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夫源病とは?旦那が原因の病気への対策・対処法5つをご紹介

夫源病

夫源病をご存じでしょうか?

最近どうもイライラするなど、体調が悪いと感じていた中、テレビや雑誌で取り上げられた「夫源病」を見て、詳しく調べていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。本記事では、夫源病かも?とお悩みの女性に向けて

  • 夫源病とは?
  • 夫源病の原因と対処法
  • 夫源病で離婚を決意したら?

についてご紹介します。

夫源病は治す方法があります。あなたの中の夫の存在を、少しずつ変えていけるかがポイントです。

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1、夫源病(ふげんびょう)とは?

夫源病とは、夫の言動に強いストレスを感じることにより、心身に不調をもたらす病気です。
その主な症状の特徴は、下記の5点です。

  • 直接的原因は不明の不眠や食欲不振、鬱症状がある
  • 夫が在宅(帰宅すると考える)だと頭痛やめまいがする
  • 夫に叱られると吐き気や動悸・息切れがする
  • 夫の身勝手な発言を聞くと身体が火照る
  • 夫が長期出張や休日出勤で不在だと症状がなくなる

2、夫源病になる原因別|対策・対処法5つ

夫源病になるのは、夫に次のような特徴があるからです。

  • 妻に依存傾向がある
  • 身勝手な発言をする割にはすぐに甘えてくるなど、わがまま
  • 気分屋ですぐに怒鳴る
  • 威圧的

しかしこのような夫であれば、妻は誰でも夫源病になるのかと言えばそうではありませんよね。

本項では、あなたに関する夫源病になる原因を見ていきましょう。
同時に、それに対する対策も示していますので、ご参考にされてください。

(1)夫の全てに我慢している

何をおいても、あなたが我慢強いことも原因の一つです。
夫には従うべきだという固定概念はありませんか?そのため、夫との生活に窮屈さを感じてしまいます。

対策:我慢しない

あなたは、ずっと我慢してきました。
それはきっと、全てをうまくいかせるための犠牲だったのではないでしょうか。

でも、あなたの身体は限界を叫んでいます。これ以上の我慢は危険です。

(2)経済的に自立していない自分に自信がない

夫に養ってもらっているという意識が強くありませんか?

しかし、あなたは家庭を守っています。誰にでもできることではありません。

家事とは、家庭を回すために大変重要なもの。快適に家族が暮らせるように立ち回り、それが上手だろうがそうでなかろうが、そのように存在していることが大切なのです。
外で働き、お金を稼ぐ人が一見立派に思えますが、夫婦は2人で1組。あなたも同じように尊敬されるべき役割を果たしているのです。

対策:「外の仕事>主婦の仕事」ではない

あなたが夫の働きに感謝することはこれまで通り続けるべきですが、あなたも同様に感謝されるべき人間であることを知りましょう。

あなたはこれまで、夫よりも楽な人生だったと思いますか?
外で働かずにいられて、結婚できて棚からぼたもちだったと思いますか?

決してそうではないはずです。

主婦の仕事は、誰から評価をもらえるものではありません。
中には、評価をもらえないことが辛いと、外で働くことを選ぶ女性も多いはず。
しかし、家事や育児を家族のために大切に思うからこそ、そうはしなかった。
評価がないなどということは気にせず、あなたに任された仕事を全うしてきたはずです。

あなたはこれまで、あなたなりに一生懸命主婦をしてきました。誰がなんと言おうと、確固たる自信を持ってください。

(3)完璧主義

完璧主義であることも、夫源病の原因と言われています。
完璧にこなしているつもりでも、夫に指摘を受けたりするたびに、自分を責めてしまいます。

対策:夫の完璧とは違うだけ

完璧主義であるからこそ、完璧な夫と結婚することも多く、年を重ねるごとに、お互いの「完璧」にズレが生じてくることも。

あなたは完璧です。しかし夫も完璧かもしれません。

人生を重ねれば重ねるほど、正解は1つではありません。お互いに、自分の完璧を信じ、相手の完璧をたたえましょう。

(4)相談する相手がいない

相談する相手がいないことも夫源病を悪化させます。
なんでも我慢をして自分で抱え込んでしまうため、ストレスは行き場を失ってしまいがち。
追い詰められている可能性が高いでしょう。

対策:弱音を吐く

よく、親や友人など身近な人に相談すべき、などと言いますが、できたらとっくにやっていますよね。
長女だった、優等生だったなど、いろいろと背負っている中で、誰にでも弱音を吐ける性格でない場合だってあるのです。

そんなときは、仕事で話を聞いてくれる人、例えば、カウンセラーや病院、公的機関などに頼るべきです。
また、今では顔が見えない相手であるインターネットも盛んです。ネット掲示板などでぼやいてもいいでしょう。

きっと、あなたの気持ちを誰かが受け止めてくれます。
共感してもらえるだけで、精神的な苦痛もふっと軽くなっていくでしょう。
時には弱音も吐いて、泣きたいときには泣いてください。自分を責めずに相談していきましょう。

(5)本来的にはマイペース

本来、あなたはマイペースではありませんか?

本当は好きなように動きたい、しかし夫がわがままだったりあなたに依存していたりと、あなたのマイペースを潰しにきます。
妻の役割を感じる責任感を感じながらも、好きなように動けないことに、強烈なストレスを感じてしまいます。

対策:夫とは同じ空間にいないようにする

夫が目に入ってしまうと、自分のペースを崩されてしまいます。
ですから、できるだけ夫と同じ空間にいることを避けて過ごす工夫をしてみてください。
休日には用事を作って外出するようにするなど、可能な限り同じ空間で過ごす時間を減らしましょう。

3、夫源病が辛い場合は?

頭痛やめまい、動悸息切れなどの症状が辛いときは、夫源病を放置していてはいけません。
なんらかの対策を打っていきましょう。

(1)カウンセリングや病院を受診する

夫源病の症状が重い場合には、まずは病院です。
対症療法で、症状を軽くしていきましょう。

そして、カウンセリングを受けることも効果的です。
我慢はせずに速やかに受診することをおすすめします。

(2)趣味に没頭する

症状を抑えながら、平行して趣味の時間を作っていきましょう。

あなたがずっとやりたかったことはなんですか?
手芸、スポーツ、お料理、英会話。そんな習い事は王道ですが、自治会に参加してみたり、お仕事をしてみてもいいでしょう。

仕事は夫とは無関係の方が良いです。
夫の自営業の手伝いなどは、かえって負担になってしまいます。

(3)プチ旅行も効果的

夫に泊まりの許可をとるのはハードルが高い方も多いかもしれません。

しかし、そんな遠慮を続けていては、あなたの人生がもったいない!
きょうだいや友人などに誘われたとして、2ヶ月前くらいから相談しておきましょう。
夫と離れて数日過ごすだけでも、精神的な苦痛から解放されます。

あなたの不在であなたの有り難みを感じてくれて、夫が優しくなる可能性もあるでしょう。
お互いの存在意義を再認識するためにも数日間のプチ旅行はおすすめです。

(4)別居する

できることなら、しばらく別居するのがいいでしょう。

ただ、別に生活拠点を構えるためにはある程度のお金が必要です。
もしも、実家、子供の家、きょうだいの家など、頼れるところがあるのであれば、今は遠慮の気持ちはおいておき、どうぞ頼ってみてください。

ただ、別居の前に、夫とともに、病院に行くことです。病院で、医師から一定期間の別居を勧めてもらうのです。

今大切なのは、壊れかけたあなたの健康だということを忘れないでください。

4、夫源病は対等な立場でのコミュニケーションが重要

夫源病は、全ての原因は夫にあります。

今、あなたに求められているのは、そんな夫を目の前にした時に自分をコントロールする力。
あなたは、自分を夫よりも格下だと思い込んでいませんか?

夫婦の立場は対等です。
稼ぎも年齢も出身の家柄も関係なく、上下関係などありません。

(1)希望する関係を言葉で伝えて

夫に対して、あなたが希望する夫婦関係を言葉で伝えてみましょう。
そのためには、あなたが本当に求める形をきちんと把握することが先決です。

対等であるべきと上で書きましたが、あなたが夫と対等でありたいのかは別の話。
実は、夫源病に陥りやすい女性の多くは、自ら夫婦関係に主従関係を求めています。
つまり、夫に尽くしたいと願っているのです。

ですから、あなたは夫に尽くしてきました。
しかし夫が愚かであればあるほど、女とはそんなもの、などとタカをくくってしまい、なんでもやってくれる、なにを言っても怒らない、俺の自由になる女房、などと思ってしまうようになりました。

今、あなたははっきりと伝えるべきです。
「私は尽くします。ただそれを尊重してほしい。」

そして、ここから、会話が始まるのです。
伝えた!終わった!ではないことに注意をしてください。

ここで夫があなたの真意をすぐに理解できるのであれば、おそらく夫源病にはなっていないでしょう。
あなたが伝え、そして相手の言葉を受け取り、また発信する。
この繰り返しである「会話」をしてください。面倒!などと言わずに。

(2)伝わらないなら対等に

もしも建設的な話し合いができないようであれば、尽くすことを諦めてみてはいかがでしょうか?
あなたは、夫婦でいるために、我慢をして、そして妥協点を探ろうとしてきました。十分健闘されたと思います。
あなたが尽くすのをやめて好きなように振舞ってみて初めて、あなたが何を意味していたのかが伝わるかもしれません。

話し合いは、一度ではなく何度か繰り返してみる必要はありますが、何度話しても夫が変わらない場合、夫の横暴性が重症化している可能性があります。
夫婦でいる意味すら、考え直した方がいい局面かもしれません。

5、夫源病が原因で離婚をしたい場合には?

夫源病を患うまでに我慢を重ねてきたあなた。
離婚をしたいと感じたならば、上手に離婚を切り出すべきです。

(1)離婚の準備は抜かりなく

離婚の準備は抜かりなくする必要があります。
離婚の準備とは、

  • 離婚理由を明確に整理
  • 離婚理由の証拠を準備(夫源病の診断書などが良いでしょう)
  • もめそうならば別居用の住まいを確保
  • 分けるべき財産の整理

です。
詳しい離婚の仕方はこちらの記事をご確認ください。

(2)夫が離婚に応じない場合には弁護士に相談

もしも離婚を切り出しても夫が応じない場合や、うまく夫に切り出せずにお困りの場合には、一人で頑張ろうとせずに弁護士に相談してみましょう。
夫との離婚協議の代理を担ってくれますし、もしも離婚調停や裁判に発展しても弁護士が代理で手続きと話し合いをしてくれます。
離婚となると財産分与や慰謝料、養育費なども発生する場合もありますから、損なく離婚するためにも弁護士に相談することがおすすめです。

まとめ

夫源病は決して治らない病気ではありません。
夫の態度の改善もしくはあなたの考え方の変化で、治る見込みのある症状です。

妻を夫源病にさせる夫は、本当の意味での人間関係の構築が未熟なケースが多いでしょう。
仕事上、多くの商談を成立させたりして、自分は人間関係の構築が得意と感じている男性も多いかもしれませんが、ビジネス(お金が関わること)のつながりとお金抜きにした精神的なつながりは、根本的に違います。
誰と結婚したとしても、同じ症状にさせてしまうことでしょう。

一人で悩まずに、まずはできることから始めてみてください。
少しでもあなたの夫源病の症状が改善し、家庭でも安らぎを感じられるようになることを願います。

※この記事は公開日時点の法律を元に執筆しています。

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