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その定年離婚、突き進むか止まるべきか|離婚以外の2つの解決法と離婚する場合の2つの注意点

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夫が会社の定年を迎えたタイミングで、長年の結婚生活に終止符を打つ「定年離婚」。

最近その言葉を知って「自分も妻から離婚を切り出されてしまうのではないか」と不安になり始めている男性は案外少なくありません。

そこで今回は、

  • 定年離婚とは?近年増加傾向にある理由
  • 男女別!定年離婚に至る原因
  • どんなことが不安?定年離婚のデメリット
  • 知っておきたい!離婚以外の選択肢
  • 離婚になった際の対処法

について、それぞれ詳しくご紹介していきます。

「自分たちは大丈夫だろうか?」と今まさに不安を抱えているみなさんにとって、この記事が定年離婚する夫婦の特徴や離婚を切り出されたときの対処法を押さえ、万が一に備えるためのお役に立てば幸いです。

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1、定年離婚〜どれくらいの人が考えているのか

定年離婚〜どれくらいの人が考えているのか

それではまず、定年離婚の概要から見ていきましょう。

(1)定年離婚とは

定年離婚はいわゆる熟年離婚のひとつで、夫の定年を機に妻から別れを切り出すケースが非常に多いのが特徴です。

そもそも熟年離婚とは、一般的に20年以上連れ添ってきた夫婦が離婚することを指し、定年離婚のほか、子どもが大学を卒業したり結婚して家を出たりしたタイミングで離婚を決行するパターンもあります。

(2)定年離婚は突然言い渡される

定年離婚を切り出される側にとって、その話はまさに寝耳に水。

結婚後間もない夫婦ならまだしも、長年の結婚生活を経てすでにお互いが空気のような存在になっている熟年夫婦では、その関係性が一生変わらないと安心しきっていることもあり、「まさか今更離婚だなんて」「とても信じられない」となおさら強いショックを受けてしまいます。

一方離婚を切り出す側にとっては、離婚すること自体を決意したのは何年も前の話であることが珍しくはありません。

そして、その時点で「実際に離婚するのは生活の区切りが良い定年まで待とう」と冷静に計画を立てているため、以降も案外割り切ってそれまでと変わらない生活を送ることができます。

一見同じ生活が続いているように見えても、両者の間にはこのように随分前から埋められない溝ができており、それが「ある日突然」の背景になっているというわけです。

(3)熟年離婚は増加傾向

定年離婚も含め、20年以上の結婚生活を経て離婚する熟年離婚の件数は、年々増加傾向にあります。

厚生労働省が発表しているデータによれば、年には6,810件だった熟年離婚がその15年後の1990年には21,718件と3倍以上に、そこからさらに17年後の2007年には40,349件と目を見張るほどの増加率を記録。

特に2007年は熟年離婚の件数が離婚全体の15%を占めるという結果にもなっており、世間から注目が集まっています。

(4)定年離婚が増えたきっかけ

昔に比べて定年離婚が一気に増加した理由には、一体どのようなものがあるのでしょうか。

そのきっかけのひとつとして挙げられるのが、2007年4月に導入された「年金分割制度」の存在です。

この制度ができるまでは、夫が厚生年金に加入しているケースで専業主婦の妻が離婚した場合、年金を受給できる年齢になっても妻はその厚生年金を受け取ることができませんでした。

しかし、年金分割制度の導入で妻も年金を受給できる権利が得られるようになり、年金分割を行うと原則として婚姻期間中に夫が納めた厚生年金の実績(記録)の2分の1を得ることができます。

簡単にいうと夫がもらうはずだった厚生年金の一部を妻が受け取れるようになるため、それを老後の生活の足しにすることができます。

実際、制度の導入以降法律事務所などへの離婚相談の件数は急増しており、これまで「本当は離婚したいけど、年金を受け取れなくなるのは困る」という理由から身動きが取れずにいた人も、自分の望む未来へ一歩踏み出すため背中を押されたことは間違いないでしょう。

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2、これ以上一緒にいたくない!定年離婚に至る原因は?

これ以上一緒にいたくない!定年離婚に至る原因は?

ここからは、定年離婚を思い立つ原因としてよくあるものを男女別にご紹介していきます。

(1)女性側の原因

  • 定年後夫が1日中家にいることが苦痛
  • 定年後1日夫と一緒にいることで性格の不一致を感じる頻度が多くなる
  • 夫や妻どちらかの不倫
  • 以前からのDVやモラハラ
  • ずっと我慢していた
  • 姑など夫の家族との不和が続いていた

女性側の原因は、不倫やDV・姑や夫との不仲など「以前からずっと溜まっていた不満」にあることが多く、夫の定年を機にそういった不満の積み重ねとも決別しよう、心機一転新たな生活を始めようと思い立ちやすいところが大きなポイントです。

また、定年後夫が1日家にいるようになることで生活のペースを乱され、自分の自由な時間が減ってしまったように感じて息苦しさを覚えるケースもあります。

長い時間を共に過ごすようになると、これまではあまり気にならなかった些細なクセや考え方の違いも目につきやすくなり、場合によっては大きなストレスとなってしまうでしょう。

(2)男性側の原因

  • 金づるとして扱われることに我慢できなくなった
  • 家に居場所がない
  • 独身時代のような気楽な暮らしに戻りたい
  • 不倫相手と人生をやり直したい

一方、男性側は定年を迎えて第2の人生を歩み始めるにあたって、「本当の自分を取り戻したい」という思いから離婚に踏み切るケースがほとんど。

普段から妻の冷たい態度に疑問や反発を覚えており、「家庭にいても安らげない」「もっと自分らしく生きたい」と自由を求めて別れを決意する人が多いようです。

3、定年離婚したらやってみたいこと

定年離婚したらやってみたいこと

晴れて定年離婚が成立したらその先の生活に人々はどのような希望を抱いているのでしょうか

離婚後にやってみたいことをこちらも男女別にご紹介していきます。

(1)女性側がやってみたいこと

  • 自分の好きなペースで生活したい
  • 前から気になっていた習い事に通いたい
  • フルタイムで働きたい
  • おしゃれにお金をかけたい
  • 新たな出会いを見つけたい

多くの女性にとって、定年離婚の最大のメリットは「もうこれ以上夫のために自分を犠牲にしたり、振り回されたりせずに済む」という一言に尽きます。

犠牲というほどの気持ちではなくても、「夫がいるから何時までにはご飯を作らなきゃ」というように、家族に合わせて寝起きする時間や家事のタイミングを調整している女性は少なくないでしょう。

定年離婚したらそういった他人に合わせる生活ではなく、本当に自分だけのペースで好きなように生活したい、夫の手前遠慮していた習い事やおしゃれにもお金をかけたい、夫が渋い顔をするからなかなか言い出せなかった仕事を始めてみたいなど、家庭のことから外の世界に目を向けられるケースが多いです。

(2)男性側がやってみたいこと

  • 自分の稼いだお金を自分の好きに使いたい
  • のんびり旅行したい
  • 時間もお金も趣味につぎ込みたい

一方、結婚生活で家庭に縛られてきたという思いは男性側にもあり、特に男性の場合は自分が稼いだお金の使い道についてこれまで漠然とした不満を抱いてきたケースが少なくありません。

そのため、離婚後は誰にもお伺いを立てずに自分の好きにお金を使いたい、家族サービスのことなどを気にせず好きなだけ趣味に没頭したいなど、再び独身生活を満喫したいと考えている男性が多いでしょう。

4、定年離婚への不安は?

定年離婚への不安は?

定年離婚後の未来は決して明るいだけのものではなく、メリットがあればデメリットもやはりあります。

女性側・男性側それぞれによくある不安や注意点をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

(1)女性側の不安

女性側の主な不安としては、「離婚してもお金に困らず生活していけるのだろうか」という経済面での心配がどうしても大きくなります。

長年専業主婦として生活してきた場合、離婚後に就職するといってもなかなか思うような仕事には就けないのではないか、自分にできる仕事がきちんと見つかるのだろうかという、仕事をすること自体に対する不安も少なからずあるでしょう。

しかし、離婚時には財産分与を行うため、専業主婦の場合でも夫婦で築いてきた財産の半分は原則として受け取ることができます。

当面の間はこの財産を生活の足しにするというのも方法のひとつです。

このほか、いざというときに頼れる人がいなくなってしまうのは心細い、ふとした瞬間に孤独を感じるのではないか、といった精神面での不安もあります。

特に高齢になってからの一人暮らしには何かとリスクがつきまとうため、子どもなどと同居できない場合には離婚をためらってしまうこともあるでしょう。

(2)男性側の不安

女性側に比べて、実は男性側のほうが気を付けたいポイントの多い定年離婚

項目別に詳しく見ていきましょう。

①自由が得られる以外、基本的に夫はただただ困るばかり…

一般的に、定年離婚も含めた熟年離婚では、男性側には得られるメリットがほとんどないと言われています。

もちろん先ほどご紹介したような独身生活ゆえの気楽さを取り戻せるところは確かなメリットのひとつですが、離婚時には財産分与や年金分割でそれまで築いてきた資産を妻と分け合う必要があり、場合によっては生活水準を落とさなければならないケースもあるでしょう。

②孤独が襲ってくる

離婚してはじめて、それまで自分が安心して仕事に打ち込めていたのは妻や家族の存在があってこそのものだったのだと気付くパターンもあります。

仕事が定年になったタイミングで突然1人になると、極端に言えば何のために生きていけば良いのかが分からなくなり、寂しさに耐え切れなくなってしまう人も多いのです。

さらに、離婚によって妻と共通の知人にはなんとなく連絡を取りづらくなってしまうと、男性は女性に比べて新しい人間関係を広げていくことが苦手なこともあって、友人と呼べる人がほとんどいないという状況にも陥りやすくなるでしょう。

③日常生活が不自由に

掃除・洗濯・食事作りなどをすべて妻に任せてきたため、単純に家事スキルが低く1人では快適な生活を送れなくなるというリスクも無視できないポイントです。

やり慣れない家事のひとつひとつにストレスを感じることはもちろん、衛生環境や食生活が悪化することによって健康を害する恐れもあります。

④親の介護の負担が一気にのしかかることも

熟年離婚に至る背景のひとつには、親の介護問題があることも珍しくありません。

もしこれまで妻がみなさんの親の介護を行ってくれていたのであれば、その負担を今度は丸々みなさんが1人で背負わなければならず、今はまだ介護の必要がないケースでも、今後何かあったときに助け合える妻がいないことに不安を感じる男性は多いでしょう。

5、離婚以外による解決法はある?

離婚以外による解決法はある?

メリットとデメリットを照らし合わせたときに、もし「自分にとってはデメリットのほうが大きい」と感じるのであれば、現在の問題を離婚以外で解決できないか探る必要があります。

考えられる選択肢をピックアップしてみましたので、ぜひ参考にしてください。

(1)家庭内別居

お互いに距離を置きたい気持ちはあるけれど、離婚するのも完全に別居してしまうのもやはり躊躇してしまうというときには、同じ家に住みながら空間を分けて生活する「家庭内別居」がおすすめです。

一戸建てなら1階は妻・2階は夫と二世帯住宅にように暮らすのも良し、マンションなら各自の部屋を作ってルームシェアのように生活するも良し。

夫婦としてではなくなるべくただの同居人として割り切り、最低限のあいさつはするなどお互いが気持ちよく過ごせるルールをあらかじめ作っておきましょう。

(2)徹底的に話し合う

お互いに何を不満に感じているのか、その不満をどうすれば解消することができるのか、徹底的に話し合うのも方法のひとつ。

2人きりでは感情的になって話が進まなくなるということであれば、共通の知人や弁護士などに間に入ってもらい、なるべく落ち着いて建設的な話し合いができるよう努めましょう

6、それでも離婚になったときは

それでも離婚になったときは

家庭内別居や話し合いを経てもやはり離婚する流れになってしまったときには、次のポイントに気を付けて慎重に話を進めていきましょう。

(1)生活設計を立てる

離婚後の不安をなるべく取り除くためにも、まずは具体的に生活設計を立ててみることが第一です。

①経済面

1ヶ月・1年単位で入ってくるお金と出ていくお金をリストアップし、現在の状態で生活が成り立つのかどうかをチェックしましょう。

税金などたまにしか支払いのタイミングがないものもありますので注意してください。

②住宅

家を出ていく方は、離婚後の住まいを探しておくことも必要不可欠。

実家に身を寄せるほか、家賃の安い公営住宅を利用したり、自治体によっては家賃補助が用意されていたりする場合もあるため要確認です。

③精神面

何かあったときに頼れる人がどれだけいるのか、人間関係を改めて見直しておくのも良いでしょう。

兄弟や子ども・友人など、自分を支えてくれる人がいると思うだけで気持ちが少し前向きになることもあります。

(2)話がまとまらない場合は離婚専門の弁護士に相談する

夫婦での話し合いがこじれているときには、なるべく早めに離婚専門の弁護士へ相談を行うのも有効な対処法です。

離婚問題には様々な法律が絡んでくることもあり、事前知識のない無防備な状態で話し合いに臨んでも、よく分からないまま相手のペースに乗せられて不利な条件を呑まされてしまったというようなケースに陥るリスクが少なくありません。

自分にとって少しでも有利に、納得のいく条件で離婚を成立させたいときには、ぜひ弁護士に相談してあらかじめしっかり戦略を練っておきましょう。

まとめ

定年離婚は今やどの家庭においても決して他人事ではなく、「もしかして」という予感のある場合には特に事前の準備が大切なポイントになります。

離婚に向けて条件面での話し合いを進めるときはもちろん、みなさんが「やっぱり自分は離婚したくない」と思われる場合も、夫婦で話し合う前に弁護士に相談しておくことで、納得のいく結果に着地する可能性を大きく高めることができるでしょう。

豊富な経験や専門知識を備えた弁護士からのアドバイスを得て、ぜひみなさんも自分が最も後悔せず前向きな気持ちになれる方向へ次の一歩を踏み出してみてください。

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