夫の言動により、自信を喪失し、不安を感じていませんか?
夫の発言や態度があなたを傷つけ、「モラハラの可能性があるのかもしれない」と悩むことがあります。中には、自身がモラハラの被害者であることに気付いていない方もいらっしゃるでしょう。
しかし、悩み続けるだけでは状況は改善しません。夫の言動がモラハラかどうかを判断するために、一歩踏み出してみませんか?
最優先は、自分の幸福を守るために行動することです。
この記事では、夫の言動に悩む女性が、自己チェックできるモラハラのチェックリストを提供しています。
モラハラに関する基本情報については、以下の関連記事もご参照ください。
1、これって夫のモラハラ?20のチェックリスト
夫に以下のような言動があればモラハラに該当する可能性があります。夫の言動に以下のようなもの、あるいは似たものがないかチェックしてみてください。
- 親族や友人、ご近所の前で妻を責めたり貶めたりする
- 親族や友人、ご近所の前で妻を笑いものにする
- 日常的に妻に暴言を吐いたり妻の人格否定をしたりする
- 謝っても許さない、あるいは無視する
- 妻のことでうそをつくなど悪印象を広めようとする
- 妻が自分の意見に従わないと不機嫌になる
- 妻が仕事や趣味で成功しても嫌味を言ったりわざと下げる発言をしたりする
- 妻に自分のルールを押しつける
- 「俺のおかげで食べていける」など金銭的なことをちらつかせ精神的に追いつめる
- 生活費を渡してくれない
- 妻を束縛し連絡などを強要する
- 金銭的にも束縛する
- 妻の親族や友人を下げる発言をする
- 妻の価値観や考え方、意見は基本的に否定する
- 自分のことは正当化する
- 自分が悪くても妻には謝罪しない
- 機嫌が悪いときは物やドアなどにあたる
- 妻の体調が悪いときに体調管理の不備を責めたり家事などを要求したりする
- 他人には優しく外面が良い
- 自分本位に性行為を強要する
夫の言動をひとつずつ振り返り、チェックしてみてはいかがでしょう。しかし上記はあくまで一例なので「これはモラハラなのだろうか?」と判断に迷う言動をされた場合は弁護士などモラハラに知見のある第三者に話を聞いてもらっても良いかもしれません。
2、自分はモラハラ被害者?15のチェックリスト
夫の言動の他にも「自分は被害者になっているのか」という視点も重要です。漠然と「自分は夫の言動に悩ませられている」と感じている女性は、自分がモラハラ被害者になっていないかチェックリストの項目から考えてみてください。
- 夫の言動が怖い、あるいは夫自体が怖い
- 夫の怒るタイミングが分からずハラハラしている
- 夫の会話や時間の共有が苦痛
- 夫の態度や言葉に傷つくことが多い
- いつも夫の顔色をうかがってしまう
- 夫が納得するような、あるいは怒らないような選択をしてしまう
- 夫の言葉や意見に反対できない
- 夫から理由なく無視されたり当たられたりする
- 夫からの意見強要や性行為強要に逆らうことができない
- 生活費や家庭のことを夫に相談できず自分の実家を頼ってしまう
- 夫に何か言われるのが怖くて実家への帰省や友人と会うことができない
- 夫の言動は自分が悪いからだと自身を責める
- 自分さえ我慢すればいいと思っている
- 髪型や化粧は自分の好みではなく夫が気に入るものを選ぶ
- 夫が帰宅する頃になると落ち込んだり、体調が不安定になったりする
夫や自分のことで上記の項目に当てはまる場合や、項目に近いことがあれば、モラハラ被害者になっている可能性があります。
3、モラハラ夫との離婚や慰謝料請求の可否
夫のモラハラによって精神的に傷つけられた場合は慰謝料請求できる可能性があります。実際に慰謝料請求が認められるか、金額はどのくらいになるかはケースバイケースです。
夫のモラハラで慰謝料請求する場合、問題になるのが「証拠」です。
モラハラは精神的な虐めですから、暴力のように傷跡が目に見えるわけではありません。そのため、モラハラで慰謝料請求する際は証拠をどのように残すか、集めるかが重要になります。
夫が自分のモラハラを認めて自分から慰謝料の支払いに応じれば問題ありません。しかし、モラハラ夫に慰謝料請求してもモラハラの事実を認めない可能性が高いのではないでしょうか。裁判所を使って慰謝料請求する場合も証拠がなければ認めてもらうことが難しくなります。
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