スロットで借金を作った人にオススメ〜3つの借金問題解決方法を解説

スロット 借金

大人の娯楽のひとつでもあるスロット。しかしスロット中毒で借金を抱えてしまう人がいることはご存知ですか?

パチンコ店は住宅地に近い幹線道路沿い等に構えることが多いため、競馬等の他のギャンブルより生活に密着しているという特徴があります。自身で金額上限を設けてプレイすれば楽しい娯楽にもなりますが、残念ながらスロットは正常な金銭感覚を鈍らせることがあります。
スロットによって多額の借金を負ってしまった人も数知れず。できるなら、スロットにのめり込む前の平穏な生活に戻りたいことでしょう。

今回は、

  • スロットに依存する原因は何なのか?
  • スロットに依存することで招くデメリット
  • スロット依存症を克服する方法
  • スロットが原因の借金問題を解決するには?

といった点を解説します。
現在、スロットによって生活が困窮している方の参考になれば幸いです。

ギャンブル全般の借金問題に関しては、以下の関連記事もご覧ください。

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1、借金をするほどスロットに依存してしまう原因

借金をするほどスロットに依存してしまう原因

まずは借金をしてまでスロットに手を出す理由や依存してしまう原因を解説します。

(1)ビギナーズラック

ビギナーズラックは「初心者が持っているとされる幸運」という意味があります。
通常、スロットは機種ごとの機会割(どれだけ勝てるかの指標)や目押し(特定の絵柄を有効ラインに狙い撃ちすること)など、多少の知識や技術がないと勝てないといわれています。
しかし、偶然にも初めて挑戦したスロットで大きく勝つことがあります。
こうなると頭の中は興奮状態になるとともに「スロットは儲かる」「簡単」といった感情を強く抱くようになります。

また医学的に見るとギャンブルに勝ったときには「心地良い」と感じる物質「ドーパミン」が脳からの命令で分泌されることがわかっています。
このドーパミンが大量に分泌されることで、大脳縁系に依存の回路ができるとされています。

(2)趣味がない・家の近くにパチンコ店がある

「何でスロットばかりするの?」という質問に対して「他にやることがないから」「ヒマだから」と答える方は多いです。
また家の近くにパチンコ店があるとフラッと立ち寄れる感覚になってしまうため、空いた時間を見つけてはスロットばかりやりがちになります。
休日や空いた時間にギャンブル以外に没頭できる趣味を持つ方は、スロットのことなど考えもしないでしょう。

(3)生活費やお小遣いが足りていない

スロットで最高20万勝った、50万勝ったなどの話を見たり、聞いたりします。
また10万円を超える大勝ちではなくとも、2万円~3万円のプラスになることもギャンブル全般ではよくあります。

2万円~3万円は大きなお金です。
そのため、生活費やお小遣いの足しにするつもりでスロットを始め、たまたま勝ったことに気を良くしたことで、ズルズルとスロットに依存していくケースもあります。

通常、何の知識もない一般の方がギャンブルをすると負けることのほうが圧倒的に多いので、スロットで生活費やお小遣いの足しを得るのは極めて困難です。

2、借金だけじゃない?スロットに依存し続けるデメリット

スロットに依存し続けるデメリット

スロットなどのギャンブルは一度依存してしまうと、多くのデメリットが待ち受けています。
ここではスロットに依存し続けるデメリットを4つまとめましたのでご覧ください。

(1)借金が増え続ける

スロットに依存し続けると借金が増え続ける可能性も高くなります。

「自分は借金をしてまで、スロットに依存することはないよ」と思う方もいるでしょう。
しかし、現在スロットに依存する人も、初心者のころは自身の給料やお小遣いの範囲で上限を設けてスロットをやっていた方が多いです。
最初は勝ちがそれなりに多かったものの、次第に負けが込むようになり、自身で設けた上限を超える。
このようなケースになると、普通の感覚であれば次の給料日やお小遣いまでスロットに手を出しません。

しかし、スロットをやらないとストレスが溜まるなど、重度のスロット依存症に陥ると自身の欲求をコントロールするのが非常に難しくなります。
その結果、消費者金融などから借金をしてまでスロットを打つようになります。

一度消費者金融から借りたお金でスロットに手を出すと、金銭感覚も麻痺するため、借入先も2社、3社と徐々に増えていきます。
自身の返済能力をはるかに超えた借金をすることも珍しくありませんので、家には督促状などが届くことも多くなります。

(2)さらに生活が苦しくなる

スロットの依存によって借金が増え続けるとどうなるか?
今の生活がさらに苦しくなります。

特にスロットに依存する前から生活が苦しいという方は要注意です。
家賃、光熱費、食費、学費など今まで給料から賄っていた支払いが、消費者金融への返済に回ります。
こうなると最悪の場合家賃の滞納を起こしたり、子どもの給食費などが支払えないといったケースにも陥ります。
結果的に生活ができなくなるので、また新たな消費者金融から借入をしてしまう悪循環にはまることも多いです。

しかし、消費者金融からの融資は賃金業法によって年収の1/3を超えると受けることができません。
スロットの依存で借金を増やし続ける方は、すでに借入総額の上限に達していることも多いため、新たな借入ができないケースも多々あるでしょう。

(3)離婚や退職など人生に大きな影響を及ぼす可能性がある

「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があるように、スロットによって膨らみ続けた借金は夫婦の離婚の原因にもなります。
スロット依存症の怖さは、自身の意思でやめられないことですが、それだけではありません。
スロットを打たない日々が続くと過度なストレスが蓄積されていくため、周囲の人間にその感情をぶつけてしまいます。
結果的に喧嘩が絶えない状態になるので、夫婦の溝も深まり、最終的には離婚の選択をするようになります。
また離婚という新たなストレスによって、現在勤めている会社を退職してしまうケースも少なくありません。

(4)自殺を選んでしまう人も

スロット依存症の行き着く先が「自殺」ということもあります。

政府の調査によると平成29年の自殺者数は約2万人であり、そのうち「経済・生活問題(借金問題含む)」が原因で自殺に至った方は3、464人に上ったことがわかっています。
これは、自殺の動機で最も多い「健康問題」に次いで、2番目に多い自殺理由とのことです。
前述のようにスロットによって借金が膨らみ続けることで、家族や職も失う可能性が高くなります。
そして自分のもとに残ったのは自身の返済能力を大幅に超えた借金だけです。
家族や身内が去ったことで、借金を返済するあてもなくなったため、最終的には自ら命を絶つ選択をする方もいます。

スロットで自殺など通常は考えることはありませんが、現在借金をしており、その理由がギャンブルの方は自身が予備軍になる恐れもありますので、十分すぎるほどの注意を払っておくようにしましょう。

3、スロット依存症から克服するには

スロット依存症から克服するには

自覚症状がある方は、できることならスロット依存症を克服したいという気持ちが強いことでしょう。
ここではスロット依存症を克服する方法を3つまとめましたので解説します。

(1)カウンセリングを受ける

スロットなどが止められないギャンブル依存症は正式には「病的賭博」といって、国際保健機構WHOでも国際疾病分類ICD-10に該当するれっきとした精神疾患のひとつです。
そのため、自身の意思だけでスロットを止めるのは極めて困難です。

このような理由から本気でスロット依存症を克服したい方は専門家のカウンセリングを受けることをおすすめします。

専門家のカウンセリングを受けるには、それなりの費用がかかりますが、その分継続的に通うことで治療に対する効果は期待できます。
カウンセリングがスロット依存症克服につながる理由ですが、自分の本心や感情をすべて表に出すことができるためです。

私たち人間は日常生活の中において、本心や本音を誰かに発信できる機会が少ないです。
自身が思っていること、感じていることを表に出さないとやり場のないストレスが蓄積されていきます。

しかし、カウンセリングでは本音や本心を吐き出しても、否定されるわけではありませんし、他言されることもありません。
これがストレス解消につながる面もあり、長い目で見るとギャンブル依存症克服に役立つ可能性も大きいです。

(2)家族に協力してもらい、お小遣い制にする

夫婦のお金の管理は各家庭で異なります。
旦那が使いたいときに生活費から出す、共働きでお金の管理は別々など、さまざまなお金の管理方法があります。
もし、今の管理方法でお金が自由に使えてしまう場合は、家族に協力してもらい、お小遣い制に変更するのもおすすめです。
1ヶ月○○万円という上限が設定されており、かつ自由にお金を使えない環境にすることで、スロットをやりたくてもできない体制を整えられます。

独身の方は自分の親に給料の管理を頼んでもよいでしょう。
もちろんキャッシュカードやクレジットカードなど、外で自由にお金を使える物も預けておくようにします。

(3)スポーツなどの趣味を持つ

スロット以外の趣味を持つこともスロット依存症を克服するには有効。
時間があるときに夢中になって取り組めることがあれば、パチコン店を見ても「打ちたい」という衝動に駆られることは減ります。
実際にスロット依存症に陥った方の中には、学生時代は部活や勉強、アルバイトなど真剣に取り組めることがあったからギャンブルにはまったく興味がなかったという方も多いです。

また他人から「趣味は何ですか?」と聞かれて「スロットです」と、堂々といえる人は少ないでしょう。
周囲にも自信を持っていえる新しい趣味を持つようにしましょう。

現在、趣味がないという方はさまざまな分野のものに挑戦してみてください。
10個のうち1個でも「おもしろい」と感じられる趣味が見つかれば、それだけでスロットから離れられる可能性は高くなります。
ちなみにスポーツなど、体を動かす趣味は生活習慣病の予防や筋肉、体の各機能の維持、ストレス緩和などさまざまな効果を得ることができるのでおすすめです。

今の自分では何も見つけられない時は、過去の自分を振り返ってみましょう。
過去の様々な思い出から、今の自分が楽しいと思えることが見えてくることもあります。
年齢の問題などから昔の趣味はもう無理というケースもあるかもしれませんが、少しだけ視野を広げてみましょう。
スロットよりもおもしろいと思えるものがきっとあるはずです。

4、スロットで抱えた借金問題を解決する方法

スロットで抱えた借金問題を解決する方法

膨れ上がった借金の問題をどうしていくかを考えてみましょう。
ここではスロットによって作った借金問題を解決する方法を解説します。

(1)スロットを止める

借金が膨れ上がった原因がスロットにあるならば、スロットを止めることが借金問題を解決する第一歩になります。
スロットを止めることで得られるメリットは、スロットにつぎ込んでいたお金を他の支払いに回せることです。

仮に家賃が5万円、毎月のスロットにつぎ込んでいたお金が5万円なら、スロットを止めることで家賃の支払いに充てることができます。
もともと家賃として支払っていた5万円は他の支払いに充てられるため、お金の回りが正常化していきます。
これによって生活が再び安定し、雰囲気が険悪だった家族の仲も修復する可能性があります。

もちろんスロットを止めることは簡単ではありません。
前述のカウンセリングや精神科医による治療プログラム、ギャンブルを止めたいと願う人たちが集う自助グループに参加するなどさまざまな努力、工夫を施してみましょう。

ちなみにスロットは「明日止めよう、明後日止めよう」の先延ばしでは、絶対に止めることはできません。
止めたいと思ったその日に行動することが大切です。

(2)副業を始めるなどして返済に充てる

仮にスロットを止められても返済が利息だけの場合、いつまで経っても借金が減ることはありません。
借入総額、毎月の返済額、現在の支払い状況にもよりますが、借金の返済が順調に進まない場合は本業以外からも収入を得ることを考えましょう。
副業には深夜のコンビニバイト、運転代行業などさまざまなものがあります。

また、近年はインターネットの発達によってパソコンひとつでできる在宅ビジネスも大きな注目を集めています。
副業の種類は人それぞれ得意、不得意がありますので、自身ができそうなものを選ぶのがよいでしょう。

ちなみにFXや株などの投資副業はスロットと同じくギャンブル性が高いので、確実に収入を得る必要があるこの時期には手を出さないことをおすすめします。

(3)債務整理をする

今のままではどう頑張っても借金を返済できないという場合は債務整理を検討するのもよいでしょう。
債務整理とは借金問題などを弁護士や司法書士に依頼することで、債権者と交渉し、将来発生する利息のカットや借金減額などを行うための手続きを指します。

具体的には以下のような手続きが主な債務整理の種類です。

債務整理はその種類ごとに特徴が異なりますが、いずれも今の返済負担を軽くする目的で行われる手続きです。
そのため、現在の状況では焼け石に水という場合の最終手段として検討しておくことをおすすめします。

債務整理について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

5、債務整理を選ぶ場合の注意点

債務整理を選ぶ場合の注意点

スロットの借金問題で債務整理を希望する場合、注意点があります。
それは自己破産をするときの「免責不許可事由」です。

免責不許可事由とは、免責が許可できなくなる事情や行為のことを指します。
簡単に説明するなら「借金を作った原因が免責不許可事由に当たる行為とみなされると、免責(借金の支払い義務の免除)は認めませんよ」ということです。

そしてこの免責が認められないケースのひとつが、パチンコやスロットなどのギャンブルで作った借金です。

(免責許可の決定の要件等) 第二百五十二条 裁判所は、破産者について、次の各号に掲げる事由のいずれにも該当しない場合には、免責許可の決定をする。四 浪費又は賭と博その他の射幸行為をしたことによって著しく財産を減少させ、又は過大な債務を負担したこと。引用:破産法

ご覧のように法律(破産法)でも賭博(ギャンブル)で作った借金は、免責許可の対象にはならないと規定されています。

ただし、自己破産には例外的に裁判官が自らの裁量で免責決定を行う「裁量免責」という制度が設けられています。
そのため、スロットで作った借金が絶対に免除されないというわけではありません。

もし自己破産を含めた債務整理に大きな不安や疑問を抱えているなら、弁護士に相談するのもひとつの方法です。
借金問題や債務整理の知識に長けた弁護士なら1人、1人の状況に合った適切な解決法を提案することが可能です。

まとめ

スロットは大人の娯楽のひとつとして人気ですが、一度のめり込むと抜け出せなくなる方が多くいます。その結果、多額の借金を抱え、家族も職も失うケースも少なくありません。

最悪の状況を招く前に、自身でできる範囲で対策を施すようにしましょう。仮に自身では手に負えないケースに陥った場合は、弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。

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