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【男女別】既婚者の浮気率|パートナーが浮気した時の心得

既婚者 浮気率

既婚者の中には浮気をする人が多いのでしょうか。

あなたは、夫や妻が浮気している可能性を疑ったことはありますか?
結婚しているからといって、自分の配偶者が浮気しないとは限りません。実際、既婚者の中にも浮気をしている人は珍しくありません。もしも「パートナーが浮気しているかもしれない」と思った場合、浮気の理由や、浮気の兆候を調査する人も多いでしょう。

今回は、

・既婚者の浮気率
・浮気の兆候を調べる方法と対処法

などについて、ベリーベスト法律事務所の弁護士が詳しくご紹介します。

旦那の浮気でお悩みの方は以下の関連記事をご覧ください。

弁護士相談に不安がある方!こちらをご覧ください。

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1、既婚者の浮気率は高いのか?男女別の調査結果

既婚者の浮気率は高いのか?男女別の調査結果

実際に、既婚者で浮気をしている割合はどれくらいになるのでしょうか?

既婚者の浮気率を男女別に見ていきましょう。

(1)男性の浮気率

男性の方が、女性よりも浮気率が高いというイメージがあるかもしれません。

男性の年齢別の浮気率は次の通りになります。

年齢

浮気率

20代

29.5%

30代

30.9%

40代

30.1%

50代

24.5%

60代

19.8%

全年代平均

26.5%

参考:相模ゴム工業株式会社

男性は30代と40代には3割以上の人が浮気をしており、60代以外の年代も3割近い人が浮気をしているという結果になっています。

浮気をしていない人は前年代平均からすると7割近くいることになりますが、3割近い男性は浮気をしていることになります。

(2)女性の浮気率

女性は男性よりも浮気をするような印象が少ないように思われるかもしれませんが、実際の浮気率はどのようになっているでしょうか?

女性の年齢別の浮気率は、次の通りになります。

年齢

浮気率

20代

16.5%

30代

17.9%

40代

17.1%

50代

14.3%

60代

10.5%

全年代平均

15.2%

参考:相模ゴム工業株式会社

調査結果を見ると、男性よりも女性の方が、浮気率は10%近く低いことが分かります。

また、女性の場合は30代が最も不倫率が高いものの、どの年代も浮気率は2割に満たないという結果が分かりました。

(3)浮気相手と出会ったきっかけ

既婚者の浮気率は2~3割と高い数字であり、若い世代ほど浮気率は高くなると言えます。

既婚者が浮気する場合、浮気相手とはどこで出会うことが多いのでしょうか?

相模ゴム工業株式会社の調査結果によると、最も多い出会ったきっかけは「同じ会社」です。同じ会社であれば顔を合わせる機会が多く、配偶者にも浮気がバレにくいという理由から、職場での浮気が多いと考えられます。

また、若い世代ほど、SNSやマッチングアプリなどネットを利用して、浮気相手を見つけるというケースが多いことが分かっています。

2、既婚者が浮気や不倫をする理由とは?

既婚者が浮気や不倫をする理由とは?

既婚者が浮気や不倫をする理由は、さまざまなことが考えられます。

家庭円満なのに浮気をする理由が分からないと浮気される側は思ってしまうものですが、浮気する側にも浮気をする理由があるようです。

もちろん既婚者が浮気をすることは許されるものではありませんが、どのような心理で浮気をしているのか、見ていきましょう。

(1)家に居場所がない

家は、最も安全で安らげる場所のはずです。

しかし、家に帰っても配偶者の小言が多い場合や、配偶者や子供から相手にされない場合などという理由で、家に居場所がないと感じるケースもあります。

家に居場所がないと感じるようになれば、家に帰ることが憂鬱になってしまうのです。そして、家以外の場所で居場所を見つけようとして浮気をしてしまうと考えられます。

家の居心地が悪いほど、浮気をするリスクは高まると言えるでしょう。

(2)刺激が欲しい

もともと浮気性の人に多い理由ですが、刺激を求めて結婚しても浮気してしまうケースがあります。

結婚生活は円満であっても、スリルや快楽に欠けていると感じると刺激を求めるタイプの人もいるものです。

浮気をするという刺激を楽しんでいるため、本気の浮気にはなりにくいタイプでしょう。

(3)承認欲求を満たすため

男としての魅力を確認したいと考えるタイプの場合、女性に好きになってもらうことで承認欲求を満たしています。

他の女性からもモテたいと考え、浮気をすることで「自分はまだ男として現役だ」と確認しているのでしょう。

(4)性欲を満たすため

以下のようなケースに当てはまる場合、浮気をすることで性欲を満たしていると考えられます。

  • 夫婦の性生活が減少している場合
  • セックスレスになっている場合
  • マンネリ化している場合 など

子供を産むと、妻を女性として見れなくなることで、セックスレスになり性欲を他で発散するという男性も少なくありません。

3、浮気をしている可能性が高いと言える行動とは?

浮気をしている可能性が高いと言える行動とは?

浮気をすると、普段とは違う行動を取ってしまう人が大半であると言えます。浮気をしている可能性が高いと言える行動を知り、配偶者の浮気の可能性を探ってみましょう。

浮気をしている人がよくする行動には、次のようなものが挙げられます。

(1)スマホを家の中でも持ち歩く

浮気をしていると、スマホを家の中でも持ち歩いて移動するようになります。なぜならば、配偶者には見られてはまずいような内容のメッセージや、着信履歴などがあるからと考えられます。
お風呂やトイレなどにもスマホを持ち歩いている場合には、浮気をしている可能性が高いと言えるでしょう。

また、スマホを机などに置く際に、スマホ画面を下に向けて見えないようにする場合も浮気をしている可能性があります。

(2)仕事を理由に帰りが遅いことが多い

以前までは仕事で帰りが遅くなることは少なかったものの、仕事や接待などを理由に帰りが遅くなることが増えた場合には、浮気を疑いましょう。

仕事帰りに、浮気相手と会っている可能性があります。

本当に仕事が忙しいだけの場合もありますが、一定期間を過ぎても仕事の帰りが遅いことが続く場合には、怪しいと考えられます。

(3)服装や髪型が変わった

浮気をすると、相手に自分を良く見せたいと考えるようになります。そのため、服装や髪型など身だしなみに気を使うようになることが多いです。浮気相手好みに、服装や髪形を変えるようなケースもあるでしょう。

普段とは違う服装や髪型をするようになれば、浮気を疑ってもいいと言えます。

(4)お金をたくさん使うようになった

浮気をするには、お金が必要です。デートや食事、ホテルの宿泊費など負担よりも出費が増えるようになるでしょう。

財布の中身やクレジットカードの利用明細などを確認していれば、どれくらいお金を使用しているのか確認できるはずです。負担よりも出費が増え、原因不明の出費が続いている場合には浮気をしている可能性が高いと考えられます。

4、浮気や不倫には2種類がある

浮気や不倫には2種類がある

配偶者以外の人と肉体関係を持つことを「浮気」や「不倫」と呼びますが、浮気や不倫には大きく分けると2種類があります。

それは、遊びの浮気と本気の浮気です。

それぞれどのような違いがあるのでしょうか?

(1)単なる遊びの浮気

単なる遊びの浮気の場合、性欲や承認欲求を満たすことが目的で行われています。そのため、結婚生活を危機に追い込むつもりはなく、浮気をしていると考えられます。

「配偶者が性交渉してくれない」「マンネリ化して刺激が欲しい」など、出来心で始まる浮気なので、配偶者と離婚したいとまでは考えていない状態です。

(2)恋愛に発展してしまう本気の浮気

浮気や不倫は単なる遊びのケースも多いですが、恋愛に発展してしまうケースもあります。

浮気相手のことを本気で好きになってしまい、家庭よりも不倫相手と一緒にいることを優先するようになってくるでしょう。

浮気相手には、「離婚するから」などと話している可能性もあります。

家に居場所がないような場合や、寂しさから浮気を始めている場合、家族からは満たされないものを相手が補ってくれるため、本気の恋愛に発展しやすいと考えられます。

5、配偶者の浮気を疑った場合にしてはいけないこと

配偶者の浮気を疑った場合にしてはいけないこと

配偶者が浮気や不倫をしているかもしれないと考えることは、辛いものです。怒りや衝撃、悲しみなどから、配偶者を思いもよらぬ行動を取ってしまうケースも多くなっています。

しかし、後から自分自身が不利になってしまわないように配偶者の浮気を疑っても次のような行動は控えるようにしましょう。

(1)相手を問い詰める

配偶者が浮気しているのではないかと疑った際に、相手を問い詰めるようなことをする方は多いでしょう。

しかし、浮気を問い詰めることは逆効果です。

相手は「浮気していない」と否定するだけではなく、浮気の証拠なども隠滅してしまう可能性が高まります。今後の浮気は、さらにバレないように慎重に行うようになってしまうため、浮気の証拠が集めにくくなります。
そのため、相手を問い詰めたい気持ちは我慢して、先に浮気を立証できる証拠集めを行うようにしましょう。

(2)浮気相手に直接会いに行く

浮気しているかもしれないと考えれば、どんな相手と浮気しているのか気になるという方も多いでしょう。

しかし、浮気相手に直接会いに行ったことが分かれば、浮気をしている二人は証拠隠しを行う可能性があります。

直接会いにいくことで、浮気がバレたと相手が気付けば、浮気相手は引っ越しなどして逃げてしまう恐れもあるでしょう。

慰謝料請求などを行うためにも、浮気相手に直接会いにいくことは避けるようにしましょう。

(3)暴言や脅迫

浮気をしているかもしれないと考え、怒りに任せて暴言や脅迫のような言葉を言わないように注意してください。

暴言や脅迫のような言葉を言うことで、名誉棄損や脅迫罪などで相手に訴えられる可能性があります。

反対に相手から慰謝料請求をされることや、刑罰に問われるようなことになる可能性もあるので、冷静に対処することが大切です。

6、配偶者の浮気を疑った場合にすべきこと

配偶者の浮気を疑った場合にすべきこと

配偶者の浮気を疑った場合には、どんなことからすべきなのか、悩んでしまう方も多いでしょう。

配偶者が浮気をしているかもしれないと考えている場合には、次のことを確認してみてください。

(1)相手に探りを入れる

まずは、浮気をしているかどうか確認するためにも探りを入れましょう。

単刀直入に浮気をしているのか聞くのではなく、間接的に確認します。
単刀直入に確認すれば否定する可能性が高く、浮気の証拠集めが難しくなってしまう恐れがあります。そのため、相手にはバレないように確認することが大切です。

「最近仕事遅いけど忙しいの?」「○○が浮気しているらしいよ」など、間接的な話から反応を伺ってみてください。

(2)浮気の証拠を集める

浮気をしていることを、立証できる証拠を探しましょう。

  • ホテルの領収書やメンバーズカード
  • デートやプレゼントの領収書
  • 着信履歴
  • メッセージ内容

などを組み合わせることで浮気をしていることを立証できる可能性が高まります。

どうしても証拠を見つけることができない場合には、探偵や興信所などに依頼するという手段もあります。

(3)浮気相手を特定する

浮気の証拠集めから浮気をしている可能性が高いことが判明し、浮気相手に慰謝料請求したいと考える場合には、浮気相手の特定を行います。なぜならば、慰謝料請求には名前や相手の住所が必要になるからです。

住所が分からない場合には、会社など勤務先に慰謝料請求の内容証明郵便を送付することも可能です。

住所や勤務先が分からない場合でも、電話番号が分かっていれば弁護士に依頼することで、弁護士照会制度を利用して住所を割り出すことができます。

(4)今後の夫婦生活について考える

浮気が判明した際には、今後の夫婦生活についても考える必要があります。

このまま婚姻生活を続けていくのか、それとも別居や離婚を行うのかという選択肢があります。

また、配偶者や不倫相手に慰謝料を請求するという選択も可能です。

浮気が判明したことでパニックになってしまいますが、落ち着いて今後のことを考えてみるようにしましょう。

(5)弁護士に相談する

配偶者が浮気している可能性が高く、離婚や慰謝料請求を考えている場合には弁護士に相談してみましょう。

弁護士に相談することで、証拠集めや今後の対処法についてアドバイスを受けることができます。

もし離婚になっても財産分与や養育費などを決めるアドバイスや交渉、合意書の作成なども任せることができ、心強いサポートを受けられるでしょう。

Q&A

Q1.男性既婚者の浮気率は高い?

男性は30代と40代には3割以上の人が浮気をしており、60代以外の年代も3割近い人が浮気をしているという結果になっています。

浮気をしていない人は前年代平均からすると7割近くいることになりますが、3割近い男性は浮気をしていることになります。

Q2.女性既婚者の浮気率は高い?

調査結果を見ると、男性よりも女性の方が、浮気率は10%近く低いことが分かります。

また、女性の場合は30代が最も不倫率が高いものの、どの年代も浮気率は2割に満たないという結果が分かりました。

Q3.既婚者が浮気や不倫をする理由とは?

既婚者が浮気や不倫をする理由は、さまざまなことが考えられます。

家庭円満なのに浮気をする理由が分からないと浮気される側は思ってしまうものですが、浮気する側にも浮気をする理由があるようです。

まとめ

既婚者の浮気率は高く、男性で3割・女性で2割近くの人が浮気をしているという結果が出ていることがわかりました。

結婚しているのですから、配偶者以外の人と肉体関係を持つことは許されるものではなく、離婚や慰謝料請求を行うことができます。

しかし、請求までの準備や交渉などは精神的な負担も大きくなるものです。

配偶者が浮気しているかもしれないと悩んだら、専門家である弁護士に相談をして、サポートを受けることをおすすめします。

※この記事は公開日時点の法律を元に執筆しています。

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