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夫がセックスを拒否してセックスレスに?離婚を検討する7つのポイント

夫が拒否してセックスレスに…離婚を検討したら知りたい7つのこと

セックスレスが離婚の理由となるかどうかについて、ベリーベスト法律事務所の弁護士が、特に夫の拒否が原因で起きたケースの対処法を含めて解説します。

セックスレス問題に直面する夫婦が増えていますが、セックスレスが離婚の慰謝料請求にどう影響するのでしょうか?

セックスレス 離婚については以下の関連記事をご覧ください。

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1、セックスレスの定義

長い期間夫婦で性交渉を持つことがないと、「セックスレスかもしれない」と考える方も多いでしょう。

しかし、実際にセックスレスとはどのくらい性交渉をしていないことを指すのでしょうか。セックスレスの定義や、性交渉を拒否する男女の割合について見ていきましょう。

(1)セックスレスの定義

セックスレスとは、特別な事情がないにもかかわらず、性交渉がないカップルや夫婦のことを指します。

一般的に、セックスレスは1ヵ月以上性交渉がない状態を指すことが多いようです。

ただし、1カ月以上という期間はあくまでも目安です。病気や子育ての大変な時期などであれば、1カ月以上性交渉を持たないこともあり得ます。

パートナーのどちらかが性交渉をしたいと望んでいるにもかかわらず、長期に渡って性交渉に至らない場合には、セックスレスと言えるでしょう。

(2)女性と男性、どちらが拒否することが多いのか?

セックスレスというと、妻が拒否することで、セックスレスに陥るケースが多いのではないかと考える方も多いでしょう。

しかし、実際には、夫の拒否が原因でセックスレスに陥る夫婦も多数存在します。

男性の方が女性よりも性欲が強いように考えられがちですが、女性にも性欲はあります。女性は年齢を重ねても性欲の強さは変わらず、閉経と共に減退していく傾向です。

一方で、男性は、年を重ねるほど性欲は減退していくと言われています。年齢を重ねるほど、夫の拒否によって、セックスレスになる夫婦が増えやすくなると考えられます。

2、夫が拒否してセックスレスになってしまう理由

妻ではなく夫が拒否してセックスレスになってしまう場合、どのような理由で夫が性交渉を拒否しているのでしょうか。

性交渉を拒否する原因として、次のような男性心理が挙げられます。

(1)妻に女性としての魅力を感じない

恋人関係の間は、女性としての魅力を感じていても、結婚して毎日一緒に生活をしていると、妻に対して女性としての魅力を感じなくなる男性は少なくありません。

体型の変化や美意識の低下などによって、出会った頃と変化してしまう妻に対して、男性は魅力を感じず、性欲が湧かなくなってしまうようです。

また、子供が生まれると、妻から母親に変わり、妻を女性ではなく母親として見るようになってしまいます。妻が、性の対象ではなくなってしまうと感じる男性も多いようです。

(2)仕事の疲れやストレス

仕事の疲れやストレスが蓄積されると、性欲よりも「休みたい」「寝たい」という欲求が勝ってしまいます。

年齢を重ねるほど体力は落ちていくものの、責任のある仕事が増えていきます。

家では、子供の教育やお金の悩みも増え、ストレスが多くなるでしょう。

こうした背景から、疲れやストレスのせいで性欲が湧かず、妻との性交渉を拒否するようになる夫もいるようです。

(3)性交渉へのプレッシャー

男性は性交渉に対するプレッシャーを感じるケースがあり、プレッシャーがあると勃起することが難しくなります。

例えば、妊活のために妻から「この日には性交渉をする」など決められていたりするとプレッシャーに感じてしまうようなこともあるでしょう。

また、年齢に伴いED気味になってくると、性交渉に自信がなくなってしまうパターンもあります。

こうしたプレッシャーを抱えていると、セックスレスになりやすいと言えます。

(4)夫婦の性交渉のマンネリ化

夫婦の性生活がマンネリ化してしまうことで、セックスレスになってしまうケースもあります。

毎回同じ性交渉を繰り返すことになるため、刺激が無くなることで快感も減少してしまうのです。

妻が満足していたとしても、夫は満足できていない可能性もあり、性交渉のマンネリ化が原因で拒否している可能性も考えられます。

3、夫が拒否してセックスレスになった場合に起こるトラブルとは?

性交渉は、夫婦にとって大切なコミュニケーションの1種です。

もし、夫が拒否してセックスレスになった場合、そこからさまざまなトラブルが起こり得ると考えられます。

(1)ケンカが起こりやすくなる

妻が勇気を出して誘っているものの、夫が拒否し続けている状態が続けば、相手への苛立ちや虚しさを感じるようになってしまいます。

夫側も答えられない申し訳なさやプレッシャーを抱えることで、両者がストレスを抱えた状態になるでしょう。

すると、日常の些細なことでも喧嘩が起こりやすくなり、気持ちのすれ違いが生じやすくなると考えられます。

(2)コミュニケーション不足になる

性交渉も、夫婦のコミュニケーション方法になるため、セックスレスになることで夫婦のコミュニケーション不足が生じることが考えられます。

セックスレスになることで2人の就寝時間が変わっていくことや、寝室が別になるようなこともあるでしょう。

そうすれば、夫婦の時間を持つタイミングが減ってしまうため、コミュニケーションが不足するようになってしまいます。

(3)どちらかが浮気や不倫をする

セックスレスが起こることにより、以下のように、どちらかが浮気や不倫をする可能性が高まります。

  • 夫に拒否される寂しさを埋めるために妻側が浮気するようなケース
  • 妻への魅力は感じないものの性欲は発散させたいと考える夫側が浮気するようなケース

浮気や不倫が発覚した場合、慰謝料請求や離婚問題に発展する可能性があります。

(4)離婚

セックスレスが原因で、離婚をする夫婦は少なくありません。

セックスレスは、大した問題ではないと考える方もいるかもしれませんが、夫婦生活を円満にするためには大切なものです。

セックスレスになると、一方が我慢を強いられることになるため、そこから夫婦間の溝が生まれるようになることで、離婚問題に発展する可能性があります。

4、セックスレスが理由で離婚しないための対処法

セックスレスが理由で離婚しないようにするためには、セックスレスを解消する必要があります。

離婚を考える前に、まずはセックスレスの解消法を試してみましょう。

(1)自分磨きを行う

夫は、妻の家にいる姿ばかりを見ているため、女性としての魅力を感じられなくなっている可能性があります。

夫から女性として見られるようにするために、まずは自分磨きを始めてみましょう。家の中でだらしない姿ばかりを見せるのではなく、少しメイクをしてみることや髪型を変えてみるなど工夫をしてみてください。

(2)日常のコミュニケーションやスキンシップを増やす

会話や日常のスキンシップなども、夫婦にとっては大切なコミュニケーションです。

日常のコミュニケーションが不足していれば、性交渉もぎこちなくなってしまいます。

日常のコミュニケーションやスキンシップを増やすことで、自然と性交渉に繋げられるようにしてみましょう。

(3)夫婦の時間を作る

互いに仕事や子育てで忙しくしていると、夫婦の時間を持つことが減ってしまいます。

夫婦の時間が減るということは、性交渉するタイミングも減ってしまうということになります。

夜の就寝時間は合わせるようにすることや、休日は一緒に過ごす時間を作るなど、夫婦の時間を作る努力をしてみてください。

(4)別居する

セックスレスが改善されない場合には、別居という物理的に相手と距離を置く方法を試してみることも手段の1つだと言えます。

実際に離れてみて、初めて相手の大切さに気付くことも多いため、別居してからセックスレスが改善されるようなケースもあります。

5、夫が拒否してセックスレスになった場合、離婚できるのか?

夫が拒否してセックスレスになってしまい、セックスレスが改善されないままであれば離婚したいと考えるようになるでしょう。

夫側が性交渉を拒否していることを理由に離婚をすることは可能なのでしょうか?

(1)当事者同士で離婚について話し合う

離婚をする場合、多くは当事者同士で話し合う「協議離婚」から始まることが多いです。

協議離婚で双方が離婚に合意すれば、離婚理由に関係なく離婚することができます。

つまり、夫が拒否してセックスレスになっていることが理由に離婚したい旨を相手に伝え、相手が離婚に合意すれば離婚が成立することになります。

(2)裁判でも離婚が認められる可能性はある

協議離婚や調停離婚で、相手が離婚に合意しない場合には、裁判で離婚を争うことになります。

裁判で離婚が認められるには、法定離婚事由が必要です。

法定離婚事由は、法律で定められた離婚の理由のことを指し、セックスレスの場合は「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当する可能性があります。

ただし、婚姻を継続することが難しいほどの状態であったのかはケースバイケースで判断されることになります。

セックスレスによって夫婦仲が悪くなり、結果的に夫婦関係が破綻した場合であれば、離婚を認められる可能性があると言えるでしょう。

6、セックスレスが原因で離婚する場合に請求できるもの

セックスレスが原因で離婚をする場合、配偶者に対して請求できるものがあります。

離婚後の新生活のためにも、どのようなものが請求できるのか把握しておくことは大切です。

(1)離婚の慰謝料

夫婦のどちらかに離婚の有責性があれば、有責配偶者に対して慰謝料の請求が可能です。

夫が特別な事情がないにもかかわらず、一方的に性交渉を拒否していたような場合であれば慰謝料を請求できる可能性があります。

夫が拒否することが原因で離婚に至った場合の慰謝料の相場額は、数十万円~100万円程度だと言われています。

(2)不倫していた場合には不倫慰謝料が請求できる

セックスレスの原因に夫の浮気が隠れていた場合、不倫慰謝料を請求することができます

不倫は共同不法行為に該当し、不倫をした配偶者と不倫相手に共同して損害を賠償する責任が生じます。

そのため、配偶者だけではなく不倫相手にも慰謝料を請求することができるのです。

不倫慰謝料の相場額は数十万円~300万円程度です。

婚姻期間や不倫の悪質性などが考慮され、慰謝料の金額の増減が決まります。

(3)財産分与や養育費

離婚をする際には、婚姻期間中に夫婦で築いた財産を分与することになります(財産分与。民法第768条)。

夫婦に子供がいて、子供の親権を妻側が持つ場合には、夫に養育費を請求することができます。

養育費の支払いは親としての義務であり、一般的には子供が成人するまで(20歳になるまで)支払われることが多いです。

7、セックスレスが原因で離婚したい場合にすべきこと

夫が拒否して、セックスレスになっていることが原因で離婚したい場合、離婚を切り出す前にいくつか準備しておきたいことがあります。

少しでも有利な条件で離婚するためにも、次の準備を行うようにしましょう。

(1)セックスレスの証拠を集める

夫が拒否して、セックスレスを証明することは難しいですが、離婚や慰謝料を請求には証拠があれば有利になります。

セックスレスの証拠としては、夫婦関係を記録した日記やメモなどです。

どの時期から性交渉をしていないのか記録していることや、配偶者の就寝時間を記録しているとセックスレスを証明できる可能性があります。

また、配偶者が浮気をしている場合には浮気の証拠も併せて集めるようにしましょう。

(2)財産を調べる

離婚の際には、夫婦が協力して築いた財産を分与することになります。

離婚前にどのくらいの財産があるのか調べておくと、離婚後の新生活の準備を行いやすくなるでしょう。

また、相手が離婚にあたって財産を隠してしまう恐れがあるため、適切に財産分与するためにも、離婚を告げる前に財産を調べるべきだと言えます。

(3)弁護士に相談する

夫が拒否してセックスレスになっていることを理由に、離婚や慰謝料請求をする場合には、弁護士に依頼することをおすすめします。

離婚や慰謝料請求は、ご自身で行うこともできますが、当事者同士の協議はスムーズに進みにくいものです。

協議が長引くほど、精神的な負担も大きくなるでしょう。

弁護士に依頼すれば、手続きや交渉など全てを任せることができるだけではなく、ご自身で交渉するよりも有利な条件で離婚できる可能性が高まります。

まとめ

夫が拒否してセックスレスになってしまうことは、妻にとって非常に辛いものです。

セックスレスが改善されないような場合には、離婚や慰謝料請求をしたいと考える場合もあるでしょう。セックスレスが原因で離婚や慰謝料請求について考えるようになった場合には、まずは弁護士に相談してみてください。そうすれば、法的なアドバイスを受けることができ、今後どのようにすべきか見えてくるはずです。

※この記事は公開日時点の法律を元に執筆しています。

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