自分勝手な夫との婚姻生活は一緒にいて苦痛に感じますし、困ることも多いことでしょう。
「性格の不一致」で離婚するカップルの中には「旦那が自分勝手だ」というケースも少なくはありません。
今回は、そんな旦那の自分勝手さに悩む女性に向けて
- 旦那が自分勝手だと感じる行動
- 旦那の自分勝手さは治らないのはなぜか?
- 旦那の自分勝手さに我慢ができない場合には?
について掲載し、ご紹介していきます。
旦那の自分勝手さで悩んでいる女性はあなただけではありません。
自分への影響度合いを冷静に見極めて、あなたの幸せに向けた解決方法を探しましょう。
旦那が嫌いという方はこちらの記事も参考にしてください。
1、旦那の自分勝手な行動6選
本項では、旦那が自分勝手だと感じる行動で多いものをご紹介していきます。
我が家もそうかも?と感じる場合には、旦那が自分勝手なのかもしれません。
(1)家族の都合に合わせない
家族の予定はお構いなしに自分のスケジュールを押し付けてきます。
例えば、子どもの誕生日だから家族で外食の予定を以前から伝えていても、「今日は友人と飲みに行く約束をしてしまった」などと言い出す旦那。家族の都合よりも自分の都合ばかりを優先する旦那を自分勝手と感じても不思議はありません。
(2)一人行動が多い
一人行動派の旦那も自分勝手に感じられるでしょう。
家族旅行に行っても、子どもは置いて、自分勝手に観光を楽しむ、休日は一人でどこかに消えてしまうなどの旦那です。
ギャンブルや趣味に出かけてしまう旦那も多いかもしれません。
家族と共に行動できない旦那は、自分勝手という言葉がぴったりでしょう。
(3)家事・育児に協力的ではない
理由をつけては家事や育児をしないくせに、妻の家事や育児に文句をいう旦那は自分勝手だと感じられることでしょう。
例えば、子どもが夜泣きをしていて、妻があやしているにもかかわらず、協力もせずに「うるさい」などという旦那は自分勝手です。
(4)自分の話だけを押し付け話を聞かない
夫婦間の会話が成り立たない旦那にも自分勝手さを感じるでしょう。
自分の話だけを押し付けて、妻の話に聞く耳を持たない旦那のこと。
わがままだけを押し通すタイプの男性に多いかもしれません。
(5)約束をすぐに破る
約束をすぐに破る旦那も自分勝手です。
実家に帰る予定でいても勝手に実家に連絡をして「やはり行かないことにした」などと言われては腹が立つことでしょう。
妻は用意周到に準備を済ませているはずです。
ですが、夫が勝手に約束を破ることには我慢ができません。
(6)気分屋
旦那の気分屋行動に振り回されるのも自分勝手で腹が立ちます。
例えば、機嫌がよければ子どもと遊びに行き、「明日も遊ぼう」と無責任な約束をしておいて、翌日になると「行かない」と言い出すような行動のこと。
気分屋すぎて家族を振り回すのは止めて欲しいと感じるでしょう。
2、旦那の自分勝手が基本治らないのはなぜか?
旦那の自分勝手な行動は、基本的には治らないと考えた方が良いでしょう。
男性は元来自分勝手なケースが多いもの。
生まれ育った環境などで母親に甘やかされて育った、もしくは反対に厳しくしつけられてしまい、反動での自分勝手になってしまったなどが考えられます。
行動心理は奥深く、簡単に治るものではないと理解しておきましょう。
しかし、中には自分勝手さに気がついていない旦那もいるはず。
実は自分の行動に妻が不満を抱いているとは気がついていない旦那もいます。
コミュニケーション不足で夫婦間ですれ違っている悪気のない旦那のことです。
このケースの場合には真摯に向き合い、話し合うことで旦那の自分勝手さは自然に治る可能性があります。
反対に、確信犯で自分勝手な行動をしてしまう旦那もいます。
妻や家族に迷惑をかけていると自覚しているものの、「俺には関係ない」「俺の方が偉い」などの考えで自分勝手に振る舞う旦那のこと。
この手の旦那はタチが悪く夫婦の話し合いで簡単に理解し合うことはできません。
3、旦那の自分勝手さに疲れた、心底嫌になったなら
旦那の自分勝手さに疲れてしまい、心底嫌いだと感じられる場合には夫婦関係を継続していくことも難しいでしょう。
そんな場合の対処法をご紹介します。
(1)悪意のない自分勝手さは話し合いで解決も可能
悪意のない自分勝手さ、とは前述の通りに自分では自分勝手だと気がついていないケースの場合です。
はっきり妻から「自分勝手だよ」とは言われていないため、気づけずにいます。
これまでの習慣通りに振舞っているだけで、家族に迷惑をかけているとは感じていないのです。
まずは、旦那の行動が自分勝手で迷惑だということを伝えてみましょう。
その上でどうして欲しいのかを具体的に伝えることをお忘れなく。
ただ単に「自分勝手だから治してください」だけでは文句を言っているだけになってしまいます。
男性は具体的に話されないと理解ができません。
例えば、「家族と過ごす休日に一人で遊びに行くのは控えて欲しい」などと具体的に伝えられれば男性も理解できます。
具体的に何を自分勝手に感じて、どうして欲しいのかを伝えていくことが大切です。
(2)悪意ある自分勝手さは愛情が薄れている証拠!?
自分勝手なことに腹が立つのは、尊重されてないと感じるからです。
あなたは、「良好に人間関係を保ちたいなら自分勝手でいることは許されない」と考えていませんか?
ですから、自分勝手に振る舞う旦那は、自分や家族との関係を良好に保つ気がないのでは?と疑ってしまうのです。
しかし、人に愛情を持つことと、自分勝手な元来の性格であるということは、別であることを知っておきましょう。
強いて言うなら、旦那は愛情の伝え方を知らないともいえます。
しなければならないのは、旦那の自分勝手さを治すことではなく、旦那はちゃんとあなたや家族を愛しているのかを確認することです。
態度で愛情と感じられなくても、心を言葉で確認することができるのが人間。
あなたの「愛情」と旦那の「愛情」の表現方法が違う可能性もありますので、一度、真剣に言葉で確認してみましょう。何かが変わるかもしれません。
4、離婚のハードルは高い
いくら旦那が自分勝手でも、離婚となるとハードルは高いものです。
離婚を考える前に、まず、こういうことをされると自分勝手に感じて嫌になる、ということを旦那に伝えることが大切です。
伝えたら、あとは旦那がどうするのかは旦那の問題。
あなたは、旦那の自分勝手が自分にどのように影響を与えているのかを1つ1つ考えていきましょう。
そして、「こういう一体感は旦那は求めていないのだ」ということを学習し、あなたへの影響力を小さくしていくよう、つとめてみましょう。
5、それでも離婚をするなら弁護士に相談を
旦那の自分勝手がどうしても肌に合わない、とにかく幸せじゃないと感じる場合は、離婚を考えた方が良いかもしれません。
離婚は、幸せであった結婚生活を否定するものでも、なかったものにするものでもありません。
そこで感じた時間は、すべて今のあなたを作ったもの。無駄なんかではありません。
自分勝手すぎる旦那に我慢して自分らしく生きられないことは、これからの人生をダメにしてしまいます。
離婚をしてもう一度あなたらしく生きるのであれば、どうぞ弁護士に頼ってみてください。
精神的な支えにもなりますし、経済的不利益がないような上手な離婚の仕方を一緒に実現してくれるはずです。
もしまだ離婚の2文字がちらつく程度の段階であっても、相談してみるといいでしょう。第三者に話すことで、あなたの気持ちも整理されてきます。
まとめ
旦那の自分勝手さは治らない可能性が高いでしょう。
とはいえ、治るかどうかは試してみなければわかりません。
もしかしたらあなたの旦那の自分勝手さは悪気がなく、気がついていないだけの可能性もあります。
まずは、旦那とコミュニケーションを取って、本当に治らない自分勝手さなのかを見極めるといいでしょう。
その上でどうしても婚姻生活に我慢ができない場合には弁護士に相談し、自分勝手な旦那とは離婚していくべきです。
それがあなたと家族の幸せにつながります。
我慢ばかりせずに子どものためにも行動していく勇気を持ちましょう。
あなたが正しい決断をして幸せになれることをお祈りします。