喧嘩のあとに謝ってこない旦那。どうして謝れないのか全く理解できない!
今回は、旦那に謝らせるテクニックや謝らない旦那との関係改善策についてご紹介いたします。
目次
1、旦那が謝らない心理・理由とは?
旦那が謝らないのは男性の性だと捉えましょう。
世の中の旦那で素直に妻に謝れる男性は少ないものです。
ではその心理をご紹介します。
(1)プライドが邪魔をして謝れない
多くの女性は、先に謝った方が優位に立てるイメージを持っているかもしれません。
ですから女性は自分が悪くないと感じても「面倒だから謝ろう」と思え、抵抗なく謝罪することができます。
一方男性は元来プライドが高く、女性のように「面倒だから謝ろう」という考え方ができません。
謝ったら負けの印象が強いのです。
(2)自分は悪くないと信じている
男性は自分が悪くないと感じた場合に謝ることができません。
ここも女性とは違う感性です。
女性は悪い・悪くないにかかわらずに喧嘩をして相手を不快にさせたら謝るものと感じることでしょう。
女性における謝る意味とは「仲直りしよう」の意味ですが、男性にとっては謝罪は「悪いことを認める」行為なのです。
ですから謝らない男性は仲直りをしたくないのではなく、自分が悪いとは感じていない証拠になります。
(3)謝るタイミングを掴めない
男性の中には謝るタイミングが掴めないタイプも多いもの。
女性は感情的になりやすく、言葉を畳み掛けるように男性に浴びせてしまうことでしょう。
対して男性は比較的に冷静です。
女性の勢いに押されて謝るタイミングが掴めないだけで、本当は謝りたいと感じている男性も少なくはありません。
一度、自分が言葉を投げつけすぎていないか振り返ってみましょう。
(4)妻に甘えている
男性が謝らないのは妻への甘えの可能性もあります。
謝らなくても許してもらえる、と高をくくっているタイプです。
女性の立場からするとバカにされている気分になるでしょう。
ですが、男性はバカにしているのではなく女性に甘やかされようとしています。
これまで謝らなくても、許してもらえた経緯が多い男性ほど、甘えから謝らない傾向があるでしょう。
(5)ストレスから素直になれない
仕事などのストレスを抱えて謝らない男性もいます。
会社で上司に叱られて謝罪ばかりをしている男性や、顧客などに叱られ謝罪することの多い男性は、家庭くらいは自分に正直でありたい、謝罪だけは仕事で十分という気持ちが強いかもしれません。
家庭内では謝罪したくないのです。
家庭で謝ってもらう立場にいられることで、会社ではまた謝罪する立場を踏ん張ることができています。
2、逆ギレして謝らない旦那に謝らせる方法
逆ギレして謝らない男性は少なくありません。
逆ギレするということは、正直なところ自分が悪いと感じているから。
ですから、逆ギレしない旦那よりも実は謝罪に近い位置にいるとも言えるのです。
そんな旦那に謝罪させる方法を見ていきましょう。
(1)自分から謝罪し「あなたも謝って」と伝える
男性は雰囲気や空気を察することが苦手です。
察して欲しいではなく言いたいことは女性からハッキリ伝えましょう。
自分から謝罪したなら「あなたも謝ってください」とハッキリ伝えることが大切です。
男性はあなたが謝罪したのだから「悪いことを認めて謝っている」と勘違いしています。
あなたが旦那にも謝って欲しいと感じていることに気がついていない可能性が高いでしょう。
男女の違いだと認識し、ハッキリ伝えることが大切です。
あなたの心理が分かれば旦那も謝罪してくれるかもしれません。
(2)子どもの手前喧嘩をしたら謝ると教えたいと伝える
夫婦喧嘩は子どもの教育上よくありません。
早めに仲直りするためにもお互いに謝罪している姿を子どもに見せたいのだと伝えましょう。
子どもにも「喧嘩をして仲直りがしたいなら謝ろう」と指導しているはず。
大人が実践しなければ子どもも実践できません。
良いお手本になるように旦那にも謝って欲しいのだと心理を伝えてみましょう。
きっと子ども思いの旦那なら謝ってくれるでしょう。
(3)冗談ぽく「謝ってくれたら許すよ」と伝える
喧嘩の際に「謝ってくれたら許すよ」と可愛く伝える方法もアリです。
意地を張ってなかなか謝れない旦那には効果的。
そもそも悪いと感じていない旦那には効果がないかもしれませんが可愛らしく伝えることで旦那の心を動かせる可能性はあるでしょう。
夫婦間で喧嘩はつきものです。
しかし、どちらかが歩み寄らなければ喧嘩は収束しないでしょう。
あなたから歩み寄って「謝ってくれたら許してあげる」と伝えることで喧嘩の雰囲気が和むはず。
男性のタイプにもよりますが逆ギレするタイプの旦那には使えるでしょう。
(4)仲直りの後に「今後は喧嘩をしたらお互いに謝ろうね」と約束する
夫婦間の約束事に「喧嘩のあとはお互いに謝罪すること」というものを組み込んで見ましょう。
旦那が納得できないというのであれば、「悪いと感じるから謝罪するのではなく、仲直りしたいと感じたら言う言葉にしよう」と提案してみてください。
男性の中では謝罪は「悪いことを認める」行為かもしれません。
違う意味合いを夫婦間で決めることで比較的にスムーズに合意してくれるはずです。
(5)子どもから「パパも謝って」と言ってもらう
あまりに旦那が謝罪せずにあなたが許せないなら喧嘩は長引いてしまいます。
子どもにとっても苦痛を感じることでしょう。
本来は夫婦の喧嘩に子どもを巻き込むべきではありません。
ですが、あなたが納得できないなら子どものためにも「パパに謝って欲しいとお願いして」と子どもに頼んでみましょう。
子どもからのお願いなら旦那の態度も緩和するかもしれません。
3、謝らない旦那と夫婦円満に過ごすには?
そもそもあなたは謝らない旦那に腹を立てている状況でしょう。
ですが、考え方を変えるだけで、謝らない旦那を認めて夫婦円満に過ごせるようになるかもしれません。
(1)男性の習性だと諦めて妻から謝り円満を保つ
ここまでにご説明した通り、謝る心理には男女の間で大きな違いがあります。
女性は仲直りのために謝罪しますが、男性は悪いことを認める行為が謝罪です。
ですから、お互いに相容れないのが喧嘩の謝罪の行為。
男性の習性だと諦めてあなたから謝り、その場を収めるように努めれば夫婦円満を保てるかもしれません。
ただし、女性の負担が大きいため、どうしても謝罪しない旦那は許せないという心理ならあまり有効にはならないでしょう。
(2)素直になれない旦那を可愛いと感じる
そもそも謝らない旦那は可愛いと感じてみるといいでしょう。
ちっぽけなプライドのために悪いことを認められない男性は女性と違い肝が小さいとは感じませんか?謝らないのではなく謝ることができないのだと理解すれば、子どもっぽい旦那を可愛いと感じられ苛立ちは緩和されるでしょう。
旦那が謝らないならあなたから歩み寄り「しょうがないな」という心理で旦那に接してみましょう。それだけで喧嘩の数も減るはずです。
(3)あなたから謝り、主導権を握る
男性心理からは考えられないかもしれませんが、女性は謝ることで主導権を握れます。
あなたは謝罪したという事実から「私は謝ったよ。悪いと認めたよ。」という優位な立場に立っているわけです。
何かあっても「私は謝罪したし、謝っていないのはあなただよ」と言える立場は強いといえるでしょう。
次回喧嘩になって同じことを繰り返しても、あなたの方が優位に立てます。
「悪いと認められないから同じ過ちを繰り返す」ということを盾に旦那に悪かったと認めさせることができるはずです。
男性には考えつかない戦法になるでしょう。
自分が優位に立てると考えればあなたは謝罪し、謝らない旦那のことを広い心で許してあげようという心理になるはずです。そして心の余裕から夫婦円満に女性から導けるでしょう。
4、謝らない旦那をどうしても許せないワケとは
ここまでの記事で「しっくりこないな」と感じてはいませんか?
そうじゃないんだよな・・と感じているあなたは、謝らない旦那をどうしても受け入れられない状態にあるのだと思われます。
それは、旦那が謝らないことはあなたが下に見られているのでは?という思いがあるからではないでしょうか。
このような場合は、旦那が謝らないことが許せないのではなく、夫丸ごとが許せないと思ってしまっている状態です。
旦那が謝らないことはきっかけに過ぎません。
こうなってしまうと、旦那が謝る、謝らないはもはやあまり関係ありません。
一度自分を見つめ直して、本当に謝らない旦那が嫌なだけなのか、旦那自身を受け入れられないのかを考えてみましょう。
夫と主従関係になってしまい、納得できないあなたがいるのかもしれません。
本来、年齢には関係なく夫婦関係は対等であるべきです。
ですが旦那の謝れない姿勢から、二人の関係性にズレが生じている可能性があるでしょう。
5、旦那とのズレに気がつき離婚したいと思ったら
夫との関係性にズレを感じて離婚したいと思ったなら、まずは夫婦関係の修復を目指してみましょう。
それでもズレが直る見込みがないなら、離婚に向けて弁護士に相談するべきです。
(1)気持ちを伝える
あなたから夫婦関係を対等に保ちたいという心理を伝えてみましょう。
夫がもしもあなたに対して見下しているつもりはないというなら、喧嘩の際にはきちんと謝罪するべきだと説得を試みてみるべきです。
謝罪というのは、多くの女性にとっては相手に屈する行為ではありません。
相手の心に歩み寄り仲直りをしたいという合図だと旦那に説明してみるといいでしょう。
そして日頃から上から目線な口調や態度があるなら改めて欲しいと伝えることも忘れずに。
問題点は旦那が謝れないことだけではなくなっているのです。
対等の立場に思ってもらえないならば、妻としてこれ以上やっていくことが苦しい旨をしっかり伝えていきましょう。
(2)弁護士に相談
精一杯の気持ちを伝えても旦那の態度が改善されない場合には、弁護士に相談してみましょう。
離婚協議をしたところで旦那の上から目線では対等な話し合いは困難なはず。
離婚調停をすれば第三者が間に入りお互いの意見を聞いてもらうことができます。
謝らない旦那との離婚は、弁護士に相談をして進めていく方があなたに不利にはならないでしょう。
まとめ
謝らない旦那であっても、ほとんどのケースでお互いの心理を理解することでうまくいきます。
しかし、中には、本当にあなたを見下し、謝らないだけの男性がいるかもしれません。
このケースの場合には夫婦関係は悪化していくだけですので我慢しても無意味です。
できるだけ早く離婚に向けて弁護士に相談してみるといいでしょう。
ですが、完全にあなたを見下して謝らない旦那は意外と少ないかもしれません。
見下すような女性と結婚したい男性はそう多くはないと思うからです。
自分は経済的に家族を支える長だと考える男性でも、妻の支えに頭は上がらないと思っているのではないでしょうか。
長い年月を経て夫婦関係が少しずつズレてしまった可能性があります。
話し合いでズレを元の関係に修復できれば、夫婦円満に戻れます。まずは謝らない旦那の気持ちを知ること。
そしてその考えでは合わないことを伝えること。
お互いが歩み寄ることにより、これからも仲の良い夫婦でいられることを願います。