旦那に苦痛を感じる女性たちのストレスは、計り知れません。
自分勝手でイライラする、部屋の匂いやいびきが気になるなど不満や苦痛を感じる理由は、人それぞれです。
本記事では、旦那が苦痛な女性に向けて
- 旦那と一緒にいることが苦痛なワケ
- 一緒にいて苦痛な旦那と上手に婚姻生活を継続する方法
- 旦那への苦痛に耐えられない場合の対処法
についてご紹介します。
本記事を参考にして、苦痛を和らげていきましょう。
目次
1、旦那といるのが苦痛になる理由とは
どうして妻たちは旦那といるのが苦痛なのでしょうか。
そもそも苦痛とはどの様な心理状態を指しているのかを見ていきましょう。
(1)妻が旦那を苦痛と感じる瞬間とは
妻が旦那を苦痛だと感じる瞬間の多くは、旦那が家にいて「同じ空間に一緒にいる場合」です。
一緒の空間にいなければ苦痛は感じません。
そのため、旦那の仕事が終わり早く帰ってきた日や、休日に旦那と一緒に過ごす時間が多い女性が旦那を苦痛に感じるケースが多いもの。
つまりは、家庭にいがちな旦那ほど、妻には疎ましく感じられてしまう傾向があるでしょう。
(2)「苦痛」を感じるのは「我慢」しているとき
「苦痛」を感じるのは、ズバリ「我慢」をしているときです。
例えば、旦那が妻に苦痛を強いる瞬間とは下記のような場合です。
- やりたくないタイミングで家事をさせられる
- 聞きたくもない話を聞かされる
- したくないセックスを強いられる
- 見たいテレビを見られない
- 行きたかった女子会に参加できない
旦那がそばにいることで望まない自分でいなければならない、そんな状態なのかもしれません。
中には、望まない自分どころか、実際に被害にあうことを苦痛に感じるケースも。
例えば、
- 暴言、暴力が絶えない
- いつも否定的な発言をする
などです。
いわゆる「モラハラ」を受けている場合です。
2、妻が旦那を苦痛と感じるまでに至った経緯
まず、旦那を苦痛に思う妻の多くは、もともと旦那を敬っています。男性自体にそのような感情がある人も。
そして恋愛関係になり、旦那に女性として尽くしてきているのではないでしょうか。家事や育児に手を抜く人も少ないかもしれません。
しかし、本当は、経年により、妻の興味はシフトしています。
具体的には、若い頃は旦那の世話こそ楽しく幸せを感じていたはずが、やがて子どもの世話、自分のことに興味がシフトしたのです。
今や旦那の世話などルーティーン。
楽しみでも生きがいもでなく、義務感にかられてやっているだけという状態です。
旦那は、そんな妻の意識の変化はつゆ知らず。
あれやこれやと、当然のように妻に家事や自分の世話を完璧にして欲しいと望む姿勢がにじみ出てしまい、それを感じとって手を抜けなくなり「苦痛」に感じてしまうのです。
自分らしくいられないから、苦痛を感じる結果に繋がってしまいます。
3、苦痛な旦那と結婚生活を継続するコツ
一緒にいて苦痛な旦那。
そんな相手でも、結婚生活を継続するためのコツはあります。見ていきましょう。
(1)物理的な「すれ違い生活」を演出
物理的なすれ違い生活を演出していくのは一つの解決策です。一緒にいる空間に苦痛を感じるわけですから一緒にいない工夫をしてしまえばいいだけ。
具体的には、旦那が早く帰宅する日には早めに寝てしまい、会うことを少なくする作戦などです。
休日に常に家庭にいる旦那なら、休日こそあなたが用事を作って外出がちにするなど工夫はできることでしょう。
これは、多かれ少なかれ、旦那を苦痛に思う多くの主婦が実践していることかと思います。
(2)旦那の意識もうまくシフト
あなたの意識(興味)は変わっているのですから、旦那の意識もうまくシフトしていきましょう。
新婚当初のように常に妻が自分の世話をしてくれるのが当然だと感じている旦那になら、変に合わせすぎず、「疲れている」「忙しい」「他にやることがある」などきちんと説明をして、旦那に主張をしていくべきです。
旦那にも自分のことは自分でする、何か趣味を作って家庭にいる時間を少なくするなどの意識を植え付け、妻のあなたが上手に旦那の意識をコントロールしていきましょう。
(3)少しずつ本当のあなたも理解してもらう
少しずつでも、本当のあなたも理解してもらうことが大切です。
あなたは、旦那を理由にしているかもしれませんが、自分自身、女性として完璧な妻でありたいと思うところがありませんか?
ただ、他の仕事や付き合い、子育て、体調、年齢などの原因により、昔と同じようにできない。
この狭間で悩んでいるのかもしれません。
「自分勝手にやりたいの」では、「突然なんだ?」と不信感を持たれてしまうだけです。
もっと正直に、「本当は家事やお世話もやりたい。でも自由にもしたい気持ちも出てきて、自分でも苦しい」と、話してみるのです。
自分が感じていることを旦那に知られたらうまく生活できないのではないか?と感じている可能性もあるでしょう。
しかし、旦那は、あなたの手抜きや自分勝手を怒るわけではありません。
あなたの気持ちが自分になくなっているのでは、ということが気になるだけです。
世話などしてくれなくてもいいのです。
世話を通して、あなたの気持ちを感じているのですから。
世話の代わりに、「言葉」で少し補いましょう。
ありのままの自分をお互いに受け入れていくことが、実は夫婦円満の秘訣なのです。
4、そんな次元じゃない!苦痛で耐えられないときは
とはいってみても、うちはそんな次元じゃない!と思われる方も多いかもしれません。
モラハラがあったり、長年すぎて我慢が限界、というケースもあります。
そんな場合には一旦別居をしてみて冷静になってみましょう。
本来の自分を取り戻してから、離婚するべきなのかやり直せるのかを考えてください。
モラハラの場合には、治療やカウンセリングなども視野に入れる必要があります。
5、今すぐ離婚をしたいときは
旦那と一緒にいることが苦痛で、今すぐに離婚を考えたい場合には、離婚の進め方について弁護士に相談してみましょう。
弁護士に相談することであなたに不利にならないように離婚を進めるよう尽力してくれます。
旦那と話をすることが苦痛なら弁護士が代理で離婚話を進めてくれるため安心です。
今すぐに離婚を検討したい場合には下記記事をご覧ください。
旦那といるのが苦痛な場合のQ&A
Q1.旦那といるのが苦痛になる理由とは?
妻が旦那を苦痛だと感じる瞬間の多くは、旦那が家にいて「同じ空間に一緒にいる場合」です。
一緒の空間にいなければ苦痛は感じません。
そして「苦痛」を感じるのは、ズバリ「我慢」をしているときです。
例えば、旦那が妻に苦痛を強いる瞬間とは下記のような場合です。
- やりたくないタイミングで家事をさせられる
- 聞きたくもない話を聞かされる
- したくないセックスを強いられる
- 見たいテレビを見られない
- 行きたかった女子会に参加できない
Q2.苦痛な旦那と結婚生活を継続するコツは?
- 物理的な「すれ違い生活」を演出
- 旦那の意識もうまくシフト
- 少しずつ本当のあなたも理解してもらう
Q3.妻が旦那を苦痛と感じるまでに至った経緯は?
経年により、妻の興味はシフトしています。
具体的には、若い頃は旦那の世話こそ楽しく幸せを感じていたはずが、やがて子どもの世話、自分のことに興味がシフトしたのです。
旦那は、そんな妻の意識の変化はつゆ知らず。
あれやこれやと、当然のように妻に家事や自分の世話を完璧にして欲しいと望む姿勢がにじみ出てしまい、それを感じとって手を抜けなくなり「苦痛」に感じてしまうのです。
まとめ
旦那と一緒にいることが時間経過とともに苦痛になっていくことはどの夫婦にも多かれ少なかれあるはずです。
ただ、苦痛を感じても我慢を重ねていくか、我慢せずに自分を出していくのかが違います。
円満夫婦の場合には、お互いに我慢を重ねずにありのままの自分を理解してもらう努力をしているはず。
旦那といることが苦痛に感じる方も我慢ばかりせずに、少しは旦那に甘えていきましょう。
ありのままのあなたでもきっと受け入れてもらえます。
次元を超えた苦痛を感じるなら別居や離婚の方法もアリです。
できるならその前に今一度夫婦間で向き合う時間を作ってみましょう。
あなたが旦那といる時間が苦痛ではなく癒しの時間になれることをお祈りします。