もしかしたらあなたは「ダブル不倫」を経験していませんか?
家庭とは別に、男性として、女性としての関係を持つ「ダブル不倫」。もしかしたら、不倫相手にも家族がいることから、リスクが低いと感じるかもしれません。
しかし、リスクは二重構造であることも忘れてはいけません。ダブル不倫に足を踏み入れる前に、リスクの側面もよく考えてみましょう。ダブル不倫は、後で取り返しのつかない状況を引き起こす可能性があります。ダブル不倫についての情報を事前に知っておくことは、非常に重要です。情報を理解した上で、再び行動に移すかどうかを検討してください。
この記事では、ダブル不倫に関する8つの重要なポイントを紹介します。参考にしていただければ幸いです。
また、不倫を終わりにしたい方は以下の関連記事をご覧ください。
さらに、万が一不倫慰謝料請求されてしまった際は以下の記事をご参照ください。
また、ダブル不倫の慰謝料の相場については以下のYouTube動画でも解説しているので併せてご参照ください。
目次
1、ダブル不倫とは?
ダブル不倫とは、既婚の男性と既婚の女性が交際を行い、肉体関係を持つ行為のことを指しています。
お互いに配偶者がいる状態のことです。
片方が未婚で配偶者がいない状態で片方が既婚の交際を、通常の不倫と呼んでいます。
ダブル不倫はお互いに配偶者がいることから通常の不倫よりもリスクが多く、周囲に傷つく人も多いことが特徴です。
2、ドラマ・映画「昼顔」の影響でダブル不倫が増えた?
ドラマ「昼顔」に夢中になった女性は多いのではないでしょうか。
日常から外れたイケメンとの恋愛。女性なら誰でも憧れるのは当然です。
ドラマのヒットを受けて映画にもなる人気でした。
もしも自分にドラマのような展開が待ち受けていたなら…。
女性ならついついハマってしまうケースもあることでしょう。
しかし、昼顔はドラマ・映画の中の世界です。
実際にはもっとドロドロしていますし、美しいだけの世界ではありません。
3、ダブル不倫と通常の不倫の違いは?
ダブル不倫と通常の不倫との違いは何かわかりますか?
リスクの違いやバレる度合いの違い、自由度の違いなどです。
それぞれについてご紹介します。
(1)ダブル不倫はリスクが高い
ダブル不倫は通常の不倫よりもはるかにリスクが高いことを覚えておきましょう。
なぜリスクが高いかというと、通常の不倫とは違いダブル不倫がバレたケースではあなたのパートナー、彼のパートナーどちらからも慰謝料を請求される可能性があるということ。
そして、社会的な信用性を失うからです。
通常の不倫であなたが未婚のケースでは、あなたに周囲が同情する可能性もあるでしょう。
しかし、ダブル不倫ではあなたに同情の余地はありません。
場合によっては仕事を失う恐れもあります。
子どもがいるケースでは子どもにも傷を負わせる結果になるでしょう。
それだけダブル不倫にはリスクがつきものなのです。
あなたは家庭を失う恐れがあることを認識する必要があります。
(2)ダブル不倫には彼との未来はほぼない
通常の不倫で彼と結ばれるまでのキーパーソンとなる「登場人物」は、3人です。
あなた、そして彼、彼の妻です。
しかし、ダブル不倫ではここへ1人増えます。
あなた、彼、彼の妻、そしてあなたの夫です。
あなたと彼が結ばれるためには、まずは、あなたと彼の気持ちが合致することが必要です。
これもかなりハードルが高いのですが、そこへ彼の妻、そしてあなたの夫と追加されてきます。
登場人物が多ければ多いほど、困難になっていくことは想像に難くはないでしょう。
また、お互いに子どもがいた場合、まだ小さかったとしてもかなり強いキーパーソンです。
このように、お互いにすんなり離婚が成立し、あなたと将来的にずっと一緒にいてくれる可能性は限りなく低いといえるでしょう。
(3)ダブル不倫はバレる確率が高い
ダブル不倫はバレる可能性が低いと感じている女性はたくさんいます。
確かにダブル不倫の方が行動は慎重になるため、発覚するケースが少ないかもしれません。
しかし、実際にはダブル不倫の方がバレる可能性は高いのです。
理由は簡単。
通常の不倫の場合には、独身者側の目撃者がいたとしても黙認する可能性が高いからです。
しかし、ダブル不倫のケースでは同情の余地はありません。
誰が目撃したとしてもすぐに噂が広がります。
発覚するケースが少なくても発覚したら即座に公になるため、ダブル不倫の方がバレる確率が高くなってしまうのです。
いくら行動が慎重でも見ている人はいるもの。
また、お互いに配偶者がいることから配偶者からの発覚も通常の不倫発覚の確率の2倍あると考えてください。
(4)ダブル不倫は自由度が低い
ダブル不倫のケースでは自由度が低い特徴があります。
不倫での自由を奪う原因は、「家族」です。
通常の不倫の場合、彼の家族だけがあなたと彼の関係の自由を奪う一番のネックとなってくるでしょう。
しかしダブル不倫では、あなたの家族も自由を奪うメンバーとなってきます。
既婚者の都合に未婚者が合わせられる通常の不倫とは違います。
お互いに配偶者にバレずに逢瀬を重ねる時間も限られたものになるでしょう。
自由度はダブル不倫の方が低いのです。
4、ダブル不倫が始まるきっかけは?
ダブル不倫が始まるきっかけの多くは会社内での不倫です。上司と部下、同僚、社員とパートなど。
接する機会が多いほどダブル不倫の関係に陥りやすいのかもしれません。
また、同窓会での復活愛などもありますよね。
昨今ではSNSで知り合い、そのままダブル不倫に…というケースもあることでしょう。
いずれにしても、男性は既婚女性との不倫の方が責任を感じずにお互い遊びと割り切れると考えるケースが多いのです。
女性は、家庭内での愚痴などを共感してくれる既婚男性とうっかりそのまま不倫関係に発展してしまう場合が多くあります。
お互いに既婚者だからこそ、お互いに迷惑になる行為には及ばないという安心感もあるでしょう。
お互いに家庭優先にしても問題ないと感じられるために、ダブル不倫での恋愛は楽だと感じるのかもしれません。
そして、男性でも女性でも、恋愛体質の場合には、結婚しても恋愛のドキドキを感じたいと思います。
ダブル不倫の背徳感は恋愛のドキドキに加え、「いけないこと」をしているという甘美な罠になり、なかなか抜け出せないのです。
5、ダブル不倫が相手や自分、生活に及ぼすリスクとは?
しかし、恋愛したい既婚者には楽に感じられるダブル不倫ですが、実はリスクがたくさんあります。
見ていきましょう。
(1)高額な慰謝料が請求されるかもしれない
ダブル不倫がバレて相手の配偶者から慰謝料を請求される恐れがあります。
そればかりか、離婚に発展した場合には自分の配偶者からも慰謝料を請求されることでしょう。
通常の不倫では相手の配偶者からだけの請求です。
ダブル不倫では2人から請求されることにより、結果として高額な請求となる可能性があることを覚えておいてください。
(2)家庭を壊す・離婚に至る
当然ですが、ダブル不倫がバレたケースでは家庭の崩壊は免れないでしょう。
例え夫が許したとしても、その後の束縛や監視は厳しいものになるはずです。
子どもがいるケースでは子どもからの信用は失うことでしょう。
間違いなく家庭崩壊してしまうと考えてください。
夫が許してくれない場合には、離婚に至ってしまいます。
(3)職を失う恐れがある
ダブル不倫は社内恋愛に多く、発覚した場合にはどちらも退職に追い込まれる可能性があるでしょう。
社則にもよりますが、不倫を禁じる会社も存在します。
社則上は問題なかったとしてもダブル不倫をしていた噂はすぐに広がり、女性の方が会社にいづらくなる可能性が高いのです。
ダブル不倫の代償に職を失うのは大きなリスクになるでしょう。
これまで培ってきたスキルや経歴が台無しになってしまいます。
(4)子どもが悲しむ
不倫を行うことによって、夫からの信用を失うのは当然ですが、一層辛いのは子どもからの信用を失うことではないでしょうか。
子どもが悲しみ、尊敬されていたはず眼差しが一点蔑んだような瞳に変わるのです。
子どもが見つめてくる瞬間は耐えがたい苦痛になるでしょう。
自分が楽しんだ代償に子どもが悲しむのは、母親としての後悔が絶えないかもしれません。
子どもと同時に自分も悲しくなることを忘れないでください。
(5)社会的な信用を失う
ダブル不倫はすぐに噂になります。
周囲から好奇の目で見られることは避けられない事実です。
近所の人や会社内の人、親戚などからも軽蔑の眼差しを向けられ、社会的な信用を失ってしまいます。
味方だと思っていた友人や両親までもが冷たくなってしまうことにも耐えなければいけません。
既婚女性の不倫には世間は厳しい目を向けることでしょう。これもダブル不倫のリスクです。
6、通常の不倫と違う?ダブル不倫で慰謝料請求された場合の対処法
ダブル不倫では、通常の不倫とは異なり、慰謝料を請求された場合の対処法が異なります。
どう異なるのかというと、慰謝料請求の可能性が不倫の被害者2人からあるということです。
1人目は自分の配偶者。
そして2人目は不倫相手の配偶者です。
しかし、それだけではありません。
もっと複雑な慰謝料の請求関係があるのです。
例えば、あなたの不倫がバレても夫が許してくれた場合には、離婚には至らないケースがあります。
その場合には、夫はあなたに慰謝料を請求しません。
夫はあなたの不倫相手にのみ慰謝料を請求することになるでしょう。
しかし、不倫相手のカップルも離婚をしない場合には、お互いに慰謝料を請求しあうことになり、意味がなくなります。
どちらの不倫カップルも離婚を決意していれば話は単純かもしれません。
しかしダブル不倫でも離婚を決意しないカップルはたくさんいます。
不倫の事実を配偶者が知っていて黙認していた場合などにも、金額が変わってくるなど複雑な構造式になってしまうのです。
そのため、ダブル不倫で慰謝料を請求された場合には、適切な処置が必要になります。
もしも、慰謝料を請求された場合、またダブル不倫での離婚でもめてしまっている場合には、対処法を信頼できる弁護士に相談するようにしましょう。ダブル不倫の慰謝料を請求された場合の対処法は下記記事をご覧ください。
まとめ
ダブル不倫は一度ハマるとなかなか抜け出しにくく、悩んでしまう女性が多くいるもの。
そのため、ダブル不倫に足を踏み入れる前に冷静によく考えてみることが大切です。
確かに女性は結婚してもドキドキしていたいかもしれません。
しかし、ダブル不倫のリスクはあまりに高く危険です。
もしも、心が揺れている場合には、一度立ち止まってダブル不倫に関して知っておきたい8つのことを確認してみてください。
あなたが幸せになれることを願っています。