「サレ夫」とは、妻に不倫や浮気をされてしまった夫のことです。夫に不倫や浮気をされてしまった妻のことは「サレ妻」と呼ばれています。このネット用語では、「された」立場を「サレ」と表現します。
女性の浮気はなかなか表面化しづらいものですが、実際に存在する現象です。つまり、一定数のサレ夫は確実に存在していると言えるでしょう。
もしもあなたがサレ夫である場合、どのように対処しますか?一部の人はすぐに離婚を決意するかもしれませんが、多くの人々は葛藤に悩みながら決断を迫られることでしょう。
この記事では、サレ夫の特徴(妻に不倫される原因)、離婚を考える場合に考えるべきこと、夫婦関係の再構築を望む場合に考えるべきことなどに焦点を当て、皆さんに知っていただきたい6つのポイントをご紹介します。
この記事が、不倫した妻との関係をどうするかを決断する際の手助けとなれば幸いです。ぜひご一読ください。
目次
1、サレ夫の体験談
まず初めに、世の中にはどのようなタイプのサレ夫がいるのかを見ていきましょう。
決断は人それぞれ。男性の複雑な思いがわかります。
(1)職場の外国人と不倫→離婚
妻の様子が少しおかしいと感じた男性のお話です。
夜中までスマホを手放さない、ロックを変えた、など不審な点が重なり問い詰めました。
その結果、米国にいるカナダ人との浮気が発覚しました。
しかし、妻は夫にバレたことで事の重大さを理解し、夫に謝罪し復縁を迫りました。
夫は、いくら謝罪されても、許せる・やり直せるとは思えず、復縁を断ったのです。
その結果、離婚に至ったわけですが、離婚が決まると妻は、手のひらを返すようにカナダ人と目の前で電話をし、イチャイチャし始めました。妻の謝罪は見せかけだったのでしょう。
子どもも二人。カナダ人と再婚する確約をこぎつけての離婚です。
子どもは、妻が連れて行くことに決まりました。
少額の慰謝料を受け取り、養育費は免除になったとのことです。
この例では、もしも復縁をしても、夫は経済的に利用されるだけでカナダ人とは手を切らなかったのではないでしょうか。
夫は正しい判断をしたといえるでしょう。
参考 2ch浮気速報
(2)夫の単身赴任中に妻が不倫
夫の単身赴任で寂しく、その間に他の男性を家庭に入れてしまった女性のお話です。
夫は忙しく、なかなか単身赴任中に家庭には帰れなかったのは事実。
その間に、子どもの心を浮気相手の男性が掴んでしまいました。
常にいない実の父親よりも、一緒にいてくれる浮気相手の男性が優しく接してくれたことに、子ども心も動いたのでしょう。
妻の浮気の密告が入り、疑いながらも興信所に調査を依頼したところ、妻は他の男性を家に入れて、まるで本当の家族のように暮らしていることがわかりました。
夫は会いには行けないながらも、毎月お金だけはしっかり入れていたので怒り心頭です。
それでも息子の誕生日には、なんとか仕事の都合をつけてプレゼントを持参して久しぶりの我が家に帰宅しました。
そこで見た光景は、誕生日を祝う幸せな家族。パパ役は、浮気相手です。
怒りに任せて、浮気相手と妻を問い詰めたところ、息子が泣き出し「お父さんは嫌いだ!出ていけ!」と、実の息子から追い出されてしまいました。
復縁の話も出ましたが、妻も夫もどちらも歩み寄れずに離婚に至ったのです。
そして、浮気相手は、妻を騙していました。
バツイチと話しておきながら、実は、妻子持ちの同じく単身赴任の男性。
息子は、父親を一気に2人もなくしてしまうお話です。
子どもから「お父さんは嫌い!」と言われるということは、かなり家庭をほったらかしにしていたのではないでしょうか。
仕事の忙しい男性は、妻に理解を求めるばかりではいけません。
仕事と家庭の両立は、基本大変なことなのだと肝に命ずるべきでしょう。
参考 NAVER まとめ
(3)高校時代の同級生と不倫
過去の浮気を暴露させた男性の体験談です。
結婚当初から、やけに仲の良い同級生が気になっていました。
ある日、もやもやを吹っ切るために、妻に同級生とは本当に単なる友達なのかを問い詰めました。
すると、実は、8年前に浮気をしていた事実が発覚。
ちょうど長女を妊娠する頃の出来事です。
夫婦間に子どもは2人。
妻は、長男も長女も、夫の子どもに間違いはないといいます。
そして、夫は、子どもが自分に似ているため、妻の言葉を信じようとしました。
浮気が過去のことだということもあり、子ども2人の将来のために浮気を水に流して、妻とやり直すことを決めたのです。
しかし、事あるごとに妻の浮気の事実が脳裏をよぎり、同級生が帰省すると会わせたくはないという心が湧き上がります。
このまま夫婦関係を良好に保てるのかも不安な状態での復縁です。
この例では、子どもが実子である確認や二度と浮気相手には会わないなどの取り決めをすると、もっと気持ちら楽になるかもしれません。
参考 2ch浮気速報
2、なぜ不倫された?サレ夫の特徴とは
では、サレ夫はなぜ不倫されたのでしょうか。
不倫する方が悪いのは当然ですが、される方にも理由があるかもしれません。
一般的に、不倫されやすいサレ夫には、以下のような特徴があります。
(1)家庭を顧みない
夫が仕事を優先しすぎる、家事や子育てを手伝わないなどで家庭を顧みない場合は、妻にストレスがたまります。今は男女平等の時代で、男は仕事さえしていればよいという考えは捨てた方がいいでしょう。
たしかに、働くことも大変ですが、家事や育児も同様に大変です。
家事や育児に休日はありませんから、ストレスなくこなすには自己コントロールが重要ですが、これができる人は少ないのではないでしょうか。年柄年中、家事と育児に追われてしまう人も多いはずです。
そんな中、夫がお金を稼いでいる方が偉いと言わんばかりの調子で家事や育児にまったく協力しなければ、妻が不満に思うのも無理はないでしょう。
どちらも家庭の「運営」には欠かせない存在です(もし、何の役にも立たない妻だと感じているのであれば、それこそ夫から離婚をしたいはずではないでしょうか)。
妻の気持ちを無視して仕事ばかりをしていると、妻が癒やしを求めて不倫に走る可能性もあるのです。
(2)愛情表現が足りない
日常生活で妻への愛情表現が足りないことも、サレ夫が不倫されやすい原因となっています。
結婚する前は「愛してるよ」「好きだ」などと口にしていた男性でも、結婚して時間が経つと、このような愛情表現をしなくなる人は多いでしょう。
わざわざ口にしなくても、態度で愛情が十分に伝わっているのであれば問題ないかもしれません。
「いつも家事や育児を頑張ってくれて感謝しているよ」と伝えたり、何かをしてもらったときに「ありがとう」と言うだけでも愛情が伝わることもあります。
しかし、そうでない場合、妻は「本当に愛されているんだろうか」「自分は必要とされていないのでは」という気持ちになってしまいます。
そんなとき、妻が自分を必要としてくれる男性に出会ってしまったら、「不倫の恋でもいい」と思って一線を越えてしまうかもしれません。
(3)真面目な性格である
サレ夫には、真面目な性格の人が多いという特徴もあります。
もちろん、真面目な性格は長所であり、夫が真面目であるからこそ妻子を守れているのでしょう。
妻も、そんな夫の真面目さに惹かれて結婚したのだと思います。
しかし、結婚生活が長く続くうちに、ただ真面目なだけでは妻が飽き足らなくなってしまうことがあります。
真面目に頑張ってくれている夫に感謝しつつも、平凡で変わりばえのない暮らしの中で、刺激やスリルが欲しくなる妻も少なくありません。その気持ちが不倫につながってしまうこともあります。
(4)倹約家である
倹約家であることも、本来は素晴らしい美点です。
出費を控えて家や車の購入費、子どもの教育費、夫婦の老後の資金などを貯めることも大切です。
しかし、度が過ぎる倹約は、妻にとってストレスとなる可能性が高いでしょう。
贅沢はしないまでも、たまにはおいしいものを食べたいでしょうし、適度にお洒落もしたいはずです。
旅行にも行きたいでしょうし、子どもたちとのレジャーも楽しみたいのです。
そのような楽しみが何もない生活が長く続くと、妻にストレスがたまりますので、優雅な気持ちにさせてくれる男性と出会ってしまうと、不倫に走ることもあるでしょう。
(5)外見を気にしなくなった
結婚する前はお洒落に気を遣っていた男性でも、結婚してしばらくすると服装や髪型に気を遣わなくなる人も少なくありません。
夫の外見がみすぼらしくなってくると、やはり妻から見て男性としての魅力を感じなくなってしまうものです。
年を取るにつれて外見が衰えてくるのは仕方ありませんが、男磨きを忘れた緊張感のない生活態度に愛想を尽かす妻もいます。
そんなとき、妻はサッパリとした外見の男らしい男性に魅力を感じてしまい、不倫に走りやすくなります。
(6)夫婦関係のマンネリ化やセックスレス
結婚して何年か経つと夫婦関係がマンネリ化してしまうのはよくあることで、ある程度はやむを得ません。
しかし、仕方ないからといってあきらめてしまうと、妻は刺激やスリルを求めて不倫をしてしまう可能性があります。
特に、セックスレスの場合は要注意です。
出産後にセックスに対する関心が薄れる女性もいますが、いくつになっても愛されたい女性も多いものです。
女性は風俗などで気軽に性欲を発散することも難しいので、衝動を抑えきれずに不倫に走ってしまうことがあります。
3、妻の不倫に気付いたサレ夫はどうする?よくある4つのパターン
妻の不倫に気付いたとき、夫はどうすればよいのでしょうか?
実際に妻の不倫に気付いたサレ夫がとる行動として、どのようなものが多いのでしょうか。
女性は浮気されると逆上し、問い詰めることが多いかもしれません。
しかし、男性は少し違います。
実際のサレ夫の行動としてよくあるのは、以下の4つのパターンです。
(1)何もしない
意外に、サレ夫は何もしないことが多いもの。
問い詰める勇気がないタイプと、あまり興味がないタイプ。いつか仕返しするために静観するタイプや、自分も浮気したことがあるのでお互い様だと割り切るタイプまでさまざまです。
何もしないことで、妻がさらに深みにはまり、自滅することを待っているのかもしれません。
しかし、何もしないでいては妻が戻ってくることはありません。
「男の浮気は遊び、女の浮気は本気」と言われることもありますが、いつしか取り返しのつかない結果になるおそれがあります。
(2)自分も不倫をする
サレ夫が腹いせで、自分も浮気をするパターンもあります。
腹いせというよりも、気が楽になり、自分も好きに遊べると考えている可能性もあるでしょう。
これまで抑制していた気持ちを妻の不倫で正当化して自分も不倫に走るというものです。
いずれにしても、こうなってしまうと夫婦関係は破綻に向かってしまいます。
(3)いつか制裁するため水面下で証拠集めをする
逆襲の機会を窺うサレ夫もいます。
いつか妻に制裁をくわえるために、水面下で証拠集めをするのです。
いざというときに離婚を突きつけて、慰謝料も請求するために考えて行動するタイプのサレ夫です。
(4)離婚を切り出す
中には、サレ夫の方から即離婚を切り出すケースもあります。
離婚をする場合には、即決かもしれません。
一度許して時間をおいてから離婚をするサレ夫は少ないもの。一度の裏切りが許せないサレ夫が多いことがわかります。サレ夫のレッテルも嫌なのかもしれません。
4、サレ夫になり離婚を選ぶ方が考えておくべきこと
サレ夫は、妻に不倫をされた被害者です。
離婚をするなら、せめて有利な条件を勝ち取らなければ救われません。
サレ夫が離婚を選ぶ際には、以下の2点について十分に検討しましょう。
(1)慰謝料請求も同時にしよう
妻の不倫で離婚する際には、妻と不倫相手双方に慰謝料の請求が可能です。
そのためには確かな証拠を集めておく必要があります。
証拠がなければ、妻や不倫相手が事実を否定した場合に話し合いが進められなくなりますし、調停や裁判で慰謝料を請求する場合には証拠が不可欠だからです。
不貞の事実がわかるものとは、肉体関係がわかる証拠です。
キスの写真だけでは不貞の事実は証明できません。
ラブホテルに入る写真や、情事の画像など、できるだけ確実な証拠を押さえることで高額慰謝料の請求が可能になります。
自分で証拠を集めるのは難しいので、探偵などに調査を依頼した方が確実かもしれません。
不倫による慰謝料は、数十万円〜300万円程度です。
これは妻と不倫相手からの合計金額です。
妻に収入がない場合には、不倫相手に慰謝料を請求するといいでしょう。
(2)子どもがいる方は親権の獲得も視野に
もしも子どもがいるなら、親権の獲得も考えておきましょう。
不倫の挙句に育児をしていない妻なら、父親が親権を獲得できるかもしれません。
もしも親権を獲得できたなら、妻に養育費を請求できる可能性もあります。
反対に、もしも妻が親権を持つなら、妻に養育費を支払う必要があるため、せっかくとった慰謝料もまた支払うということになってしまいます。
そして何よりも、慰謝料と親権をとることで、不貞行為を行った代償を妻は支払うことになるでしょう。精神的にも妻は代償を支払うことになるため、十分な制裁になりえます。
ただし、当然のことですが、妻への腹いせだけで親権の獲得を目指すのはナンセンスです。
子育ては本当に大変ですし、子ども自身が母親を求めているのに引き離してしまう行為も論外です。
お互いに再婚をするのかなどを想像し、子どもが成人になるまで幸せに暮らせるのはどちらが良いのか、親権については子どもを中心に考える必要があります。
5、サレ夫になり再構築を選ぶ方が考えておくべきこと
妻の不倫が発覚しても離婚せず、再構築を選ぶ方もいることでしょう。
再構築を選ぶにしても、試練はたくさんあります。
特に、以下の視点について、事前によく考えておきましょう。
(1)再構築をしたいなら、わだかまりを持たない
女性が浮気(不倫)をする場合、夫に不満があるケースが多いでしょう。
夫に全く不満なく始まった浮気であれば、程なく罪悪感で終了することが多いものと思われます。
もしも妻を許してやり直したいとか考えるなら、わだかまりを捨てる必要がありますが、わだかまりを捨てるには、自分の非が何であったのかを自分で理解することです。
妻は結婚生活を心から楽しんでいたでしょうか。
結婚生活は、与え、与えられ、譲り、譲られ、そんな相互の関係から成り立ちます。
ぜひ、考えてみてください。
そして妻の心に寄り添ってみてください。
そうすれば、「浮気をした妻だ」「俺はサレ夫だ」という被害感情(わだかまり)ではなく、前向きに自らが変わることに気持ちが向くことでしょう。
(2)妻を束縛しない
一度浮気をした妻を束縛したくなるのは当然です。
陰でまた浮気をするのではないか、と不安になることでしょう。
しかしそれでも、監視や束縛はしない方が賢明です。
「許すと言ったのに、まだこだわっているの?」と妻は嫌な気持ちになるでしょう。
監視や束縛をしたくなったなら、妻に関心を向けて一緒に時間を過ごすようにしてください。
デートに出かけたり、妻の長所を褒めたりしながら一緒の時間を過ごすことで、自然に監視や束縛をしたのと同様の効果を得られるはずです。
そして、妻は、あなたが関心を示してくれたことで、浮気をしたい心が再度持ち上がることはなくなるのではないでしょうか。
(3)周囲には浮気の事実は伏せておく
妻にも罪悪感があります。
そのため、不倫をしていた事実はできるだけ周囲には知られたくはありません。
本当に信頼できる相手に相談する場合を除いて、妻が浮気したことを周囲の人に話すことは避けましょう。
不用意に話してしまうと、悪い噂が広まってしまうおそれがある上に、無責任な立場から、あるいは感情的になって「そんな女とは離婚しろよ」などとはやし立てられる可能性もあります。
いずれにしても、再構築の妨げとなる可能性が高いといえます。
(4)証拠は残しておく
再構築を決めたとしても、妻の不倫の事実の証拠はしっかり押さえておきましょう。
万が一、妻が浮気を繰り返して、やはり離婚を決意した場合には有力な証拠になるからです。
わだかまりは捨てた方がいいですが、それとこれとは話は別です。
証拠だけはしっかり握っておいた方が、後々役立つ可能性があります。
もしも、浮気相手がしつこい場合などにも証拠を使えるでしょう。相手の素性をしっかり調べて、慰謝料を請求することもできます。
6、サレ夫が立ち直るためには相談相手が重要!おすすめの相談先
配偶者に不倫されたら、誰しも辛いものです。
そんな辛い状況から立ち直るためには、相談相手を確保しておくことが重要です。
「男が相談をするのはみっともない」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ、サレ妻よりもサレ夫の方がプライドやメンツを潰された分、精神的なダメージが深いともいえます。
そんなサレ夫におすすめの相談先は、以下のとおりです。
(1)専門のカウンセラー
リスクない相談相手としては、専門のカウンセラーがおすすめです。
不倫された辛さから鬱の症状が出たり、心身の調子が思わしくないときは、精神科や心療内科、メンタルクリニックなどを受診してみましょう。
再構築のアドバイスを受けたいときは、「夫婦カウンセラー」に相談するとよいでしょう。
(2)弁護士
弁護士も不倫問題の相談相手としておすすめできます。
特に、離婚や慰謝料請求を希望する場合は、弁護士が専門的なアドバイスをしてくれますし、依頼すればすべての手続きを代行してくれます。
また、再構築を目指す場合でも弁護士への相談は有効です。不倫問題や離婚問題の経験が豊富な弁護士は、さまざまな夫婦のケースを見ていますので、再構築のノウハウも心得ています。
家庭裁判所への「夫婦関係調整調停」の申し立てを依頼して、再構築を図ることもできます。
弁護士はあなたの状況に応じて最適なアドバイスが可能ですので、どこへ相談すればよいのかわからない場合は、まず弁護士に相談してみましょう。
(3)親や友人は要注意
親や友人は、気軽に話せて親身になってくれる、ありがたい相談相手です。
しかし、妻の不倫問題を相談するときには注意も必要です。
まず、親に対しては、自分の両親も義両親も含めて、離婚を決意した場合以外は話さない方がよいでしょう。
親はどうしても自分の子どもを心配して守ろうとするものです。
そのため、夫婦が再構築のために努力していても、親が感情的に責め立ててくると再構築の妨げとなってしまいます。
友人に相談する場合も、本当に信頼できて、口の堅い人にだけ話すようにしましょう。
Q&A
Q1.「サレ夫」とは?
妻に不倫や浮気をされてしまった夫のことです。
ちなみに、夫に不倫や浮気をされてしまった妻のことは「サレ妻」といいます。「された」立場のことを「サレ」と表現するネット用語です。
Q2.サレ夫が不倫される理由は?
夫が仕事を優先しすぎる、家事や子育てを手伝わないなどで家庭を顧みない場合は、妻にストレスがたまります。今は男女平等の時代で、男は仕事さえしていればよいという考えは捨てた方がいいでしょう。
Q3.妻の不倫に気付いたとき、夫はどうすればよい?
妻の不倫で離婚する際には、妻と不倫相手双方に慰謝料の請求が可能です。
そのためには確かな証拠を集めておく必要があります。
証拠がなければ、妻や不倫相手が事実を否定した場合に話し合いが進められなくなりますし、調停や裁判で慰謝料を請求する場合には証拠が不可欠だからです。
まとめ
妻の浮気は、驚きとともに、許せない気持ちになるのが普通です。
自分がサレ夫になっていた事実そのものも、許せないと感じることでしょう。
離婚をするのか、許して夫婦仲の再構築を目指すのかは、あなたの心次第です。
もしも離婚を決めたなら、できるだけ有利に離婚できるように、証拠はしっかり押さえておきましょう。
そして、再構築を目指すなら、わだかまりを捨てて、妻とのコミュニケーションを取る努力をしてください。それが夫婦円満に戻る秘訣です。
辛くて冷静に対処できないときは、ぜひ弁護士の無料相談を活用してみてください。
相談するだけでも気持ちが楽になり、さまざまなヒントも得られることでしょう。