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不倫の慰謝料の相場と高額獲得のための6つのポイント

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不倫の慰謝料の相場とその金額を少しでも高めるために必要なこと6つ

夫や妻の不倫が発覚し、慰謝料請求したい!とお考えのあなた。

今回は、以下の内容を交えて、不倫慰謝料の相場について解説していきます。

  • そもそも慰謝料とは何か
  • 不倫の慰謝料の相場はいくらなのか
  • 慰謝料を請求するために準備すべきこと

離婚をする場合もしない場合も、相手と話し合う前に法律的な知識を身につけておいた方が落ち着いて話が出来るというもの。ぜひ参考にしてください。

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1、不倫慰謝料の相場について知る前に!そもそも「慰謝料」が請求できるのはどのような場合か?

そもそも「慰謝料」が請求できるのはどのような場合か?

(1)慰謝料とは

「慰謝料」という言葉はよく使われますが、具体的にはどのようなものをいうのでしょうか。
慰謝料とは、簡単に言えば精神的苦痛に対して支払われるお金のことです(民法第709条、710条)。
そのため、 不倫やDVなどにより精神的苦痛を受けた場合には、相手に対して慰謝料の請求が可能です。

(2)慰謝料は相手に落ち度がないと請求できない

よく、離婚する際には慰謝料は必ず請求できるものだと思われている方がいらっしゃいます。
しかし、慰謝料はいつでも請求できるわけではありません。

前述の通り、慰謝料は精神的苦痛を受けた場合に請求可能ですが、これには相手方の故意や過失(ミス)、すなわち落ち度が必要となります。
よって、不倫・浮気やDVなどが離婚原因となる場合には慰謝料請求が可能です。

これに対して、「性格の不一致」や「価値観の相違」など、相手方に落ち度がない場合には慰謝料の請求は難しくなります。

(3)不倫慰謝料、誰に請求できる?

配偶者の不倫によるあなたの精神的苦痛は、誰によってもたらされたのか。
それは、あなたの配偶者と、そして不倫相手です。
よって、不倫の慰謝料は、配偶者と不倫相手、それぞれに請求することができます。

具体的には、仮に配偶者に対して200万円の慰謝料を請求できる場合、不倫相手に対しても同様に200万円の請求することが可能です。
この点、2人の関係は「連帯債務者」という関係です。
つまり、もし配偶者から200万円を受け取った場合には、不倫相手に重ねて請求することは原則としてできません。2人からの支払いを合わせて200万円を受け取れる、ということです。

ちなみに、配偶者と不倫相手の関係が本気か遊びかにかかわらず、不倫行為があれば配偶者と不倫相手に対して慰謝料請求が可能です。

2、浮気・不倫による慰謝料の相場は?

浮気・不倫による慰謝料の相場は?

次に、浮気・不倫を理由に慰謝料請求した場合に獲得できる金額の「相場」を確認していきましょう。

(1)不倫の慰謝料相場

相手が不倫していることがわかった時、気になるのは「いくら請求できるのだろう?」ということではないでしょうか。
請求すること自体はいくらでも可能ですが、あまりにも相場からずれた金額を請求しても相手は支払いをしてません。
やみくもに裁判をすることとなり、結果として無駄に費用をかけてしまうことになってしまいます。

そこで抑えておいて頂きたいのが浮気・不倫の場合の慰謝料の金額の相場です。

詳しくは「3、慰謝料の金額の計算に影響するのはどのような事情?」で後述しますが裁判では、慰謝料の金額は下記の項目などによって慰謝料の金額が決まります。

  • 相手の収入
  • 離婚の原因(不倫の内容の悪質性等)
  • 結婚期間

事案は様々ですので、慰謝料の金額にもバラつきがありますが、裁判上の慰謝料の相場は

数十万円~300万円くらい

です。300万円をこえるケースもありますが、ごくまれです。

(2)慰謝料の金額を高めるために必要な事

慰謝料の金額を高めるには、様々な事情やそれを裏付ける証拠から「こんなに私は精神的苦痛を受けた」と裁判官に主張し納得させることが必要です。
たとえば、精神的苦痛からうつ病等の病気になってしまった場合には、診断書が精神的苦痛の大きさを証明する証拠として重要となります。
また、子どもや親など、あなた以外のご家族が心労を受けている場合も、慰謝料の場面では大切なファクターとなり得ます。

法律的知識や経験が重要となる部分ですので、慰謝料の請求を検討されている方は一度法律のプロである弁護士に相談されるのがよいでしょう。

3、慰謝料の金額の計算に影響するのはどのような事情?

慰謝料の金額の計算に影響するのはどのような事情?

慰謝料の金額はどのような事情によって決定するのでしょうか。
前述の通り、慰謝料とは精神的苦痛に対して支払われる金銭です。
そのため、「辛い思い」の程度によって決まります。
そして、どのくらい「辛い思い」をしているかの計算要因としては、以下の①~③となります。
その中から、慰謝料の金額に関わる代表的なものを挙げさせて戴きました。

①請求する側の要因 ・資産・収入(資産・収入が少ないほど金額が高くなる傾向があります)

  • 年齢(年齢が高いほど金額が高くなる傾向があります)
  • 職業(一般的に、社会的地位が高かったり、収入が高いと思われる職業に就いている場合には金額が少なめとなります)
  • 初婚・再婚の別(再婚の場合に比較して、初婚の場合の方が金額が高めとなりやすいです)
  • 再婚の可能性(再婚の可能性が低い方が金額は高額となる傾向があります)
  • 自殺未遂やノイローゼなどの精神的苦痛を類推させる事情(精神的苦痛を類推させる事情があると金額は高くなります)

②請求される側の要因 ・資産・収入(資産・収入が高いほど金額が高くなる傾向があります)

  • 年齢(年齢が高いほど金額が高くなる傾向があります)
  • 職業(一般的に、社会的地位が高かったり、収入が高いと思われる職業に就いている場合には金額が高めとなります)
  • 婚外子の出生や認知の有無(婚外子がいたりすると、金額が高めとなります)
  • 婚姻中における贈与(婚姻中に贈与が行われていた場合には、金額が低めとなります)
  • 生活費不払いの有無(生活費を支払っていなかった場合には、金額が高めとなります)
  • 関係修復の努力の有無等(関係修復の努力をしていないと、金額が高めとなります)

③その他の要因
・有責行為の内容(例えば、不倫相手が一人の場合より複数の場合の方が悪質とみなされ、慰謝料の金額も大きくなる傾向があります)

  • 婚姻期間(期間が長いほど金額が高めとなります)
  • 婚姻中の協力度(協力度が低いと、金額が高めとなります)
  • 子どもの有無・人数(子供がいると金額が高めとなる傾向があります)
  • 財産分与の額(財産分与の額が大きいと、金額は低めとなることがあります)

4、実際に請求するに必要な「不倫の証拠」

さて、ここまでで、一定の金額の不倫の慰謝料を請求できる環境であることを確認できたとしても、実際に請求するには、2人が不倫をしていたという証拠をもっていなければなりません。
なんとなく夫が浮気してると思う、相手は誰だかはわからない、ということでは、請求することが難しくなります。

確実に慰謝料を獲得するためには、「証拠」が重要です。

不倫慰謝料請求の証拠としては、

  • 不倫相手が配偶者のことを既婚者と認識していた
  • 肉体関係があったこと

という2つの事実に関するものが必要です。

もし、相手方がこれらの事実の有無について争ってきた場合、これらの事実を証明する証拠が必要となります。では、どのような事情が証拠となるでしょうか。

(1)不倫相手が既婚者と知ってて不倫していた証拠

例えば、以下のような事実がある場合には、「不倫相手が配偶者のことを既婚者と認識していた」ことを証明することができる可能性があります。

  • その夫婦の結婚式に不倫相手も出席していたこと
  • 勤務先の上司と部下の関係であること(通常、同じ会社で働いていて、既婚者と知らなかったはずがない)(※)
  • 不倫相手とのメールのやり取りの中で「奥さん(旦那さん)にばれたら大変なことになるね」などと記載されていること

※勤務先が同じであっても「私は相手の男性を既婚者と知らなかった」と言い訳をすることが考えられます。

しかし、一般的にはそのような言い訳は通用しないでしょう。

なお、「不倫相手が配偶者のことを既婚者と認識していた」としても、既に婚姻関係が破綻していた場合には慰謝料の請求は難しいので注意が必要です。
とはいえ、「婚姻関係が破綻」とは、しょっちゅう夫婦喧嘩をする、男性側が一方的に妻を愛していないと発言している、という程度のものではありません。
実際に別居期間が半年以上に及んでいるなど、客観的な破綻であることが必要となります。

(2)肉体関係があったことの証拠

不倫は一般的には他人が見えない場所、つまり密室で行われます。
そのため、肉体関係が行われている最中にその密室に乗り込むなどしない限り、確実な不倫行為の証拠を押さえることは不可能です。
そうすると、不倫慰謝料の請求が難しくなりますが、それは不公平です。

そこで、ある程度肉体関係が推測されるような状況にあれば、肉体関係はあったものとして扱われることになります。
具体的には、以下のような事実がある場合には、「肉体関係があったこと」を証明できる可能性があります。

  • 配偶者と不倫相手がラブホテルに入ってなかなか出てこないこと(実際には何もせずにラブホテルで寝ていただけであったとしても、肉体関係があったものと扱われる可能性すらあります)(※1)
  • 一人暮らしの家に出入りして長時間滞在していること
  • 二人で泊まりがけの旅行に行って同室で就寝したこと
  • メールや手紙などに明らかに肉体関係を推測できるような文言(「またやろうね」「気持ちよかった」など)が記載されていること
  • 配偶者、もしくは不倫相手が不倫の事実を認めたことを書面化したもの(※2)

※1 ラブホテルではなく、ビジネスホテルなどの場合には「打ち合わせをしていた」などと言い訳できてしまう可能性があるので、必ずしも有力な証拠とはなりません。
※2 いつどこで何があったかまで具体的な内容が書かれているほど、証拠としての価値が高くなります。

(3)もし証拠がない場合はどうするか?

明確な証拠がない状態で「絶対不倫しているから訴えたい」と希望される方も多くいらっしゃいます。
しかし、相手が不倫の事実を認めない場合、調停や訴訟をしても希望する不倫慰謝料を獲得することは極めて難しいといえます。
まずは、証拠を集めることを始めましょう。

① 証拠集めのために探偵などの調査会社を利用する

生活の中で証拠を集めることが難しい場合は、やはり専門家に依頼することもあるでしょう。

しかし、ここで1点、注意すべきことがあります。
探偵が配偶者と不倫相手を尾行したとしても、すぐに不倫の証拠を掴めるわけではありません。
なかなか不倫の証拠を掴めず、日数がかかってしまえば、場合によっては100万円以上かかることも。

ちなみに、仮に裁判に勝って慰謝料を獲得したとしても、探偵に依頼した費用を配偶者に請求することは難しいです。

② 証拠がなくても請求する

もっとも、証拠を絶対に必要とするのは、あくまで調停や訴訟を行う場合のことです。
つまり、訴訟外で請求することは自由です。

訴訟外で請求するには、内容証明郵便を使うことが一般的です。
具体的には、内容証明郵便にて、あたかも不倫の証拠を握っているかのように思わせて謝罪だけを求め、不倫の事実を認めさせてしまう方法が考えられます。
不倫の事実さえ書面上認めさせてしまえば、これが不倫の重要な証拠となり、実際に慰謝料を獲得することが可能となります。

しかし、ここでも注意すべきことが。
実際は不倫していないにも関わらず慰謝料請求をしてしまったような場合、不倫相手から恐喝罪などで訴えられてしまう可能性があります。
また、内容証明郵便は重要な証拠となるので、誤った内容で送付してしまうと、後々不利に働く可能性があります。

ですので、不倫関係を証明する明確な証拠がない場合での慰謝料請求は、弁護士に相談の上行うことをお勧めします。
裁判外において直接弁護士が交渉することにより、事情によっては相場に縛られない額を引き出せることもあります。

5、慰謝料はいつまで請求できる?

慰謝料はいつまで請求できる?

慰謝料請求権は、法律的には不法行為に基づく損害賠償請求権です。
そのため、離婚に至った原因となる行為により生じる精神的苦痛に対する慰謝料については、損害および加害者を知った時点から3年で時効にかかります。
そのため、もしも不倫行為を知ってから時間が経っている場合、時効完成に気をつけなければなりません

そのような場合のために、時効の進行を「中断」させる方法があります。
具体的には、内容証明郵便を送って、さらに訴訟提起をする必要があります。
複雑な手続きとなりますので、詳しくは弁護士にご相談ください。

6、損のない不倫慰謝料の請求をするなら弁護士へ相談を

損のない不倫慰謝料の請求をするなら弁護士へ相談を

配偶者に請求するにも、不倫相手に請求するにも、相手がよほど反省をしていて柔軟な対応を示してくれるケース以外では、当事者同士での解決は難しいことでしょう。

そんなときはどうぞ弁護士を利用してください。

(1)相手が無視できなくなります

ご本人からの内容証明が来たとしても、相手が無視する可能性もあります。
また、堂々と拒否される場面もあるでしょう。

しかし弁護士からの通知となれば、たいていの場合、相手は無視できません。

(2)裁判外の任意交渉で裁判相場を超える金額も期待できる

相手の資産状況などの事情によりますが、裁判外で弁護士が交渉することで、裁判の相場を考えずに交渉をまとめることが考えられます。
たとえ時効期間が経過していても、任意交渉は自由ですので、まずは弁護士に任せましょう。

このように、裁判に入る前に、弁護士が交渉することは大変有益です。

(3)調停・裁判になったときでも慰謝料額を上げるための事由を引き出します

相手が交渉に応じず、たとえ調停、裁判になった時も、ご本人では思いつかないようなことでも、弁護士と話をすることで、あなたのケースにおける慰謝料増額のポイントが引き出されます。
また、事前に弁護士に相談していれば手続きもスムースです。

(4)証拠集めに協力します

探偵などを依頼するにしても、お一人で行動するのはそれこそ精神的にも負担となることでしょう。
弁護士に依頼すれば、実生活でできる証拠の集め方をアドバイスする他、探偵についても提携しているところがある法律事務所もありますので、スムースに紹介することが可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?不倫の際の慰謝料の相場についてお話しました。

不倫は、配偶者の心をとても辛くさせるものです。
1人で抱え込まず、まずは弁護士に相談してみてください。

多くの事務所が無料相談を実施しています。
苦しかった気持ちを少しでも楽にできるよう、弁護士は全力であなたをサポートしていきます。

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