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オレオレ詐欺にあわないための予防策と、万が一被害にあったときの対処法は?

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2000年代初めにオレオレ詐欺が社会的に認知されてから20年近く経とうとしていますが、オレオレ詐欺による被害が減る気配はありません。

今後、高齢化社会に伴い、ますます被害が増えることが予想されます。

また、現在の30代、40代の方は、ご自身の親(いわゆる団塊の世代)がちょうど70前後くらいの高齢期に差し掛かっているところだと思います。

そこで、「自分の親は大丈夫だろうか」「詐欺に遭わないために何かするべき対策はないだろうか」などと気にかけている30代、40代の方も多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では

  • オレオレ詐欺の内容、手口
  • オレオレ詐欺被害を防止するための対策法

についてご紹介いたします。

ご参考になれば幸いです。

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1、オレオレ詐欺とは

オレオレ詐欺とは

オレオレ詐欺とは、親族等を装って被害者に電話をかけ、「オレだよ、オレ」などといい、借金の返済や交通事故等の示談金支払い等を名目に現金を振り込ませたり、接触して現金などを取得する詐欺手法の一種です。

2004年11月まで「オレオレ詐欺」と呼ばれていました。

しかし、その後、手口の多様化で名称と実態が合わなくなったため、2004年12月9日から、オレオレ詐欺に加え、還付金等詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺を総称して「振り込め詐欺」と呼ばれるようになりました。

さらに、2011年4月からは、「振り込め詐欺」と「振り込め類似詐欺」を総称して「特殊詐欺」と呼ばれるようになりました

現在は、単にオレオレ詐欺と呼ばれたり、オレオレ詐欺のことを指して振り込め詐欺や特殊詐欺と呼ばれることが多いようです。

2、振り込め詐欺の認知件数、被害額

振り込め詐欺の認知件数、被害額

警察庁の発表によれば、振り込め詐欺(オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資金保証詐欺、還付金等詐欺)の認知件数は平成22年以降平成29年まで増加傾向にあったものの、平成30年からは減少に転じています(平成29年の認知件数は1万8212件、平成30年は1万6490件)。

また、被害額も平成29年は394.7億円だったのに対し、平成30年は356.8億円と減少しています。

しかし、オレオレ詐欺の認知件数は、平成29年は8496件だったのに対し平成30年は9134件と増加しており、近年と比べても極めて高い数字で、年々増加傾向にあるといえます。

3、オレオレ詐欺における被害実例

オレオレ詐欺における被害実例

オレオレ詐欺の被害態様について、実際にあった事例を基にご紹介します。

(1)「振込型」、「キャッシュカード受領型」、「現金受取型」の3つ

①振込型~ATMから現金を振り込ませられる

息子を装った者から「株に失敗して多額の借金をしてしまった」「闇金に手を出してしまって、今日中に振り込まないとヤクザに殺される」などと言われ、ATMから男の指定する口座に現金を振り込ませられるケース。

②キャッシュカード受領型~警察官や銀行協会職員を装われ

警察官を名乗る男から「振り込め詐欺の犯人を逮捕したところ、あなたの口座が犯罪に使われていた。

口座を使えるようにするため、キャッシュカードと暗証番号が必要だ」「受け取りに銀行協会職員を派遣する」などと言われ、銀行協会職員と名乗る男にキャッシュカードを渡し、暗証番号を教えた。

その後、口座から現金を引き落とされるケース。

③現金受取型~自宅で現金を手渡し

甥を装った者から「会社の現金を電車内に置き忘れてしまった」「会社の大事なお金で、もしそのことがばれてしまったら会社をクビになる」などと言われ、自宅を訪れた甥と名乗る男に現金を手渡すケース。

(2)犯人はどういうことを言ってくるのか(オレオレ詐欺の手口)

犯人は、まず、①被害者と接触を図ると同時に、周囲に連絡を取られないようにします。

そして、②お金が必要であることを切に訴えた上で、最後に、③個人情報を聞き出そうとします。

①接触を図る、周囲との連絡を遮断するためのフレーズ

  • 携帯電話をトイレに落として壊した
  • 携帯電話の番号が変わった
  • 風邪を引いて声が変わった(→偽物だと思わせないため)
  • 〇〇署の警察官です、弁護士です、司法書士です など

②お金が必要であることを訴えるためのフレーズ

  • 会社のお金を使い込んだ。監査でばれるとクビになる
  • 友人の借金の保証人になった
  • 株、サイドビジネスで失敗した
  • 付き合っている女性を妊娠させた
  • 電車の網棚に小切手が入った鞄を置き忘れた など

③個人情報を聞き出すためのフレーズ

  • 口座の暗証番号を教えてほしい
  • 自宅の住所を教えてほしい など

4、最新の主なオレオレ詐欺の手口

最新の主なオレオレ詐欺の手口

上記のほかにも、最近では、以下の手口で被害者を騙そうとします。

(1)落とし物詐欺 

息子と名乗る男からの「電車にカバンを置き忘れた」との電話が入り、鉄道会社の落とし物係と名乗る男から「カバンを取得した」との電話が入る。

その後、息子から、再び、「会社の大事なお金が入っていた」との電話が入り、息子に現金を手渡すケース。

(2)上京型の手口

孫と名乗る男から「仕事で東京に来ている」「会社の大切なお金を落としてしまった」「すぐに東京にお金を届けに来てほしい」などと言われ、東京まで行って現金を手渡すケース。

(3)お迎え・誘い出しの手口

長男と名乗る男から「部長から頼まれた書類を間違ったところに送ってしまって大変なことになっている」との電話が入る。

その後、長男の同僚と名乗る男から「家までタクシーを迎えに行かせるので、急いでお金をもって来てほしい」と言われる。タクシーで指定された場所に行くと、長男の同僚と名乗る男が現れ、男に現金を手渡すケース。

5、オレオレ詐欺被害を防ぐには

オレオレ詐欺被害を防ぐには

オレオレ詐欺被害を防ぐために次のことを心得ましょう。

(1)事前に知っておくべきこと、やるべきこと

①自分は騙されないと思わない

平成29年3月公表の内閣府の「特殊詐欺に関する世論調査」によると、「自分は被害に遭わないと思っている人」は全体の8割だったそうです。

また、年齢が高くなればなるほどこの意識は高く、こうした高齢者(ここでは60歳以上の人をいいます。)の油断(意識)が詐欺被害に繋がっているかもしれません。

まずは、誰でも詐欺被害に遭うことを自覚し、しっかりとした対策を立てることが大切です。

②ご家族間でこまめに連絡を取る

オレオレ詐欺の犯人は、被害者の子や孫などの親族を装って接触してきます。

そこで、普段からご家族間でこまめに連絡を取り合うことで、実際に犯人が接触を図ってきたときも声のニュアンスの違いや話の内容の矛盾などに気づくことができます。

③合言葉を決めておく

そして、ご家族、ご親族の間で合言葉を決めておきましょう。

ご家族等を名乗るものの、電話先で合言葉をいえない相手は詐欺犯人である可能性が高いでしょう。

④自宅電話を留守番電話設定に

詐欺犯人が留守番電話に自身の声を残すことはまずありません。

しかし、仮に、犯人の声が録音されていた場合は、詐欺かどうか冷静に分析することができますし、後々、事件の証拠として使えることもあります。

⑤録音等のできる電話に交換

録音等ができる電話は、着信音が鳴る前に本機が応答して、相手に通話を録音するというメッセージを流し、着信中は呼出音と注意喚起のアナウンスを交互に繰り返し、電話に出ると通話内容を自動で録音するというものです。

詐欺犯人に対する抑止効果が期待できます。

⑥振り込め詐欺防止装置の導入

振り込め詐欺防止装置は、電話着信時に警告メッセージのアナウンス機能、通話録音機能、着信拒否機能等をもった電話回線に付加する装置や電話機です。

上記⑤と同様に詐欺犯人に対する抑止効果を期待できます。

⑦ハローページに登載された電話番号を削除

オレオレ詐欺の犯人は、ハローページに掲載され、かつ高齢者の可能性が高い名前(例えば、名前がカタカナなど)の横に書かれた電話場号を頼りに電話をかけ、お金を騙し取りやすい人かどうか目星をつけています。

そこで、予め、ハローページから電話番号を削除することも対策の一つです。

⑧振込み限度額を下げる

仮に、騙されて振り込んでしまっても被害を最小限にとどめられるよう、振込み限度額を必要最小限度額に設定しておきましょう。

(2)電話がかかってきたら

①お金を要求されても、簡単に振り込んだり渡したりしない

電話でお金の話が出てきたら「嘘」「詐欺」だと疑いましょう。

そして、簡単に相手の話に応じないようにしましょう。

②警察官、銀行協会員と言われても簡単に信用しない

電話口で警察官、銀行協会員と名乗られても簡単には信用してはいけません。

相手が真正な身分証証明書を有していない限り、偽者だと考えてください。

③電話中に息子、孫などの親族の名前を出さない

詐欺犯人は、当然、被害者の息子さんやお孫さんの名前を知りません。

ところが、電話口でつい言ってしまうと、自らその名前を詐欺犯人に教えてしまうことになります。

そして、詐欺犯人は、それ以降は言われた名前を使うため、ますます騙されてしまいます。

④必ず発信元の電話番号に電話して確認

詐欺犯人から「電話番号が変わった」と言われた場合は、必ず、ご自身が知っている電話番号に電話して確認してください。

そこで、息子さんやお孫さんが電話に出れば、先ほどの電話は詐欺犯人からの電話である可能性が高いでしょう。

6、万が一オレオレ詐欺の被害にあった場合には

万が一オレオレ詐欺の被害にあった場合には

以上が、オレオレ詐欺被害を防止するための対策ですが、以下では、オレオレ詐欺被害に遭った場合の取るべき行動、相談先についてご紹介いたします。

(1)被害に気付いたら、直ちに振込先の金融機関等へ連絡 

オレオレ詐欺被害に気づいたら、まずは犯人が被害の対象となる口座を管理する金融機関へ電話しましょう。

すぐに口座を凍結し、現金の引き出しを防ぐことができるかもしれません。

万が一、引き出されてしまったら、振り込め詐欺救済法による被害回復を受けることができるかもしれません。

(2)そのほかの相談すべき窓口

①警察 → 犯人を特定したい、処罰を与えたいという人向け

警察では専用のダイヤルを設けています。

「#9110」です

こちらは、犯罪被害を未然に防止するための相談先です。

実際に被害に遭った場合は、110番か最寄りの警察本部、所轄の警察まで電話しましょう。

②国民生活センター → とりあえず相談したいという人向け

消費者被害に巻き込まれた場合の相談機関。

「消費者ホットライン」と称して、専用のダイヤルを設けています。

「188」あるいは「0570-064-370」です。

③法テラス → とりあえず相談したい、相談先を紹介して欲しいという人向け

法的トラブルを解決するための支援機関。

犯罪被害者に対する必要な情報提供などを行っています。

専用のダイヤルは「0570-078374」です。

④弁護士 → お金を取り戻したい人向け

警察は民事不介入のため、詐欺犯人にお金を返せとは交渉してくれません。

特定の司法書士は被害金額が140万円未満の場合でなければ依頼できません。

弁護士は被害金額にかかわらず依頼することができます

(3)専門家以外には相談しないこと

詐欺犯人は、一度騙した人に対して、今度は弁護士などに成りすまして「お金を取り戻せますよ」などと言って再びお金を騙し取ろうとします。

しかし、電話口で弁護士や警察官を名乗られたら警戒してください。

そして、絶対にお金を振り込んだりしてはいけません。

まとめ

以上、オレオレ詐欺やその対策などについてご紹介してきました。

家族と離れ離れで、お一人で暮らす高齢者の方も多いと思います。

一人だと、周囲に相談できる人がおらず、どうしても孤立してしまいがちです。

しかし、詐欺犯人は、そうした高齢者をターゲットにしています。

オレオレ詐欺が増加傾向にある中、今一度、ご家族でオレオレ詐欺対策について話し合われてみてはいかがでしょうか?

この記事がそうした方々の一助となれば幸いです。

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