。

実際に治療を行なう場合には、ギャンブル依存症の治療を専門に行なっているところに行くといいでしょう。

5、ギャンブル依存症の治療方法とその効果

ギャンブル依存症は、アルコール依存症や薬物依存症のように病院へ入院して治療することがあります。ただギャンブル依存症は心の病気なので、退院してからの治療が大切です。

ギャンブル依存症の治療は、薬物治療・カウンセリング・自助グループへの定期参加の3つが中心になります。

(1)投薬治療

薬による治療を行ないますが、ギャンブル依存症は薬で治るわけではありません。患者の状態を見ながら、症状を緩和させるため適切な薬が投与されるだけです。

例えば、ギャンブルのことを考えて眠れなくなる場合には睡眠薬が投与され、うつ状態であれば安定剤や抗不安剤などが投与されるのです。

(2)カウンセリング

ギャンブル依存症の治療にはカウンセリングは必要ですが、根本的な治療をするためにはギャンブルの習慣を改善する以外にありません。カウンセリングは継続することで効果が出るのですが、すぐにやめてしまうとギャンブル依存症を治療・改善することはできないのです。

カウンセリングを受ける場合は継続するようにしましょう。

(3)自助グループへの定期参加

ギャンブル依存症を治療するための自助グループへ定期的な参加は、薬物治療やカウンセリングと同時に行なう必要があります。

このグループは、ギャンブル依存症を単独で改善するのは困難なため、治療を目的に同じ症状の人たちが結成した全国的な組織です。同じ目的を持つ人のグループへ参加することで、症状改善に向けた意識を高めることができます。

6、ギャンブル依存症は病院にかかるべきなのか?

自分がギャンブル依存症であるとわかったら、病院にかかることをおすすめします。ギャンブル依存症は自分の力だけで治療・克服するのは、とても難しい症状です。医師の力を借りて、改善していくのがベストの選択でしょう。

まずは相談することからスタートですが、ギャンブル依存症は心療内科に相談するのが適切です。大きな病院では、依存症専門の科を設置しているところもあります。

7、ギャンブル依存症にならないための対策

ギャンブル依存症にならないためには、ギャンブルをしないことです。ギャンブルをしないようにすれば、依存症で悩まされることはありません。ギャンブルをしないための対策としては、以下のようなものがあります。

(1)ギャンブルでは儲けることができないことを知る

ギャンブルにはまっている人は、大当たりして儲けた経験がある場合がほとんどです。ギャンブルはトータルでは儲からないということを自覚することが大切です。試しにギャンブルの収支を記録してみることをおすすめします。いかにギャンブルで儲けることが難しいかがわかるでしょう。

(2)ギャンブルをやめるという強い意志を持つ

冷静になって、ギャンブルをやめるという強い意志を持つようにしましょう。これを実践するために有効なのが、次の3つの方法です。

①見ない

ギャンブルのお店や場所、新聞、雑誌、ネットなどを一切見ないようにします。ギャンブルに関するものを、意識的に自分から見ないようしましょう。

②打たない

実際にお金をかけてギャンブルをしないだけでなく、ネットなどでの疑似的なギャンブルもしないようにしましょう。遊びのつもりでも刺激されて、本物のギャンブルをしたくなるからです。

③立ち入らない

ギャンブルをやっている店や場所へ立ち入ってしまうと、ギャンブルをしてしまいます。そのような場所へ一切立ち入らないようにしましょう。

(3)小さなことを積み重ねていく

ギャンブルを「見ない」「打たない」「立ち入らない」ことから始めて、まずは1週間でもいいので続けてみましょう。

それが達成できたら、もう1週間続けてみます。これを繰り返すことによって、ギャンブルをやめることができるようになるはずです。3ヵ月ほど続けられれば、元の状態へ戻ることはないでしょう。

(4)ギャンブルの時間を別のことに使う

ギャンブルをする時間がないようにするため、別のことをして時間を使いましょう。自分の趣味や旅行に時間を使えば、ギャンブルをする暇がなくなります。継続することが大切なので、自分の好きなことをするのがポイントです。

(5)ギャンブルに使うお金を別のことに使う

ギャンブルに使えるお金があるからギャンブルをしてしまうのです。何か形のあるもの、例えば生活必需品などを購入して、ギャンブルに使えるお金がないようにするといいでしょう。ただし無駄遣いし過ぎるのは禁物です。

8、ギャンブル依存症の家族がいる場合にはどうすればいい?

ギャンブル依存症の家族がいる場合に、どう対処すればいいかという問題があります。ギャンブル依存症の人は家族に借金をしようとすることが多いのですが、絶対にお金を貸さないようにしましょう。

さらに本人にギャンブル依存症であることを自覚させ、このままでは家庭が崩壊してしまうことを意識させなくてはなりません。厳しい態度で、家族全員が苦しい思いをしていること、家族は愛しているということをしっかりと伝えます。

本人が感情的になってしまう場合は、信用できる親戚を介して話し合いをしていくといいでしょう。最終的には、二度とギャンブルはしないという約束を取り付けることが大切です。

9、ギャンブル依存症による借金はどうすればいいのか?

ギャンブル依存症になると借金をしているケースが多いのですが、治療せずに借金を清算しても同じ過ちを繰り返すだけです。まずは治療することが大切になりますが、借金問題を放置しておくことはできません。

借金を整理することによって借金を減らすことができることもありますし、払い過ぎた利息が戻ってくることもあります。

借金の整理について詳しくは「債務整理(任意整理)のデメリットは?クレジットカードを作れなくなる?」を、払い過ぎた利息の返還について詳しくは「過払い金とは?過払い金発生の仕組みから請求の方法まで」をご参照ください。

借金問題を扱っている法律事務所に相談することをおすすめします。ベリーベスト法律事務所では借金問題の相談費用はかかりません。できるだけ早い段階で相談されることをおすすめします。

ベリーベスト法律事務所 借金相談ダイヤル:0120-762-779

10、ギャンブル依存症のパートナー(配偶者)と離婚したい場合

配偶者がギャンブル依存症であれば離婚したいと思うことがあるでしょうが、以下の3点に注意する必要があります。

(1)ギャンブル依存症の配偶者を放置して離婚することはできない

ギャンブル依存症の配偶者に対しては感情的になりがちで、すぐに離婚したいと思うのも無理はないでしょう。配偶者が離婚を受け入れれば離婚が成立しますが、拒否する配偶者と無理矢理に離婚をすることはできません。

法律で夫婦は相互に助け合う必要があると定められています。ギャンブル依存症を改善させるための治療を受けさせるなどして、更正するための配慮をすることが大切です。

詳しくは「弁護士が教える!離婚前に知っておきたい借金と離婚の関係」をご参照ください。

(2)借金がある場合は、支払い義務がだれにあるかをはっきりさせる

原則として、婚姻期間中に生活必需品を購入するために借金をした場合、夫婦に借金の支払い義務があります。ただし、ギャンブルのために借金した場合は例外です。例えば夫がギャンブルのために借金をしても、妻に支払い義務はありません。

離婚した後に、夫がギャンブルのためにした借金を債権者から請求されても、自分は債務者ではないと支払いを拒否すればよいでしょう。

(3)できるだけ子供に影響がないように配慮する

ギャンブル依存症の配偶者と離婚するかどうかを判断する場合、できるだけ子供のことを考えることが大切です。離婚することが子供のためになるかどうかは、その時の状況によって変わってきます。

子供のために離婚しない方がいいということもあるでしょうし、子供が借金問題に巻き込まれるのであれば離婚は正しい選択でしょう。

詳しくは「子供を持つ親が離婚を検討するに当たり知っておくべき7つのこと」をご参照ください。

まとめ

ギャンブル依存症を治療・克服したい人が知っておくべき10のことを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。自分の力だけでギャンブル依存症から更正するのは簡単ではありません

ギャンブルをやめるには本人の強い意志だけでなく、家族や専門家の協力も必要になります。このことを頭に入れて、更正に取り組まれることをおすすめします。

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