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モラハラ夫の言動に悩むあなたへ。4つの対処法を分かりやすく解説

旦那 モラハラ

夫の言動がつらく刺さる・・・。もしかして「モラハラ」では?

そんな風に思っていませんか。

この記事で、その言動がモラハラかどうかチェックしてみましょう。

とはいえ、チェックに当てはまるかどうかは、実は重要ではありません。
もしチェックリストで「モラハラではなさそうだ」となったとして、その場合はあなたが我慢することなのでしょうか。そうではないはずです。
夫の言動であなたがつらいのであれば、なんとか行動を起こさなければなりません。決して我慢しないでください。

今回の記事では、ベリーベスト法律事務所の離婚専門チームの弁護士監修の上で、

  • 夫のどのような行為がモラハラになるのか?チェックリスト
  • 夫にモラハラ行為された場合の対処法
  • モラハラを理由に離婚できるか?

などについてお伝えしていきます。

この記事が夫からモラハラされてお悩みの方のご参考になれば幸いです。

モラハラについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

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目次

1、夫の言動のモラハラ(モラルハラスメント)チェックリスト

そもそも、どのような行為がモラハラに該当するのか、よくわからないという方が多いです。

そこで、まずは典型的なモラハラ行為を、理解しておきましょう。
ただし、冒頭でもお伝えしたように、チェックリストにないからといって我慢に走るのはやめてくださいね。チェックリストはあくまでも典型例です。慰謝料請求や離婚のためにモラハラかどうかを確かめたい!という方は、ぜひ弁護士の無料相談で確認してみましょう。

(1)妻をしつこく責める

1つ目の特徴は、とにかく妻を責めることです。

たとえば、妻がちょっとした間違いや物忘れをすると、延々3時間でも説教をします。深夜になっても説教を続けて妻を寝させないこともあります。
妻が何もしていなくても「お前が悪い」「お前のせいで、こうなった」「お前なんかと結婚したから、俺は不幸だ」「こんなまずい料理は食べたことがない」などといろいろな言いがかりをつけて、妻を責めます。

(2)妻を認めない

モラハラ夫は、妻を認めることがありません。妻が周囲に褒められていると「周りはお世辞を言っているだけだ。まともに受けとるな」と言います。
また、妻が喜んでいても、自分は不機嫌そうにして「何が面白いんだ、レベルが低い」などと言ってくることもあります。

(3)妻を束縛する

モラハラ夫は、異常なまでに妻を束縛します。たとえば、電話やメールをしょっちゅう送り、すぐに返信がなかったり、電話がつながらなかったりすると「何をしていたんだ!」と怒鳴って怒ることがあります。
妻が自宅にいるかどうかを確認するため、しょっちゅう自宅の固定電話に電話する人もいます。
買い物の内容や、1日の行動スケジュールを書いてそのとおりに行動するように言ってくる夫もいますし、1ヶ月や1年の予定収支表をつくって、その通りにやりくりするように言ってくる夫もいます。

(4)妻が自分の実家に帰ったり友人と会ったりするのを嫌がる

モラハラ夫は、妻が自分の実家に戻ったり、自分の友人と会ったりすることを嫌います。妻に対する独占欲が非常に強いからです。
ときには、両親が亡くなったときにお葬式に出ることさえ禁止しようとする夫もいます。
友人と出かけると言っても「誰とどこへ行くのか」「そんなレベルの低い友人とつきあうのは辞めろ」などと言われて、禁止されてしまいます。

(5)自分の間違いを認めない

モラハラ夫は、決して自分の間違いを認めません。
明らかに自分の言ったことが間違っていたり人に迷惑をかけたりしても、謝ることはありません。妻が正論を言っていても「生意気だ」「そうやって、反対ばかりするからお前はダメなんだ」など言葉を吐いて、逆切れします。

(6)子どもの前で妻を貶める

モラハラ夫は、子どもを取り込んで妻を貶めようとすることがよくあります。
たとえば、妻(母親)の悪口を言って、子どもが母親に不信感を抱くよう、洗脳してしまいます。このことで、子どもも母親を尊重しなくなる例があるように子育てにも悪い影響があります。

2、夫にモラハラされた場合の4つの対応方法

夫にモラハラをされたら、以下のような対処をしましょう。

(1)受け流す

まずは、受け流すことです。モラハラ夫に言い返したところで、2倍3倍になって説教が返ってくるだけで、ストレスがたまります。
そこで、「また言っている」と考えて、深く考えずに受け流すようにしましょう。
モラハラの程度が軽ければ、この方法によってある程度解決することも可能です。

(2)傷ついていることを伝える

相手に対し、傷ついていることを伝えることで、モラハラ夫の態度が変わることがあります。これも、相手のモラハラの程度が軽いケースで有効な方法です。

(3)周囲や然るべき機関に相談する

モラハラの程度が酷い場合、自分1人では解決できないこともあります。その場合、周囲の人や、然るべき機関に相談しましょう。
たとえば、モラハラかどうかがわからない場合、友人や家族に相談すると「それは明らかにおかしい」と言ってもらえて、自信がつくことあります。
また、女性センターや弁護士に相談することにより、権利侵害を受けていることに気づくことができるケースもあります。
自分が悪いと思っていても、実はモラハラ被害を受けていて、思い込まされていただけだった、ということがとても多いので、少しでも、今の状況に疑問を感じたら、すぐに誰かに相談することが大切です。

(4)別居・離婚する

夫のモラハラが酷いと、妻はうつ状態になるなど、精神的な被害も発生してきます。
その場合、夫と距離をとるのも1つの方法です。

まずは、別居してみましょう。それにより、モラハラ夫も反省をして、態度を変えることがあります。
別居をしても態度が変わらないなら、いよいよ離婚を考えなければなりません。
夫の酷いモラハラに耐えながら一生過ごすより、離婚してしまった方が良いこともあるので、迷ったら弁護士に相談してみましょう。

3、モラハラ夫が離婚に反対していてもモラハラを理由に離婚できる?

夫のモラハラに耐えかねて離婚したいと思っても、夫が頑なに離婚を拒絶するケースが多いです。モラハラ夫は、外見的な体裁を重視するので、離婚をするのは格好悪いと考えるためです。

そこで、夫が離婚を受け入れないとき、モラハラを理由に離婚できるのかが問題です。

これについては、モラハラの程度によります。非常に程度の酷いモラハラが続いていて、夫婦関係が破綻しているというケースであれば、モラハラを理由に離婚することができます。

また、モラハラ夫と直接話をしても離婚に応じてくれないときには、離婚調停をしてみるのも1つの方法です。妻と二人きりの話し合いでは頑なに離婚に応じなくても、調停をすると、調停委員からの説得などもあって、モラハラ夫が離婚に応じる可能性があるからです。

実際に、離婚調停において「精神的な虐待(モラハラ)」を理由にして離婚を希望する妻がとても多いです。平成27年の司法統計によると、離婚調停で妻が離婚を希望する理由において、「精神的な虐待」が12,282件となっています。妻側からの申立件数全体は47,907件ですから、4分の1以上の妻が、モラハラを受けているということになります。

このようなことからしても、モラハラ被害は非常に多く起こっていることがわかります。

4、モラハラ夫と離婚するメリット・デメリットは?

モラハラが酷いと、本気で離婚を考えることになります。
ただ、離婚にはメリットもデメリットもあるので、それぞれ抑えておくことが必要です。
特に、子どもがいる場合、離婚による影響をしっかり考えておくべきです。

(1)離婚するメリット

離婚をすると、何より、夫のモラハラから解放されることがメリットです。
蔑まれることもなくなりますし、束縛もなくなるので、自由になることができます。
スッキリした気分で、自分の人生を生き直すことができます。
子どもに悪口を吹き込まれて洗脳されることもありませんし、実家の家族に会うことを制限されることもありません。
離婚すると子どもに対する影響が心配、と言う方も多いですが、夫が妻の悪口を言ったり妻を貶めたりしている環境は、子どもにとってかえって悪影響です。離婚によって自由を得られることは、大きなメリットです。

(2)離婚するデメリット

一方、離婚すると、経済的に苦しくなることが多いです。モラハラ夫は仕事をしていて十分な収入があっても、別れた妻や子どもには、一切お金を渡したくない、ということが多いからです。

法律上認められる養育費などの給付を受けても、やはり結婚していたときと同じようには行かないでしょう。子どもにも、多少不便な思いをさせることもあるかもしれません。

離婚するときには、離婚によって得られる精神的なメリットと、経済的なデメリットを天秤にかけて考えなければなりません。

5、モラハラ夫とできるだけスムーズに離婚する方法

モラハラ夫と離婚をするとき、できるだけスムーズに進めるには、まずはモラハラの証拠を集めましょう。相手が説教をしたり怒鳴ったりしているところを録音したり、相手から届いた高圧的なメールを保存したりします。日記をつけるのも効果的です。

そして、相手に対し、離婚したいと言って、協議離婚の話し合いをしましょう。

協議離婚ができない場合には、家庭裁判所で調停を申し立てます。調停委員が相手を説得できれば、頑ななモラハラ夫とも離婚できる可能性があります。

調停でも離婚できなかった場合には、弁護士に依頼して、離婚訴訟を申し立てましょう。
きっちりモラハラの証拠を揃えていたら、裁判で離婚を認めてもらうことができます。

6、モラハラ夫と離婚するための相談先

モラハラ夫と離婚をするための相談先は、以下のような機関です。

(1)法テラス

全国各地の法テラスでは、弁護士に無料で相談をすることができます。(ただし、資力要件があります)

(2)法律事務所

法律事務所に電話をして、直接法律相談を申し込むと、弁護士による法律相談を受けることができます。離婚問題に強い弁護士を探して連絡を入れると良いでしょう。

(3)女性センター

女性センターでも、女性によるモラハラ被害の相談ができます。お近くのセンターに連絡をして、予約を取りましょう。

(4)市役所などの女性相談、人権相談

市町村役場でも、女性相談や人権相談をすることができます。市の広報誌などを見て、予約を入れましょう。

7、モラハラ夫から親権を獲得する方法は?

モラハラ被害に遭っている女性の方は「離婚したいけれど、親権は手放したくない」と言うことが多いです。

親権については、基本的に妻(母親)の方が強いです。ただ、確実に親権をとるには、子どもと離れないことが必要です。別居の際に子どもと離れてしまったら、たとえ母親であっても親権が認められなくなる可能性が高まります。

また、離婚前に他の男性とつきあうことは避けた方がいいでしょう。そして、なるべく子どもと一緒に過ごす時間を増やし、細やかな愛情を注げる体制があることをアピールしましょう。

経済的な問題については、さほど重視しなくても大丈夫です。世の中には、生活保護でも親権を取得している母親がたくさん存在します。

8、慰謝料や財産分与など!離婚時にもらえるお金の種類と金額の相場

モラハラ夫と離婚するときには、以下のようなさまざまなお金を請求することができます。

(1)慰謝料

モラハラの慰謝料は、ケースにもよりますが、だいたい数十万円程度となります。

(2)財産分与

財産分与は、基本的に、夫婦の共有財産の2分の1となります。
たとえば、預貯金や生命保険、不動産、車、株券、投資信託などの財産をすべて半分ずつにします。
相手が財産隠しをしていたら、すべて洗い出して分けることが大切です。

(3)養育費

未成年の子どもを引き取るなら、養育費を請求することができます。養育費については、お互いの収入を元にして、家庭裁判所の定める養育費の算定表に従って計算しましょう。

(4)婚姻費用

離婚前、相手と別居したら婚姻費用(生活費)を請求することができます。
婚姻費用についても、お互いの収入に応じた相場があるので、家庭裁判所の定める婚姻費用算定表に従って計算しましょう。

モラハラ夫に関するQ&A

Q1.夫の言動でモラハラにあたるのはどんなケース?

例えば、以下のような言動が当てはまります。

  • 妻をしつこく責める
  • 妻を認めない
  • 妻を束縛する
  • 妻が自分の実家に帰ったり友人と会ったりするのを嫌がる
  • 自分の間違いを認めない
  • 子どもの前で妻を貶める

Q2.夫にモラハラされたときの対処法は?

夫にモラハラをされたら、以下のような対処をしましょう。

  • 受け流す
  • 傷ついていることを伝える
  • 周囲や然るべき機関に相談する
  • 別居・離婚する

Q3.夫が離婚に反対していてもモラハラを理由に離婚できますか?

これについては、モラハラの程度によります。非常に程度の酷いモラハラが続いていて、夫婦関係が破綻しているというケースであれば、モラハラを理由に離婚することができます。

まとめ

今回は、夫からモラハラをされたときの対処方法について、解説しました。
モラハラ被害を受け続けていると、精神的に参ってしまいます。夫に改善の可能性がないなら、早めに離婚してしまう方が、子どもにも良いことがあります。

自分一人で解決方法がわからない場合には、弁護士に相談してみましょう。

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