節約不倫で、俳優の原田龍二さんがSNSで知り合ったファンの女性と車中で不倫関係になったことが話題となりました。
彼は複数の不倫相手がいましたが、食事やプレゼントはせず、車中での情事の後は即帰宅させるなど、お金をかけない不倫としても話題になりました。
このような「節約不倫」と呼ばれるスタイルは意外にも多くの不倫カップルに見られます。自分も節約不倫されているのではないかと疑問を抱く女性もいるでしょう。
そこで今回は、節約不倫を疑う女性に向けて、節約不倫の特徴や節約不倫をやめた方が良い理由、そして節約不倫がどれほど損になるのかについてご紹介します。
もし自分が節約不倫をされているかも…。と感じる方は、この機会に、損な節約不倫からは足を洗いましょう。
なお、あなたが不倫を終わらせたいとお考えなら以下の記事もご参照ください。
さらにもし万が一、不倫を理由に慰謝料請求されてしまった場合は以下の記事もご参照ください。
加えて、既婚者との交際のリスクについてはYouTubeで解説しているのでもし何か心当たりがある方はこちらもご参照ください。
目次
1、節約不倫って何? 6つの特徴から彼の本心を知る方法
節約不倫とは、不倫関係において男性がお金をかけずに女性と付き合う不倫の形態を指しています。
(1)お金をかけないデートをしている
節約不倫ではとにかくお金をかけることのないデートがなされます。
男性がお金を負担した上で2人で旅行に行く、高級な料理を食べる、などのデートはほとんどありません。
お金を一切かけないデートをさせられる場合で男性が既婚者ならば、節約不倫を疑っても良いでしょう。
(2)逢瀬は女性の家や車、漫画喫茶などが多い
節約不倫ではお金をかけないデートをしますから、ホテル代も節約するために逢瀬は女性の自宅、車の中、漫画喫茶などのほとんどお金のかからない場所で行われます。
もしもホテルに出向くとしても、リーズナブルな時間帯やビジネスホテルなど、時間や場所が限定的なことがが多いでしょう。
(3)外食はしない
デートの合間につまめるコンビニ弁当や女性の手作り料理などを共に食べたり、フードコートやファストフード、ファミレス、リーズナブルな居酒屋などで気楽な食事をすることなどはあるかもしれませんが、節約不倫では食事をメインとしたデートをすることがないでしょう。
外食を希望したら、「そういう雰囲気は好きではない」などと家庭的、個性的アピールをしてごまかすかもしれません。
この行動は不倫相手とはあくまでも遊びであり、嫌われても構わないという心の表れとも言えます。
(4)体の付き合いが多い
節約不倫の男性の目的は、あくまでも女性の体です。
節約不倫を行う男性の中には、複数人の女性と同時に不倫を行う人も。
このような人はもしも節約しすぎて女性に逃げられたとしても、他の女性がいるため後を追うこともありません。
節約不倫ではお金の他に労力も極力節約する特徴があります。
この特徴からもわかるように、節約不倫を行う男性には「本気」は不倫相手にはないと思った方が賢明でしょう。
(5)プレゼントをもらったことがない
もちろん節約不倫ではプレゼントは期待できません。
誕生日やクリスマスなどにプレゼントを期待してもがっかりする結果になるでしょう。
高価なプレゼントに飽きた女性たちの中には、お土産のキーホルダーやおもちゃの指輪など、逆に心がこもっていると思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、よく見極めてください。
そもそも節約不倫をする男性は、相手の女性のプライベートな情報には興味がありません。
誕生日を伝えても覚えてもらえてない、ということはないでしょうか。
(6)デート代を割り勘にされる
デート代が割り勘もしくは女性が出すのが節約不倫の特徴です。
女性の方が現に収入が高い、というケースもあり、ご馳走してもらいたい気持ちがなければないほど割り勘もおごりも全く気にならないことでしょう。
そして、上記に挙げてきた、旅行に行かないこともホテルを利用しないことも、高価な外食をしないこともプレゼントがないことも全く気にしないかもしれません。
自らの収入が高い女性は特に、そんなことは求めていないことが多いでしょう。
では、強いていうなら、あなたは彼に何を求めていますか?
2、男性はどうして節約不倫をするの?
男性が節約不倫をしたがるのは、多くの場合、妻に不倫関係がばれたくはないからです。
そしてこの手の男性は妻の尻に敷かれており、実際に自由になるお金を持っていません。
不倫相手のためにお金を出すこと自体が勿体ないと感じています。
3、節約不倫をやめた方が良い5つの理由
本項では節約不倫をやめた方が良い理由を見ていきましょう。
(1)男性は本気で付き合ってはいないから
お金をかけることが全てではありませんが、お金をかけないように工夫をするようなところが見えれば、体だけの付き合いを求めていると思われても仕方ありません。
節約不倫をしている段階では、男性はあなたに本気でない可能性が高いでしょう。
なぜなら節約不倫をする理由は「お金を自由に使えないから」、つまり家族からの縛りが強いことを意味しています。妻が恐妻家の可能性もあるでしょう。
ですから、節約不倫をしていて、男性側がそこに特段の罪の意識もないようであれば、妻と別れてあなたと本気で付き合うことは無いと考えていいといえます。
(2)お金をかけられていないにもかかわらずに高額な慰謝料を請求される恐れがあるから
節約不倫と通常の不倫は法的には違いがありません。
お金をかけられていないのだから悪いことはしていないという考えは通用しません。
もしも節約不倫が発覚した場合には、男性の妻から高額な慰謝料を請求される恐れがあります。
節約不倫の関係では、男性側からの本気の愛情は期待できません。
そんななか、慰謝料を支払わなければいけないというリスクを負うのは割に合わないでしょう。
(3)妻と別れられないから
節約不倫をする男性は、基本的に「ケチ」です。
そればかりか、ずるい性質をもっているともいえます。
妻にお小遣いをもらうこともできない小心者である可能性もあります。
そのような男性が、妻に好きな女性ができたと打ち明け、あなたとの関係をリードしていく可能性は低いでしょう。
いくら甘い言葉で「愛している。妻と別れて結婚しよう」などと言われていたとしても、「理想」にすぎない可能性が高いかもしれません。
普通の恋愛以上に、あなたのもとに来るには、見上げきれない高さのハードルがあることは認識しておきましょう。
(4)彼と結婚できるか、先が見えなさすぎるから
男性は自由になるお金がないだけで、十分な愛はあると感じる方も多いかもしれません。
ただし、彼の愛を本物にしていくには、通常の恋愛よりはかなり難関です。
これまで説明してきたとおり、妻が男性の家庭で強めの権限をもっている可能性が高く、男性はそんな妻を愛しているかどうかというより「別れよう」と言える度量があるかどうかも問題なのです。
一般論ですが、節約不倫をせざるを得ない男性にとって、妻の存在感は大きいでしょう。
男性は妻のことを悪く言いながらも、少なくとも母である姿や、自分の親との付き合いをこなす妻に対し、なんらかの肯定的な気持ちをもっている可能性があります。
独身男性であれば、特定のライバルはそうはいないものですが、不倫となれば、妻という強力な特定のライバルがいるわけです。全面的に自分に寄ってくれる日は、来ないかもしれません。
(5)自分の価値を落としてしまうから
何よりも、節約不倫をすることで自分の価値を下げてしまいます。
不倫は既婚者側が一番悪いポジションとお思いかもしれませんが、既婚者であることを知りながら不倫をしているあなたも、妻の側からみれば同罪です。
不倫がなぜいけないのか、それは他人(結婚相手)を傷つける行為だからです。
節約不倫を許すあなたは、心が広く、本気で男性を愛していることも考えられます。
しかし、そんな真実とは裏腹に、「不倫をした女性」として、今後、心から愛し、結婚したいと思う男性が現れたとき、あなたの評価が落ちてしまう可能性はゼロではありません。
4、節約不倫に関する世間の目
節約不倫をしていることで通常の不倫よりも世間の目は女性への批判が起きやすいものです。
ネット上に上がっている節約不倫への実際の声をみてみましょう。
(1)モテないの?とネタに
「お金を自由に使えないような惨めな男性と不倫をすることに爆笑してしまいます。どれだけモテない女性なのでしょうか。不倫をするなら豪遊できなくては意味がないと思います。」
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12198176377
(2)カモにされているだけ
「節約不倫に我慢ができないため、別れたい女性なんて良いカモにされているだけ。別れようが何をしようが男性にダメージを与えることはできません。損して終わります。」
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12168066067
(3)安いホテルを探すだけでも面倒くさい
「私も昔節約不倫をしていました。男性が見栄を張ってご馳走しようとするのも苦痛ですし、安いホテルを探す行為も面倒になって別れました。独身男性の方がよほどいいと思います。多少の好意はあってもそこに愛はないと思います。」
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12198176377
5、節約不倫で慰謝料はいくら請求されるのか?
節約不倫といえども不倫をした当事者は、被害者である妻から慰謝料を請求される可能性があります。
不倫の慰謝料に基準額はなく、ケースバイケースで慰謝料は算出されていきます。
ですが、おおよその相場があるのも事実。
もしも不倫の結果離婚に至ったなら、慰謝料の相場は100万円〜300万円程度です。
離婚に至らなくても100万円程度の慰謝料支払い義務を負う可能性があります。
節約不倫で毎月5,000円のお金を男性にかけてもらっていたのであれば、年額でいうと6万円のお金をかけてもらったことになります。
単純な損得の問題ではないかもしれませんが、たった6万円の付き合いのために相当な金額の慰謝料を支払う可能性があり、やはり割に合わないのではないでしょうか。
6、節約不倫で慰謝料を請求されたら弁護士に相談
節約不倫の末に慰謝料を請求されたならすぐに弁護士に相談するといいでしょう。
慰謝料の金額は高額すぎないか、不倫に至った経緯で妻に責任はあったのかなどさまざまな側面から力になってくれます。
また、慰謝料の支払いが現実的に困難な場合には、減額の交渉や分割払いの交渉なども弁護士が引き受けてくれるでしょう。
まとめ
節約不倫はあなたにとって利益になるとはいえないでしょう。
男性とは早めに手を切り、新しい相手を探す方が得策です。
しかし、節約不倫といえども、男性は心にない甘い言葉で女性を誘惑するかもしれません。
そんな男性でも好きになったなら誘惑に負けてしまう女性がいることも事実。
一緒にいて居心地がいい、自分を理解してくれて、自分にないものを持っている。
そんな風に感じ、離れたくない気持ちになっているかもしれませんね。
でももし節約不倫で本気で愛し合っているとしても、その先平和に彼と人生をともにするのは至難の技です。
それでも今の道を歩んでいくのか。
男性の本当の気持ちを確かめ、もう一度あなたの人生を考えてみることをおすすめします。
もし万が一不倫が原因でトラブルに発展したら、早めに弁護士に相談をして、大きくならないうちにトラブルを解決しましょう。