最近、夫や妻の行動が怪しい…。
- 最近、夫の帰りが遅い
- 休日出勤が増えた
- 急にお洒落に目覚めた
- 携帯電話を肌身離さず持つようになった
こんなときには、パートナーが浮気しているかもしれません!
この記事では、
- 浮気を見破るための効果的なテクニック
- 慰謝料請求の手順
などについて解説します。
1、浮気を見破るパターン別のテクニック
まず、浮気を見破るパターン別のテクニックを紹介していきます。
(1)LINEを使ったテクニック
浮気を見破るには、LINEを使った方法が非常に重要です。
LINEは、非常に浮気に使いやすいので、LINEには浮気の痕跡が残っていることが多いからです。
さっそく具体的な方法をご紹介します。
ただ、最初に重要な点を知っておいてください。
LINEにアクセスするとき、1点注意が必要です。
それは、勝手にIDやパスワードを入力してネット上の情報にアクセスしてはいけない、ということです。
たとえば、PCからIDとパスワードを入力して相手のLINE履歴にアクセスすると、不正アクセス禁止法違反となって、刑事犯罪が成立してしまうこともあります。
①電話の置き方
相手が普段電話をどのように置いているか、チェックしましょう。
浮気している場合には、画面を下にして置きます。
また、机の下などの見えにくい場所に置くのも、特徴的です。
②LINEが来たときの相手の反応
LINEで通知が来たときに、相手がどのような反応をしているかもチェックしましょう。
たとえば、通知が来ているのに画面を見ない場合や、その場で開かない場合、画面を隠してしまう場合などには、浮気している可能性が高いです。
③ロックをしていないか
浮気している人は、スマホをロックしていることが多いです。
特に、これまでロックをかけていなかったのに、急にロックするようになったときには要注意です。
④スマホの通知画面でLINEメッセージをチェックする
スマホでは、アプリからの通知が画面に表示されます。
そこで、LINEのメッセージが来ていたら、画面をスワイプして内容を簡単にチェックしましょう。
これで、怪しいメールを見つけることができます。
⑤LINEのパスコード設定を確認
相手が浮気している場合には、LINEにパスコードを設定していることが多いです。
他のアプリにはそのようなことをしていないのに、あえてLINEだけパスコードをかけている場合などには注意が必要です。
⑥LINEのトーク履歴をチェック
もしスマホの持ち主から承諾があり、LINEを開くことができる場合には、トーク履歴の内容をチェックしましょう。
もし、履歴をチェックすることを拒否されたら「後ろめたいことがあるのでは」と推測されます。一方でスムーズに相手がLINEを見せることに承諾してくれるのであれば浮気していないことの推定が働きます。
⑦トーク履歴が削除されていないか
引き続きもしスマホの持ち主から承諾があってLINEを閲覧することができるのであればLINEのトーク履歴が削除されてないかチェックしましょう。
LINEでは、簡単にトーク履歴を削除することができるのです。
不自然にトークが短い場合や不自然なところで切れている場合には、注意が必要です。
⑧ライン有料スタンプを確認する
引き続きもしスマホの持ち主から承諾があってLINEを閲覧することができるのであれば有料スタンプもチェックしましょう。
相手が突然かわいらしいスタンプやお洒落なスタンプなどを購入していたら、何らかの事情があることがうかがえます。
有料スタンプ購入履歴を確認してみましょう。
⑨「アルバム」「ノート」を確認する
引き続きもしスマホの持ち主から承諾があってLINEを閲覧することができるのであれば
「アルバム」「ノート」を確認しましょう。
LINEには、写真などをためておくアルバム、ノートという機能があるのです。
トーク履歴は消してもこちらは残っていることもあるので、チェックしましょう。
⑩通知をオフにしている友だちや非表示リストをチェック
引き続きもしスマホの持ち主から承諾があってLINEを閲覧することができるのであれば、通知をオフにしている友だちや非表示リストをチェックしましょう。
LINEで、個別通知をオフにしている友だちは、怪しいと考えられます。
また、ライン非表示リストを見ると、浮気相手が登録されていることがあります。
⑪LINEのポップアップ通知を消していないか
引き続きもしスマホの持ち主から承諾があってLINEを閲覧することができるのであればポップアップ通知を消していないかチェックしましょう。
スマホの設定で、LINEのポップアップ通知を消していることがあります。
わざわざポップアップ通知を消す理由など通常ありませんから、その場合、相手が浮気をしている可能性があります。
(2)会話で見破るテクニック
浮気を、相手の会話内容から見破るテクニックもあります。
①固有名詞を出さなくなる
相手が浮気していると、固有名詞を出さなくなることがあります。
たとえば、今までは「〇〇と飲みに行ってくる」と言っていたのに、単に「飲みに行ってくる」「同期の集まりがある」などとしか言わなくなるパターンです。
②特定の人の話題をしなくなる
特定の人の話題を避けるようになるケースもあります。
たとえば、今までは「職場の〇〇さんという人がいて…」という話をしょっちゅうしていたのに、突然その人の話題を一切しなくなると、怪しいです。
③やたらと細かく状況説明をしてくる
飲みに行くことや残業をすることなどについて、やたらと細かく状況説明するパターンもあります。
聞いてもいないのに、同僚がミスをしたとか、強く誘われているとか、そのプロジェクトの重要性であるなど、いろいろと聞いてもいないのに説明をしてくる場合は、怪しいです。
④かまをかけてみる
相手に対し「携帯を見たんだけど…」とか「この前、〇〇に行ってた?」などと質問し、かまをかけてみるのも1つの方法です。
相手があせって、聞いてもいないのにいろいろなことをしゃべり出す可能性もあります。
⑤落ち着かなくなる
浮気をすると、相手は落ち着かなくなります。
たとえば、頻繁に脚を組み替えたり、のどや額を触ったり、瞬きが増えたりすると、嘘をつき、浮気を隠している可能性があります。
(3)その他のテクニック
さらに、以下のような浮気見破りテクニックもあります。
①服装、持ち物
まずは、服装や持ち物、アクセサリーなどに注意しましょう。
これまでお洒落に無関心だった人が、突然お洒落になった場合などには、浮気している可能性がかなり高くなります。
②帰宅時間が遅い、休日出勤、出張が多い
急に残業が増えたり、休日出勤が必要になったり、泊まりがけの出張が増えたりした場合などにも、浮気相手と会っている可能性があります。
③出費が増える、クレジットカードの利用が増える
急に出費が増える場合にも要注意です。
浮気相手と会ったりデートしたりするためにお金を使っている可能性があります。
クレジットカードの利用履歴からも、浮気相手との交際をうかがえるケースがあります。
2、浮気を理由として慰謝料請求できるケースとは?
次に、浮気を理由として配偶者や浮気相手に慰謝料請求できるケースがどのようなものか、考えてみましょう。
浮気で慰謝料が発生するのは、浮気が不法行為になるからです。
そして、不法行為が成立するのは、浮気によって夫婦関係を破綻させることになってしまうからです。
そこで、浮気によって慰謝料が発生するためには、「婚姻関係」があることが前提となります。
単に交際している彼氏彼女の場合には、パートナーが浮気しても慰謝料請求できません。
また、慰謝料が発生するためには「肉体関係」が必要です。
相手らが単にデートしていたりキスをしていたりするだけでは、慰謝料請求は難しくなるので、注意が必要です。
3、慰謝料請求するために有効な証拠は?
また、浮気を理由として慰謝料請求するためには、証拠が必要です。
まずは、LINEのトークやメールなどのやり取りをチェックしましょう。
これらにおいて、肉体関係を示すものがあったら、かなり有効な証拠となります。
たとえば、旅行に行く話をしていたり、「この前はよかった」などと性交渉の感想を言っていたり、相手の家に泊まりに行ったりしていることが明らかになれば、メールだけでも不貞の証拠になります。
また、スマホ内のアルバムなどでも良いのですが、写真や動画も有効な証拠となります。
特に裸の写真や上半身裸の写真、2人で撮影した性的な写真などがあれば、有効です。
さらに、浮気相手の家に通っていることがわかる交通ICカードの履歴やETCカードの履歴なども証拠となるケースがあります。
相手と頻繁に通話していることがわかる電話の通話履歴なども浮気の証拠に使うことができます。
探偵事務所に尾行調査を依頼して、浮気現場を押さえることができた場合の調査報告書は、非常に有効な浮気の証拠となります。
自分で証拠集めができない場合には、一度利用を検討してみると良いでしょう。
4、具体的な浮気慰謝料請求の手順
最後に、具体的に慰謝料請求を行う手順をご説明します。
(1)まずは話し合いで請求する
慰謝料を請求したい場合、まずは相手に対して任意での支払いを求めます。
通常は離婚と同時に慰謝料請求するでしょうから、離婚の条件として慰謝料を支払ってもらうようにします。
(2)話合いが無理な場合、離婚調停
話合いでは慰謝料を支払ってもらえない場合には、離婚調停をします。
離婚調停では、裁判所が間に入って離婚と慰謝料問題についての調整をしてくれます。
このとき、浮気の証拠も示して、調停委員から相手を強く説得してもらえるように進めていくことがポイントとなります。
(3)調停でも無理な場合、離婚訴訟をする
離婚調停をしても、相手が慰謝料支払いに応じず不成立になってしまった場合には、離婚訴訟をする必要があります。
きちんと証拠があれば、離婚訴訟によって、離婚と慰謝料支払い命令を出してもらうことができます。
訴訟を有利に進めるためには、弁護士によるサポートが重要なので、離婚問題に強い弁護士を探して依頼しましょう。
まとめ
今回は、浮気を見破る方法について、詳しく解説しました。
今はLINEで浮気する人が非常に多いので、まずはLINEを使った浮気の見破りテクニックを押さえておきましょう。