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学歴格差は離婚率を高めるのか?原因と離婚回避法を弁護士が解説

離婚 学歴

学歴格差が離婚率に影響を与えるのでしょうか。

実際、夫の学歴が妻よりも低い場合、夫婦関係が悪化するケースが増加しています。もちろん、逆の場合も存在しますが、夫の低学歴による夫婦関係の悪化が現代社会で増加しているのは事実です。

この記事では、ベリーベスト法律事務所の弁護士が監修し、以下のポイントを掘り下げて紹介します。

・学歴格差が離婚率に与える影響とその原因
・学歴格差による夫婦関係の悪化を回避する方法

弁護士相談に不安がある方!こちらをご覧ください。

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1、学歴も離婚などの夫婦関係に影響する

お互いの結婚の決め手が相手の学歴になかったケースでは、女性の方が高学歴になるケースがあります。
女性の社会進出が進むにつれ、女性の大学卒の割合も増えています。
そのため、男性が高学歴で女性の低学歴が一般的だった日本の夫婦像が、逆転するケースも増えてきているのです。

このようなケースでは、学歴格差があることで、お付き合い段階では気がつかなかった決定的な夫婦のずれが、結婚後に生まれることがあるようです。
実際にアメリカ、ウィスコンシン大学のクリスティン・シュウォルツ氏の研究の結果では、学歴が同等のカップルの方が、学歴格差カップルよりも離婚率が1/3も少ないことがわかっています。

2、学歴差カップルのお互い不満とは?

では、具体的に学歴差カップルではお互いにどのような不満があるのでしょうか?  

(1)高学歴妻への夫のきもち

高学歴の妻を持つことで、男性はプライドや面子を保つことが難しくなってしまいます。
高学歴の妻ほどキャリアウーマンになる率は高く、仕事と家事の両立を家庭に望む男性にとっては、満足できない傾向があるのでしょう。

  • 高学歴妻が家事よりも仕事を優先にする
  • 高学歴妻はプライドが高い
  • 高学歴妻にいつも叱られてしまう
  • 学歴の高い妻とは話が合わない  

(2)高学歴夫への妻のきもち

学歴の高い夫は妻を見下す傾向が強いといえます。
ことある毎に高圧的な態度を取られることで、妻は夫に嫌気がさしてしまうのでしょう。

また、子どもをのびのび育てたい妻に対して、学歴の高い男性は子どもに自分以上の学力を期待してしまう傾向もあります。
そのため、育児方針が合わなくなると女性は高学歴な夫に嫌悪感を抱きやすいのかもしれません。

  • 常に上から目線で高学歴夫に威張られる
  • 高学歴の夫の難しい話が楽しくは感じられない
  • 学歴の高い夫ほど、子どもの勉学における教育が熱心すぎる

3、学歴が近い方が夫婦円満になりやすい理由

夫婦間の学歴が近い方が夫婦円満になる理由を見ていきましょう。  

(1)価値観が同じ

同じような学歴のカップルなら話が合いやすく、価値観が同じ傾向があるでしょう。
低学歴カップルなら、「勉強できなくても、思いやりがあれば幸せだね」と言い合えます。
そして高学歴カップルなら「お互いに話が通じやすくて幸せだね」と笑い合えるということです。

(2)どちらかが卑屈になることがない

学歴格差がある場合には、どちらか一方が卑屈になるケースがあります。

夫が低学歴なら、「どうせ俺なんて」と卑屈になりがち。
女性でも「どうせ私は」と開き直るケースが少なくはありません。

卑屈になることで、お互いの信頼関係は崩れやすいといえます。
そして卑屈になっている配偶者を見るのは楽しいものではありません。
そのため、夫婦関係が悪化しやすいのでしょう。  

(3)収入格差が少ない

学歴格差があることで収入格差が生じやすい結果に。
夫の方が高学歴なら妻の方が低収入になる確率は高く、仕事をしたくても認められない可能性があるでしょう。
例え認められても、家事を少しおろそかにすることで責められてしまう可能性があります。

反対に妻が高学歴なら、収入面で夫が負い目を感じるシーンがあります。
出産などで妻が仕事を辞めることも難しいかもしれません。
収入格差は夫婦にとっては、離婚に至るほどの大きな溝になりがちです。  

(4)配偶者の仕事熱心にも理解を示せる

夫婦どちらも高学歴で仕事熱心だったとしてもお互いに支え合うことができます。
仕事が忙しいのは当たり前だと捉え、手の空いた方が家事をするなどの対策も講じられるでしょう。

夫婦どちらも低学歴だったとしても同様です。
お互いに支え合って、卑屈になることなく家庭を守っていけるのです。  

(5)子どもの教育方針に差が生まれにくい

例えば、夫婦が低学歴なら「勉強なんて出来なくても、元気で優しい子に育ってほしいね」とお互いの価値観が合うかもしれません。
そして、夫婦が高学歴なら子どもにはそれ以上を望もう!と同じ価値観であることが多いでしょう。

学歴レベルが同様ならこのように子どもの教育方針はずれる心配が少ないと言えます。
しかし、学歴格差があることで、子どもの教育方針が合わないシーンがどこかで生まれがち。
子どもに対する思い入れが違うのは夫婦にとっては致命傷になるでしょう。

4、学歴が近い(高学歴同士)でも離婚率の高いスターター・マリッジ

学歴が近ければ大丈夫かといえばそうでもありません。   

「スターター・マリッジ」という言葉をご存知でしょうか。   
スターター・マリッジとは、子どもを持たないまま20代で離婚する高学歴カップルのことで、アメリカでこう呼ばれています。   

離婚の理由としては、主に「家庭に対する憧れや理想と現実とのギャップ」が挙げられています。
高学歴な人たちを、つまりは定理や常識に縛られがちな人間と解釈するなら、そういう人たちは、「家庭とはこういうもの」と家庭における相手や自分に対する理想が強く根付いてしまっているのかもしれません。
しかし女性側も高学歴。社会進出への希望も大きいでしょう。
妻の家事の時間が取れないなどの現実となるわけです。   

このような理由から、高学歴同士もあやうい関係なのでしょう。

5、学歴格差による離婚を回避するには?

学歴格差があるとどうしても夫婦関係はうまくいかないかないのでしょうか。
そんなことはありません。たくさんのカップルが学歴格差があったとしても、円満夫婦として生活しています。

秘訣を見て離婚を回避していきましょう。  

(1)低学歴の方の配偶者を立てること

学歴格差で離婚を考えるほど関係が悪化している場合には、低学歴の方の配偶者の意見を立てるとうまくいきます。

低学歴の方は卑屈になっているかもしれません。
そして高学歴の方が高圧的になっていたり、自我を通してはいませんか?
「だからお前はダメなんだ」「だからあなたは馬鹿なのよ」などとは言わずに、「そうだね」と低学歴の配偶者の意見を尊重しましょう。
それだけで劇的に関係が修復できるかもしれません。
新婚当初から相手を尊重することで、5年以内の離婚を回避できることでしょう。  

(2)夫婦関係に不要なプライドを捨てる

夫婦間には学歴は関係ありません。
学歴差があっても円満な夫婦は、これを自然とこなしているケースが多いでしょう。
お互いに尊重し、学歴はお互いに忘れることが大切です。

そして夫婦間では学歴に関するプライドは不要なもの。
お互いに尊敬できる部分を見つけることで、お互いを労る心が生まれるでしょう。
学歴に関するプライドは一度捨ててみてください。  

(3)学歴を考えずに男女で考える

学歴重視の夫婦関係よりも男女重視で考えてみてはいかがでしょうか。

例えば、妻が高学歴なら、妻の収入で家計が成り立っている可能性はあるでしょう。
それでも、女性は家事と育児に専念し、家計の大黒柱を夫にしてみるのです。
そうすることで、夫は家族を養うというプライドを持てますし、これまで以上に自信を持って仕事に臨めます。

学歴の高い妻なら家事や育児も完璧に近くこなせる能力があるかもしれません。
その能力を女性の仕事に発揮してみるのです。
家族としての役割を男女で分けてみるとうまくいく可能性があるでしょう。  

(4)知人や友人に相談する

もしも学歴格差で悩むシーンが絶えないなら、知人や友人に相談してみるだけでも、心が楽になるでしょう。

世の中全ての夫婦が学歴が同等というわけではありません。
学歴格差がありながらも夫婦円満を保っている友人などに秘訣を聞いてみるのです。
良いアドバイスをもらえる可能性があるでしょう。  

(5)カウンセリングを受ける

夫婦でカウンセリングを受けることも一つの手段。
お互いに吐き出せない不満が募っている可能性があります。
カウンセリングを受けることで、正直に話ができるかもしれません。
お互いに誤解があるケースもあるでしょう。
「もうダメかも」と感じる前に適切なカウンセラーに相談することをおすすめします。

6、万が一、離婚の危機に陥ったら弁護士に相談してみよう

万が一学歴格差で離婚の危機に陥ったなら、最終手段として弁護士に相談してみるといいでしょう。
弁護士は離婚の相談だけを受けるものではありません。
円満調停や夫婦関係の再構築に向けたサポートも大いに期待できます。
離婚問題に詳しいからこそ、円満になる秘訣にも詳しいのです。
一人で悩まずに弁護士に相談することを視野に入れてみてください。

まとめ

学歴格差で夫婦円満が保てないカップルはたくさんいます。
ほとんどのケースでは低学歴の方の配偶者の心の問題と高学歴の配偶者の態度の問題です。
あなたの配偶者は、自分にないものを持っているのではないでしょうか。
きっと、そこに魅かれたのでしょう。

価値観が同じことは安心ではありますが、違う二人が一緒になったパワーは大変強いものとなります。
お互いに歩み寄り、最強の夫婦になってください。

しかし、問題が深刻化することで離婚の危機に陥る危険性があります。
もしも離婚の危機になったなら、信頼できる弁護士に相談をして早期解決を目指しましょう。

※この記事は公開日時点の法律を元に執筆しています。

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