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夫婦の倦怠期、放っておくとマズイ⁈上手に乗り越えるためのヒントとは

夫婦 倦怠期

夫婦の倦怠期はどんなに仲の良いカップルにも訪れるものです。あなただけではありませんので安心してください。

しかし、夫婦の倦怠期をそのまま放っておくと取り返しのつかない事態に発展しがち。気がついたならあなたから対応していきましょう。

ここでは、

  • 夫婦の倦怠期とは何か
  • 夫婦の倦怠期の症状
  • 夫婦の倦怠期の乗り越え方

についてご紹介したいきます。
夫婦の倦怠期を上手に乗り越えてさらに仲の良い夫婦になりましょう。

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1、夫婦の倦怠期は3割に起こっている

夫婦の倦怠期は実に夫婦の中の3割に起こっています。

現在夫婦仲が良いと答えた女性へのアンケートの結果での割合ですから、実際にはもっと多くの夫婦に起こっている可能性もあるでしょう。

(1)倦怠期を経験した夫婦の割合

現在夫婦仲が良いと答えた女性119名にアンケートを実施したところ、約3割強の女性が倦怠期を乗り越えたと回答しています。残りの約7割は倦怠期がなく継続して仲が良い結果に。

7割の夫婦はまだ倦怠期を迎えていない可能性もあります。
倦怠期を上手に乗り越えて仲良いカップルでいられる夫婦も一定数いることがわかりました。
夫婦仲が悪い女性の割合は入っていないので、実際の全夫婦を調査してみるともっと多くの割合が倦怠期を経験しているのではないでしょうか。

→ 3割の夫婦に倦怠期が起こっているとの調査結果

参考&引用:マイナビライフサポート

(2)結婚4年目が要注意

結婚4年目は倦怠期が訪れる危険な頃合いです。
新婚当初はお互いの短所も笑って許し合い、コミュニケーションもスムーズだったかもしれません。

しかし、人間は慣れに飽きるもの。単調な生活に慣れてしまい、お互いの短所が許せなくなってきます。

新婚当初は好きだった箇所がだんだん短所に感じられる例もあるでしょう。
例えば、夫が甘えん坊で「ビールとってきて」と頼まれても最初は嬉しかったかもしれません。
しかし、3年も毎日ビールをいちいち妻が取りに行く行為は「どうして私が?そのくらい自分でやったら?」と感じられてくる時期がきます。
その時期が結婚4年目ということです。

20代(女性)での結婚から出産までの平均期間が約2年というデータがあります。
結婚して2年以内に出産する女性が多く、3年目くらいまでは育児が忙しい期間だといえるでしょう。
やがて4年目になる頃には女性は子ども中心の生活に慣れてしまい、夫のことをないがしろにしがちです。
自分に構ってくれない妻に夫は興味を失い、妻は育児に協力的ではない夫にイライラすることもあるかもしれません。
そうして4年目くらいに夫婦の倦怠期の危機が訪れるわけです。

2、そもそも倦怠期って?倦怠期を迎えるとどうなってしまうのか

そもそも倦怠期とはどんな状態なのでしょうか。実は倦怠期に気がついていないカップルもいるかもしれません。

倦怠期とは、相手の存在に慣れてしまい、心が動かない状態を指しています。
倦怠期だから相手が嫌いになるわけではなく、倦怠期で相手に飽きている自分が嫌な状態です。
相手が何をしても気にならなかったり、ときめきを感じなかったり…。
最悪のケースでは配偶者を好きだという感情を忘れてしまい、倦怠期に不満を募らせ不貞を働くこともあるでしょう。

(1)子どもが寝ると会話がない

子どもが寝ると会話がないカップルは要注意。倦怠期の始まりかもしれません。

倦怠期は相手に興味を失った状態を指しています。
そのため、共通の話題は子どものことしかなくなっているのです。

子どもを介してしかコミュニケーションを取れない状態には注意する必要があります。
お互いに会話がなければ興味を持てないからです。

(2)浮気しようがなんとも思わなくなった

倦怠期に他の女性に優しくされることで男性は浮気をする可能性があります。
倦怠期の危険期間の結婚4年目には育児中の女性が多く、夫婦の夜の営みが減少している頃です。
そのため、男性は不満を募らせ少しの誘惑に負けてしまうこともあるでしょう。

もしもまだ夫に興味があれば浮気が許せなく夫婦喧嘩になります。
しかし、倦怠期が悪化すると浮気の事実にも興味が持てなくなってしまうでしょう。
妻の興味は子どもにしかない状態です。
喧嘩ができる夫婦は倦怠期とは言えません。「怒る」という感情が働くからです。

(3)健康を気遣わなくなる

倦怠期になるとお互いの健康や体調に気遣わなくなります。

例えば、夫が咳をしていても、特に何も感じないなどのこと。
以前は「大丈夫?」などと心配する心が働いていたことでしょう。
しかし、倦怠期中は咳をしていても気がつきません。
「迷惑だ」や「面倒だな」などの感情が動けばまだましです。倦怠期中はお互いに興味がありませんから、お互いの体調不良に気がつきません。

そして、夫が夜中にカップラーメンを食べていても、「ふ〜ん」とは感じても「こんな時間に食べたら健康によくないよ」などの注意もしない状態。
相手が何をしていても自分には関係ないという感情が倦怠期です。

(4)LINEやメールは基本無視

LINEやメールはお互いに基本的に無視しがちになるでしょう。
なぜなら、いちいち興味のない人への連絡が億劫に感じられるからです。

他にやることがあれば後でいいかと感じるのは普通のこと。
しかし、興味がないからそのうち忘れ去ってしまうのです。結果的に無視した形になるでしょう。

倦怠期の初期のうちは面倒でも、短い言葉で「はい」「OK」「無理」などと返事をしていたかもしれません。スタンプだけ押して誤魔化すこともあったでしょう。
しかし、その返事ですら忘れがちに。

お互いに忘れているので問題になることもありません。それが倦怠期です。

同じことを新婚カップルがやればどちらかが怒るか不満をこぼすはず。
そのため、次からは改善されるものです。
しかし、倦怠期にはそのまま無視しても改善されることはありません。

(5)いつも別行動

休日に別行動をするようになるのも倦怠期の症状の一つです。
実際に別行動をしなくても別行動をしたいと感じるのは倦怠期の症状といえます。
例えば、休日に夫がいつまでも寝ている場合に以前なら疲れているのかな?と気遣うことができてもそれができなくなるなどのこと。
「いい加減に起きたら?」「私たちは出かけてくるね」などと声をかけるのは倦怠期だからでしょう。
「家にいないでどっかに行って欲しいな」などと感じてしまうのも倦怠期です。

特に一緒にいても構わないけど、いない方がいいな、と感じるのは相手に興味を持てずにいる証拠です。

3、倦怠期を放っておく3つのリスクとは

倦怠期をそのままにしておくことで3つのリスクを背負うことになります。
倦怠期に気がついたなら早めに対処しておきましょう。

(1)家庭生活がつまらない

興味のない相手と同じ空間で過ごしていると感情が動きません。
そのため、楽しいや嬉しいという感情が湧き起こらず「つまらないな」と常に感じるようになってきます。

あなたが感じているなら配偶者も同様に家庭生活がつまらないと感じていることでしょう。

(2)浮気

倦怠期ではお互いに一緒にいても楽しくありませんから、感情の動く相手に自然に惹かれてしまいます。
少しのことに感動してもらったり、褒めてもらうことで浮気心が沸き起こるわけです。

浮気は夫だけとは限りません。家庭生活がつまらない妻にも浮気の危険性はあるでしょう。

(3)離婚

浮気が発覚してお互いに倦怠期から相手を嫌に感じてしまうと次に来るのは離婚の危機です。

しかし、嫌に感じるなら、夫婦関係の修復はまだできる可能性があるでしょう。
なぜなら相手に興味を持ったからです。

相手が浮気をしたことで「これで自由になれる」もしくは「私も浮気相手と一緒になれる」などと感じたなら離婚の危機を回避できない可能性が高くなってしまいます。

4、倦怠期を乗り越えるために知っておきたい4つのこと

倦怠期を上手に乗り越えていけばその先には愛し合う夫婦があるかもしれません。

上手に乗り越えて末長く幸せな夫婦になってみませんか?

(1)倦怠期の原因は「飽き」と「慣れ」

倦怠期の原因は相手に慣れてしまい飽きてしまうからです。
つまりは、慣れた日常生活に何か刺激になることを取り入れれば脳は飽きることはありません。
例えば、常に一緒にいるから飽きるわけです。
数日間夫婦が離れて一人旅に出るなどは効果があるでしょう。
もしもまだ子どもがいなければ子作りも刺激の一つになります。

自分自身のイメチェンをして、会話の糸口を見つけてみるなども有効です。
夫が新鮮なあなたを見て慣れた状態から新鮮さを感じてくれれば倦怠期を打破できるでしょう。

(2)アンケート調査でわかった倦怠期を乗り越えるコツ

アンケート調査からも倦怠期を乗り越えるコツがわかります。
実は倦怠期に必要なことは感情のぶつかり合いです。
大いに喧嘩をしてみましょう。
喧嘩も夫婦間の刺激になるのです。
何とかお互いの感情を揺さぶるように喧嘩の糸口を見つけることも倦怠期には大切なこと。
また、倦怠期で興味が持てなくても、夫婦としての当たり前の務めを怠らないことも大切です。

①よく話し合う

・「ケンカして、離婚話して、ぶつかり合って。お互い相手の気持ちを知れた。最後はお互い思いやれた」(40歳/その他)

②普段どおりに振る舞う

・「旦那が普段通りに会話してきてくれたおかげで、乗り越えた」(32歳/その他)

③相手への思いやりを忘れない

・「会話はぎこちなくても、相手の体を思い手料理を欠かさずに毎日作った」(36歳/その他)

参考:https://woman.mynavi.jp/lifesupport/marriage/blog/190426-308/

(3)香りで解消する方法も?

実は、香りに気遣う家庭ほど倦怠期の期間が2割程度短いという調査結果が出ています。(NFファーファ・ジャパン調べ)
つまりは香りを家庭生活の変化に取り入れていくと倦怠期の期間は短くなり、家族の笑顔が増えるというわけです。

柔軟剤や香水などに変化を取り入れていけば家庭内のマンネリムードがなくなり、会話が弾むかもしれません。
香水などが苦手なら入浴剤などでもいいでしょう。
アロマを取り入れるのも一つの手段です。
可能なら夫婦で一緒に香りを楽しみながらお風呂に入る機会を作れれば、倦怠期を打破することもできるでしょう。

また、緑の香りは男女間を興奮させるといわれています。
もしも家庭に香りを取り込んでいくなら緑の香りが良いかもしれません。

倦怠期でも夜の営みが順調なら上手に倦怠期を乗り越えることもできるはずです。

(4)結婚生活のステージごとに気を付けるべきこと

結婚生活のステージごとには気をつけるべきことがあります。
女性作家のスーザン・シャピロ・バラシュさんは、新著『結婚生活における9つの段階』の中で結婚生活を9つのステージに分けています。

それぞれのステージの特徴と対処法を見ていきましょう。

ステージ1:結婚直後の新婚時代

夢いっぱい、理想いっぱいな時期ですが、浮かれポンチになるのは厳禁! 相手との価値観や心のつながりを深める努力をすべし!

ステージ1:完ペキを目指す若奥サマ時代

結婚2、3年もすると、早くも結婚生活への理想が崩れ始めるころ。結婚は理想だけじゃやっていけないことを理解し、夫の行動で目をつぶれることとつぶれないことを整理すべし!

ステージ3:子ども中心の時代

子どもができると旦那に関心を失いがち。母親だけでなく妻としての役割もけっして忘れないようにすべし!

ステージ4:倦怠期時代

結婚9、10年も経つと、お金のこと、子育て方針などで夫への不満が募りがち。夫への期待値を下げてイライラを抑えるべし!

ステージ5:心離れの時代

結婚15年後ぐらい。子育てがひと段落して女性が仕事を再開すると、夫との心離れ……最悪、不倫なんてことにも。夫との距離が離れないよう一緒にいる時間を多く作るべし!

ステージ6:熟年離婚の危機時代

結婚20年後ぐらい。ステージ5をこじらせると熟年離婚にまで発展することも。早まって離婚を選ぶのではなく、その前にセラピストに相談や一時的な別居を試してみるべし!

ステージ7:再評価の時代

そんなこんなで結婚15~30年も経つと、不思議と「ま、こんなもんか」なんて思えてくるもの。離婚したからってバラ色の人生が待ってるかというと、そんなわけでもない。隣の芝生を羨ましがらず足るを知るべし!

ステージ8:対等な時代

結婚して30年、40年も経つと、もう夫とのパワーバランスなんて気にならなくなる時期。だって互いの強さも弱さもすべてわかりあっているから。ど~んと構えて夫にせいぜい優しくすべし!

ステージ9:深い愛情時代

金婚式、銀婚式のころにはお互いへの尊敬と許しが深まっているように。お互いのセーフティネットとして支え合える関係になるべし!

引用:https://youpouch.com/2012/10/10/85494/

それぞれのステージを見ていけばわかるようにどの項目でも女性の心がけと行動次第で倦怠期や夫婦の危機を回避することができています。

倦怠期とは、飽きたことが嫌な状態のはず。
嫌なら、倦怠期を回避するために、女性自ら常に美しく装い変化を取り入れながら、夫に優しく接していけばいいだけです。

5、倦怠期は新しい夫婦の形への通過点

倦怠期を乗り越えれば、深い愛情時代がやってきます。
上手に倦怠期を乗り越えながら夫婦愛を確かなものにしていきましょう。

そのためには夫にばかり期待してはダメ。
倦怠期がつまらない・嫌だと感じるなら、あなたの方から倦怠期を打破する努力をしてみてはいかがでしょうか。
ときめきやドキドキを感じたいなら、あなたが常に美しくあり続け、夫に刺激を与えるのです。

毎朝、美しく装い「行ってらっしゃい。頑張ってね」と笑顔で夫を見送れば、それだけで夫には刺激がありマンネリすることはありません。
笑顔で送り出された夫は仕事の効率が上がり、帰宅後も会話が弾むことでしょう。もちろん夜の生活も充実します。
お互いの浮気防止にもつながり、離婚話が出ることもありません。

倦怠期は新しい夫婦の形への通過点に過ぎないのです。
必要なら本音でぶつかり時には夫婦喧嘩をしてもいいでしょう。
ステージ9の夫婦の深い愛情ステージに向けて、あなたから舵取りしていってください。

まとめ

倦怠期とは、夫婦がお互いに慣れて飽きてしまった状態のこと。
慣れたということは、お互いのことは一通り理解できたということです。
そのため、倦怠期を上手に乗り越えればお互いに信頼し合えるカップルに成長できます。
倦怠期を乗り越えた夫婦こそ本物の夫婦となり、深い愛情で結ばれた夫婦になれる可能性が高まります。

どんなカップルでも倦怠期は訪れるもの。
つまらないからと、浮気や離婚を早まっては、長い目で見た幸せは訪れません。
常に日常生活に刺激を取り入れてお互いに飽きがこないカップルになっていきましょう。

それでも、もしも夫婦関係の修復が難しい場合には、弁護士に相談してください。
円満調停のお手伝いから、離婚に向けた相談まで引き受けてもらえます。

本記事を参考に、倦怠期を上手に乗り越えて素敵なカップルになれると幸いです。

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