交通事故に遭ってしまった際に弁護士に相談する手順

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交通事故 弁護士 相談

交通事故に遭ってしまった方の中には、手続きや交渉を弁護士に任せたいと考える方もおられるでしょう。しかし、弁護士に依頼するということには、メリットだけでなくデメリットもあります。また、依頼するとしても、弁護士であれば誰でもいい、というわけではなく、交通事故に積極的に取り組んでいる弁護士でなければいけません。せっかく弁護士に依頼しても、その弁護士が交通事故をあまり扱ったことがないのであれば、弁護士に依頼するメリットを得られないおそれがあります。

今回は、弁護士に依頼することのメリットとデメリット、交通事故に積極的に取り組んでいる弁護士の見分け方等を説明していきます。

目次

1、弁護士を探す前に弁護士に依頼するメリットとデメリットを把握しておく

2、交通事故に積極的に取り組んでいる弁護士かを見分けるポイント

3、交通事故に積極的に取り組んでいる弁護士を探す方法

4、有意義な相談をするために!相談時に準備しておくべき物

5、有意義な相談をするために!弁護士に相談する際に聞くべき内容

1、弁護士を探す前に弁護士に依頼するメリットとデメリットを把握しておく

交通事故に遭ってしまい、弁護士を探すといっても、そもそも弁護士に依頼した方がいいのかどうかもよく分からないというのが一般的だと思います。

弁護士を探す前に、弁護士に依頼するメリットとデメリットは何なのかという点を押さえておきましょう。

(1)弁護士に依頼するメリット

①保険会社などとのやりとりを弁護士に任せられる

交通事故に遭った後、通院のことや示談のことについて、通常、加害者側の保険会社(任意保険会社)とやりとりをしなければなりません。

こちらは被害者であるにもかかわらず、交通事故に遭った後の保険会社とのやりとりにも精神的ストレスを感じてしまうという事態が生じることがあります。

また、通院後しばらく経った後に行われる示談の話し合いにおいては、そもそも保険会社とどのように交渉すればいいのか、保険会社からの提示が正しいものなのか、保険会社からの提示を呑んだ方がよいのか否か、分からないことだらけです。

弁護士に依頼すれば、このような保険会社とのやりとりについて、弁護士に全て任せることができます。

基本的に、窓口が弁護士になりますので、加害者側の保険会社などとのやりとりに苦痛を感じている場合は、弁護士に依頼することを検討されると良いでしょう。

②賠償額の増額を見込めることが多い

経済的な面でのメリットとしては、弁護士に依頼すれば、賠償額の増額を見込めることが多い点が挙げられます。

加害者側の保険会社(任意保険会社)は、示談の話し合いになった際、金額の提示を記載した書類を送ってきます。

保険会社は、自社の基準である、いわゆる任意保険会社の基準に基づいて、慰謝料等を算出し、金額の提示をすることが多いです。

しかし、賠償金の算出においては、任意保険会社の基準の他、自賠責保険の基準と、裁判基準があります。

自賠責保険の基準は、自賠責保険でまかなうことのできる最低限度の基準です。

任意保険は、自賠責保険でまかないきれない部分をカバーする保険ですから、任意保険会社の基準は自賠責保険の基準よりも高い金額となるのが通常です。

もっとも、裁判で認められる裁判基準は、通常、任意保険会社の基準よりもさらに高額となります。

裁判基準のことを知らず、自賠責保険の基準や任意保険会社の基準で示談をしてしまう交通事故被害者の方が多くいらっしゃいます。

弁護士に依頼すれば、裁判もしくは裁判所外の交渉において、裁判基準によって算出した損害賠償金の請求を行い、裁判基準をベースに交渉等を行うことができます。

③法的なアドバイスを得られ、相手方に法的な主張で対抗できる

当然のことながら、弁護士は法律の専門家ですから、相手方との間で争いが生じている場合、法的なアドバイスをしてくれます。

また、相手方に対し、法的な主張で対抗することができます。

裁判において、法的な主張を行うことが出来るだけでなく、裁判を起こす前の交渉で解決したいという場合も、裁判において認められる範囲などをある程度見通しながら、交渉することができます。

(2)デメリット

弁護士に依頼する際のデメリットは、やはり弁護士費用がかかってしまうことです。

もっとも、最近は、自動車保険に弁護士費用特約という弁護士費用をまかなってくれる特約を付けている方も多くいらっしゃいますので、弁護士費用特約を付けている場合は、保険で弁護士費用をまかなうことができます(通常上限額は300万円ですので、弁護士費用が300万円を超えた場合は、超えた部分を自己負担する必要があります)。

なお、自分だけではなく、同居の家族の自動車保険などに弁護士費用特約が付いている場合、弁護士費用特約を利用することができる可能性がありますので、保険会社に一度確認してみると良いでしょう。

弁護士費用特約が付いていない場合は、弁護士費用については自己負担となります。

弁護士費用の内容は主に、事件に着手するための着手金と、得られた経済的利益に応じた成功報酬である報酬金があります。

したがって、弁護士に依頼するためにはまず着手金を用意する必要があります。

もっとも、法律事務所によっては、相手方から賠償金を回収した際に、回収した賠償金の中から、報酬金と着手金の支払いに充てることが出来るという後払いが可能な場合もあります。

2、交通事故に積極的に取り組んでいる弁護士かを見分けるポイント

交通事故に積極的に取り組んでいる弁護士かどうかを見分けるポイントとしては、まずその弁護士が所属している法律事務所のホームページを確認してみる方法があります。

通常、法律事務所のホームページには取扱分野が載っているので、交通事故にどの程度取り組んでいるのかがある程度分かります。

また、実際に弁護士に相談をし、自分が持っている疑問などをぶつけてみて、分かりやすい回答や納得のいく回答をしてもらえるかどうか、というのも重要なポイントであると思います。

弁護費用特約を付けている場合、法律相談費用については、弁護士費用特約でまかなうことができます。また、弁護士費用特約がない場合でも、相談は無料としている法律事務所もあります。積極的に弁護士に相談してみるのが良いでしょう。

3、交通事故に積極的に取り組んでいる弁護士を探す方法

交通事故に積極的に取り組んでいる弁護士を探す方法としては、

  • 法律事務所のホームページの確認
  • 実際に法律相談をしてみること
  • その弁護士が執筆している文献やインターネット上のコラムを読んでみる

という方法があります。

また、交通事故に積極的に取り組んでいる弁護士の知り合いがいる人に紹介してもらうという方法もあります。

もっとも、弁護士との相性というのもありますので、交通事故に積極的に取り組んでいるか否かという点だけでなく、実際に会って話をしてみて、信頼できそうかどうかという点も重視しましょう。

4、有意義な相談をするために!相談時に準備しておくべき物

交通事故の相談を弁護士にする際は、基本的に、関係資料一式を全て持っていきましょう。

関係資料とは、

  • 加害者側の保険会社から届いた書類
  • 自分の保険会社から届いた書類
  • 保険会社担当者の名刺
  • 自分の自動車保険の保険証券
  • (持っていれば)交通事故証明書
  • 診断書
  • その他入通院に関する書類

などです。

また、交通事故の発生状況を把握しやすくするために、交通事故の場所をグーグルマップなどの地図に記入したメモや、交通事故発生状況を描いた図面を持参すると良いでしょう。

さらに、交通事故に遭った後の、入通院の経過や、保険会社とのやりとりの経過などを時系列で整理してまとめておき、相談時に弁護士に見せれば、相談はよりスムーズになるでしょう。

5、有意義な相談をするために!弁護士に相談する際に聞くべき内容

案件によって、弁護士に相談する際に聞くべき内容は様々であると思いますが、以下のようなことは通常弁護士に聞いた方が良いでしょう。

  • (1)今後の手続きの流れや、手続きに要する期間
  • (2)弁護士費用について
  • (3)本案件において弁護士に依頼するメリット

以下、それぞれについて詳しくみていきましょう。

(1)今後の手続きの流れや、手続きに要する期間

交通事故問題の解決には予想以上に手続き終了までに時間がかかるということがよくあります。

事前におおよその手続きの流れや期間を確認しておいた方が良いでしょう。

(2)弁護士費用について

弁護士費用については、弁護士費用特約が付いている場合には大きな問題とはなりませんが、付いていない場合は費用対効果の問題などが生じますので、弁護士との間で取り交わす委任契約書の内容もよく読み、弁護士費用を確認しましょう。

(3)本案件において弁護士に依頼するメリット

一言に交通事故と言っても、規模は様々であり、争点も案件によって様々なので、本案件について弁護士に依頼するメリットを、相談する弁護士に確認すると良いでしょう。

まとめ

今回は、交通事故に積極的に取り組んでいる弁護士の見分け方などを説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

特に、相談時の対応はポイントになると思いますので、一度弁護士に相談してみることをお勧めします。

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