熟年離婚の原因・理由として主なもの9つ

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Family conflict

長年連れ添った夫婦が離婚する原因・理由には色々あります。

もしかしたら、これを読んでいる方にも長い間の結婚生活で我慢し続けた末、離婚を考えている方もいらっしゃるかもしれません。

また、夫が定年になり、毎日家に居座るようになったために、今までの自由な行動パターンが制限されるようになったことをきっかけとして、それまでの鬱積した不満が噴出し熟年離婚を決意する方もいらっしゃるようです。

では、実際に熟年離婚をする原因・理由にはどのようなものがあるのでしょうか?

今回は、熟年離婚をお考えの方に参考にして頂くために、主な離婚原因・理由を書いていきます。

1、熟年離婚を切り出すのは夫婦のどちらから?

結婚期間が20年を超えるいわゆる熟年離婚においては、妻から離婚を切り出すケースが圧倒的に多いようです。長年不満を抱えていた妻が、子どもの自立などをきっかけに離婚を決意するというパターンが多いようです。

2、熟年離婚の原因・理由にはどのようなものがある?

では、実際に熟年離婚の原因・理由にはどのようなものがあるかをみていきましょう。

(1)価値観の違い

熟年離婚の原因・理由として多いものの一つに、価値観の違いが挙げられます。

価値観の違いは、他の熟年離婚の理由とは違って、他人からは分かりにくいことが多いですが、ある意味根本的な考え方が相手と合わないことほどつらいことはありません。

熟年離婚を考える方々が結婚したころは今ほど離婚率が高くありませんでした。そのため、離婚することは世間の目を考えると憚られていました。そのような状況もあってか、実は結婚当初から価値観の違いに気付いていたが、我慢し続けていたということが少なくありません。

しかし、価値観の違いを一生我慢し続けることはできないと考えて離婚に至ることが多々あります。

(2)性格の不一致

熟年離婚には性格が合わないことを理由とするものがあります。これには、結婚当初から性格が合わないことに気づきながら我慢してきたケースもあれば、結婚期間中に何かのきっかけで相手を尊重できなくなり、それまで許せていた相手の欠点を許せなくなったということもあります。

(3)舅・姑と合わない、介護がつらい

妻が舅や姑とソリが合わないというケースは少なくありません。結婚当初から合わないというケースもあれば、結婚の途中で何かのきっかけで合わなくなったというケースもありますが、いずれにしても共通するのは長い結婚生活で積もり積もった不満が爆発して離婚に至るということです。

また、夫婦が50代を超えると介護の問題が出てきます。介護は場合によっては24時間面倒をみなければならない可能性もあり、肉体的・精神的負担を伴います。

そのため、親の介護の不安を感じた妻が将来予測される介護の開始前に離婚を切り出すケースがあります。

(4)会話がない

会話がなくても一緒にいるだけで幸せだという夫婦もあります。

その一方で、結婚当初は会話があったにも関わらず徐々に減ってくることがあります。夫は会話は今のままで十分だと思っているが、妻は不満を感じていることが少ないのです。

そのようなケースで孤独を感じた妻が離婚を決意することがあります。

(5)浪費・借金

パチスロ、競輪などのギャンブルも遊びの範囲であれば特に問題ないのでしょうが、遊びの範囲を超えて借金をしてまでやるほどのめり込んでしまうと、生活費を圧迫するなど夫婦生活に支障をきたします。

そのような事態に耐えかねた妻が離婚を切り出すケースがあります。

また、夫が飲みにいってばかりで散財していたり、収入に見合わない高級品ばかり買いたがるなどの事情があると妻が離婚を求めることがあるようです。

(6)家事を全くしてくれないなど家庭を顧みない

「お隣さんは旦那さんが家事を手伝ってくれるみたいだが、うちは全く手伝ってくれなくて困る。。。」

そのような不満が積もりに積もり、熟年離婚を決意する妻が少なくありません。

一方、「定年後夫が家事を手伝ってくれるようになったが余計に手間がかかる」ことを不満に感じて熟年離婚を考える方もいるようです。

(7)相手方による精神的・肉体的虐待

最近では「モラルハラスメント」という言葉が広く知られるようになり、夫婦間での精神的暴力が目立っています。実際、長年夫から「誰がメシを食わしてやっていると思っているんだ!」「結婚した時はやせていたのにブクブク太ったな」「バカ、アホ」などと言われ続けてストレスを抱えている妻は少なくないようです。

また、精神的暴力に止まらず、夫からの暴力などの肉体的な暴力(いわゆる「DV」)に長年絶えてきた妻でも、夫が定年退職するタイミングなどで、夫と一緒にいる時間が増えることを懸念して熟年離婚を決意する方がいらっしゃいます。

また、肉体的暴力であっても、アルコール依存症などで飲んでは暴れるというケースでも熟年離婚に繋がることがあるようです。

(8)相手方の異性問題(浮気・不倫)

熟年離婚の場合に限らず、離婚に至る原因の一つに相手の不倫があります。

不倫が原因で熟年離婚するケースとしては、長年不倫し続けていたことを知っていたが、子どものために我慢していたケースや、熟年になって初めて相手が不倫をしたことで、長年連れ添ったにも関らず裏切られたことに信頼関係がなくなるケースなどがあります。

前者のように、相手が不倫していることを知っているが子どもや社会的体裁のために我慢し続けてきたような場合には、長年積もりに積もったその精神的ストレスは相当なものになるでしょう。やはり、「このまま一生我慢し続けたくない」と考える方が熟年離婚を選択するようです。

(9)他に好きな人ができた

夫の不倫とは反対に、特に妻側で好きな人ができたことをきっかけに離婚に至ることもあります。

インターネットの普及などもあり、出会いのきっかけも増えています。やはり、もう愛情の冷めてしまった夫よりも好きな相手といたいと思うものでしょう。

そのような事情もあって、他に好きな人ができたことをきっかけに熟年離婚するケースがあります。

3、熟年離婚を後押しするのは?

離婚を後押しするメインの原因・理由に加えて、熟年離婚を後押しする事情もあります。
以下ではそのような事情をみていきましょう。

(1)年金分割制度の整備によって離婚後年金がもらえるようになったこと

年金分割の制度ができたことにより、夫の年金の一部を受給することができるようになりました。
これにより、老後の生活が一定程度保障されることになったのです。このように、年金分割制度が整備されたことが熟年離婚を後押ししています。

年金分割制度について詳しくは、「離婚時の年金分割をできるだけ多く獲得するための全手順」をご参照下さい。

(2)子どもが自立し始めたこと

熟年離婚を後押しする事情として、子どもが自立し始めて手がかからなくなることが挙げられます。
また、子どもが小さいと子どもの養育上親が離婚していることはよくないでしょう。そのようなことを懸念して離婚を我慢する方が、子どもが自立した段階で離婚を選択するケースが多いです。

まとめ

今回は熟年離婚の原因・理由として主なものを挙げていきました。ご参考になれば幸いです。

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