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円満離婚を成功させる1つの条件と必須事項を解説

円満離婚

円満離婚とは、両者が揉めることなく離婚に同意して、円満に離婚を成立させることをいいます。お互いに遺恨を残すことなくスムーズな流れで離婚が成立すればその後の生活も安定するかもしれません。

モラハラ夫から離れたい状況で円満離婚をしようとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

今回は、

  • 円満離婚とは?
  • 円満離婚を目指すにしても!確認しておくべき離婚のデメリット
  • 円満離婚を成功させる秘訣

など、円満離婚をするために知っておくべき8つのことをベリーベスト法律事務所の弁護士監修の上でご紹介していきます。

できるだけ円満に別れて、私生活を充実させてもらうためのご参考になれば幸いです。

また、離婚の仕方については以下の記事をご参照ください。

さらに、

離婚したい時全般の内容はこちらをご参照ください。

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1、円満離婚とは?

円満離婚とは?

よく耳にする円満離婚とは、どういう離婚の種類のことなのでしょうか。

決して夫婦円満のことではありません。
円満離婚とは、両者が揉めることなく離婚に同意して、円満に離婚を成立させることをいいます。
揉めることがないということは、両者の話し合いで離婚が成立すること、いわゆる協議離婚と呼ばれる種類のことです。

離婚には、協議離婚の他に、調停離婚裁判離婚があります。どちらも裁判所での手続きが必要です。
協議離婚の場合には裁判所の介入無しに夫婦間だけの話し合いだけで成立します。
円満調停と言われる種類のものは、離婚のための調停ではなく、夫婦間の不仲を第三者の介入で夫婦円満に戻すための調停のことです。
両者の不仲が解消できない場合には、離婚するケースもありますが、それはここでいう円満離婚の種類には含まれません。

2、円満離婚に必要な条件

円満離婚に必要な条件

円満離婚に必要な条件とは、協議離婚で決着をつけるということです。
協議離婚で決着をつけるためには、離婚の決意から成立までお互いが納得できる条件をしっかり話し合う必要があります。
また、円満に離婚を成立させるためには、子どもの養育に関することなどを明確に決めておくことも必要です。
また妻は、経済的な自立と住居の確保もしておく必要があるでしょう。
財産分与についてもあらかじめ話し合っておけるといいですよね。
離婚に向けた話し合いでこれらの条件を夫婦間で明確にすることで、協議離婚が円満に成り立つ結果につながります。

3、円満離婚を目指すにしても!改めて離婚のデメリットを確認する

円満離婚を目指すにしても!改めて離婚のデメリットを確認する

円満に離婚を行うためにも改めて離婚のデメリットを認識しておくことも重要です。
勢いだけで離婚を成立させしまっては後から後悔するシーンがあるかもしれません。
しっかり離婚することのデメリットを認識しておきましょう。

(1)精神的なストレスがかかる 

離婚の話し合いは例え円満離婚だったとしても、精神的なストレスが多くかかります。
毎日のように続く話し合いに早く自由になりたいと心が焦ることもあるでしょう。
もしも仕事をしている女性の場合には、精神的なストレスが仕事にも影響する恐れもあります。
また、育児中のママの場合には、子どもに気遣いながらの離婚の話し合いは苦痛になるかもしれません。
だからといって子どもを離婚の道具にはしないこと。傷ついているのはあなただけではないのです。
子どもの精神的な苦痛はあなた以上なのかもしれないことをしっかり認識しておきましょう。

(2)金銭面の負担が大きい 

協議離婚の場合には、金銭面の負担は比較的に少ないかもしれません。
実質話し合いに使う経費程度で済むことでしょう。

しかし、調停離婚や裁判離婚に発展した場合には、弁護士費用など出費がかさむのは必然です。
離婚の裁判では例えあなたの意思通りに離婚が成立したとしても、実費で支払う必要があります。
また、当然離婚が成立した後の金銭的な負担はあなたの稼ぎから賄う必要があります。
財産分与や慰謝料、養育費はもらえたとしても未来永劫続くとは限りません。
自立した生活を行う必要があるでしょう。

(3)想像以上に時間がかかる

例え、円満離婚の協議離婚だった場合でも、想像以上に話し合いに時間がかかることを理解しておいてください。
協議離婚の話し合いは、帰宅してからの直接会話の他に、就業中でもLINEなどで話し合いを行うカップルが多くいます。
仕事の時間も潰されてしまいますし、プライベートな休日なども話し合いに費やす必要があるでしょう。
協議離婚でもそうなのですから、もしも、調停離婚や裁判離婚などになったケースでは、更に多くの時間が必要になります。
裁判所まで出向く必要があるため、仕事を休む日もあるでしょう。

(4)子どもの負担が大きい

子どもは両親の異変を敏感に察知します。
子どもに隠して話し合いを行っていたとしても、家庭内の不穏な空気に子どもは気がつくことでしょう。
「自分のせいで両親が不仲になっている」と感じて、気を遣う子どももいるかもしれません。
受験期の子どもがいたなら勉強に集中できない可能性もあるでしょう。

離婚は夫婦間の問題だけではなく子どもにも負担がかかるということを認識した上で離婚に踏み切るようにしてくださいね。

4、円満離婚を成功させる秘訣は「時間をかけること」

円満離婚を成功させる秘訣は「時間をかけること」

円満離婚を成立させたいなら焦りは禁物です。
じっくり時間をかけて必要なことを話し合い、お互いに納得した上で離婚する必要があります。

円満離婚に必要な時間は約半年から一年です。
その期間に、離婚後の生活基盤を揃えておけるようにしましょう。
生活基盤の構築とは、引越しが必要な場合には、引っ越すための資金調達や、子どもの転校などの環境を整えることです。
慌てて離婚してしまうと、生活基盤ができる前に離婚することになり、金銭面や生活面で不便を感じる可能性が高くなります。

また、夫のDVや浮気などの理由で円満離婚を望むなら、それらの証拠をしっかり揃えることが大切です。
専業主婦の場合には、仕事を探す必要もあるでしょう。
離婚は長期戦が重要だと理解して進めてください。
時間をかけずに焦って離婚を進めた場合には、夫の合意を得られずに、調停離婚や裁判離婚に発展する可能性があります。
そうなってしまうと円満離婚は不可能です。注意してください。

5、円満離婚で大事にすべきなのは子どものこと 

円満離婚で大事にすべきなのは子どものこと 

円満離婚で大事にするべきことは何よりも子どものことです。
子どもの前では離婚前の険悪な状態をできるだけ見せないようにしてください。
子どもの心には深い傷跡が残ってしまいます。

また、離婚の話し合いで「子どものために」という言葉は使わないこと、一見子どもを気遣っているかのような言葉ですが、裏を返せば「子どものせいで」という意味にも受け取られがちな言葉です。
子どもは敏感なもの、「自分のせいでパパとママは離婚するんだ」と勘違いしてしまいます。

親権の争いも子どもの前ではしないようにしてください。
子どもに直接「パパとママどっちと一緒に暮らしたい?」などと子どもに質問するのは残酷な話です。
子どもはどちらかを選ぶ行為に罪悪感を感じることでしょう。
子どもの負担になりますから控えるべき発言です。

大事なことは子どもの心だという認識でできるだけ子どもを傷つけないように離婚の話し合いを行ってください。
どんなに小さくても、子どもは気がついています。
そのためにも円満に離婚できる方がいいですよね。

6、円満離婚のために必要な事前の準備

円満離婚のために必要な事前の準備

円満離婚に必要な事前準備が何かを紹介していきます。
入念な準備こそが円満離婚の鍵になるかもしれません。

(1)貯金をしておく

離婚するために必要な貯蓄は100万円程度と言われています。
このお金は、引っ越しや、新しい家で使う家具・電化製品などで必要になる経費です。
もしも、離婚後も引き続き同じ家にあなたが居住するケースでは必要ないかもしれません。
それでも、これまでの生活用品を一新したい場合もありますので、一定額の目安として貯金をしておけると安心できるでしょう。

(2)離婚後の住居を確保

離婚成立後の新居を決めておけると安心です。
離婚後に慌てて探す事になると、しばらくホテル住まいとなり、余分なお金がかかってしまうかもしれません。
離婚したならきっぱりと夫とは違うところで生活した方がいいですよね。
これまで持ち家だった場合には、あなたが住み続けるのか夫が住むのかなども事前に話し合い、住宅ローンの名義変更や残債をどうするのかなども相談しておけるといいでしょう。

(3)子どもの通学・通園について

離婚後子どもと一緒に生活する場合には、子どもの通う学校や幼稚園などを決めておかなければいけません。
転校するケースもあります。
急に引っ越すからと子どもの環境を急に変えないようにしましょう。

子どもにも心の準備が必要です。
事前に引っ越すこと、転校することなどを子どもにも説明し、新しい学校などにも子どもと見学にいけるとよいでしょう。

(4)安定した収入源の確保

安定した収入源の確保も必要です。
離婚が成立したとしても、生活できないのでは意味がありません。
子どもがいるのであれば、安定した収入を確保し、子どもを養育するだけの月収を得るようにしましょう。
養育費がもらえるからと安心していてはいけません。
子どもを独り立ちさせるまでには高額な教育資金が必要です。
いざというときのために養育費は貯蓄するなども考慮しておきましょう。

(5)両親の説得

忘れがちかもしれませんが、離婚はカップル間の問題ではありますが、両親にもきちんと報告する必要があります。
孫を可愛がってくれていた両親がいたならなおさらです。
いきなり、可愛がっていた孫が赤の他人になるわけですから、誠意を持った説明と挨拶を忘れないでください。

両親に詳細な離婚の原因などを説明する必要はありませんし、事前の了解もいらないかもしれません。
しかし、両親に対する報告の方法は夫婦間でしっかり話し合って決めておいてくださいね。

離婚のための準備の詳細については「離婚したいと思ったら! 離婚の準備のための6つのステップ」の記事を参考にしてください。

7、円満離婚のための離婚の切り出し方 

円満離婚のための離婚の切り出し方 

円満離婚に向けてのキーポイントは、離婚話の切り出し方です。
ここを間違ってしまうと、円満離婚にはならずに泥沼離婚になりかねません。気をつけましょう。

(1)冷静に切り出す

離婚の切り出しは冷静に行いましょう。
間違っても喧嘩のついでに話を切り出さないこと、切り出すと決めたら冷静にまずは深呼吸をして気持ちを落ち着かせてください。

(2)はっきりと伝える

切り出しは、はっきりと的確に「離婚してください」と切り出してください。
笑顔になりすぎたり、怒った顔ではダメです。
冷静で真面目に切り出すことで真剣なのだと夫に伝わりますよ。

(3)夫の気持ちをいたわりながら

離婚したい理由を伝える場合には、夫の気持ちに立っていたわる心を持ちながら話してください、「他に好きな人ができた」場合にでもあまりにもはっきり伝えると夫が傷つきます。
「お互いにもっと合う相手がいると思う」というようにやんわりオブラートに包んで伝えるようにしましょう。

(4)夫の意見に聞く耳を持つ

最初は寝耳に水の夫の場合には、離婚には合意してくれないことでしょう。
夫婦間の修復を願い出てくるはず。あなたは夫の話に耳を傾け、修復できそうだと判断できれば修復を試みてみましょう。

しかし、離婚の決意が固いのであれば、あなたが夫を説得する必要があります。
夫の意見を聞いて、受け入れられない理由をしっかり説明してください。

(5)一つずつ解決していく 

夫との意見の相違や夫が離婚したくない理由などは一つずつ解決する必要があります。
そのためには時間をかけて、夫からの条件をクリアできるような提案を行ってください。

例えば、子どもとの面会などの条件です。
あなたの一方的なお願いでは円満離婚は難しくなります。
夫の意見を取り入れながら一つずつ離婚に向けて前進していくしかありません。

(6) 焦らない

離婚を急ぎたいがために焦りは禁物です。
あまりに急いで離婚をしようとすると円満離婚ができなくなるケースがあります。
感情的になり、「今すぐ離婚してよ!」などと言ってはいけません。
夫は頑なに離婚を承諾しない可能性があります。
円満離婚を成立させたいなら焦らないことが大切です。

8、円満離婚で終わりたい|離婚が決まったら決めるべき5つのこと

円満離婚で終わりたい|離婚が決まったら決めるべき5つのこと

離婚を決意したり離婚届を出そうとしたりしているのであれば、話し合いで決めなければならないことが幾つかあります。
一つでも漏れてしまうと、円満離婚が難しくなるかもしれません。
しっかり話し合う内容を把握してカップル間で冷静に話し合うようにしましょう。

(1)子どもの親権はどちらが持つか

子どもの親権についてはどちらが持つのかを話し合いでしっかり決めてください、子どもの幸せのためにどうするべきかを感情的にならずに冷静に話し合うことが重要です。

子どもを離婚の道具にしないように注意しましょう。

(2)慰謝料・養育費について

慰謝料や養育費は離婚にはつきものの相談事です。
円満離婚の場合には、妻が放棄するケースも見られます。
夫の意見を取り入れながら一方的な要求にならないように注意してください。

(3)財産分与について

財産分与も大事な項目です。
2人で使ってきた物の処分も一緒に考えましょう。
持ち家や車などの固定資産についてもどのように分与するのか相談で決めてくださいね。
一般的には財産は半分に分けることになっています。
協議離婚の場合には、夫婦の相談で自由に決めて大丈夫、お互いの欲しい物などを譲り合って円満に解決していきましょう。

(4)子どもとの面会の取り決め

子どもとの面会方法や面会頻度の取り決めもしっかり行っておきましょう。
子どものためにも面会を拒否することが最善とは言えないかもしれません。
運動会や入学・卒業式などには両親揃っていた方が良いシーンもありえます。
細かいことまで事前に決めておけると安心です。

(5)周囲への説明方法

結婚の際の仲人への報告や、両親、会社、友人への報告の仕方などの合意をとっておきましょう。
離婚理由の整合性も保っておく必要があるかもしれません。

例えば、夫の浮気が原因の離婚だったケースでも、夫の社会的な立場を考慮して、離婚理由は違うことにしておいた方がいい場合もありますよね。しっかり話し合いで決めておきましょう。
また、以上の内容を離婚協議書にまとめておくとよいでしょう。

離婚協議書について詳しくは「離婚協議書を公正証書にする方法とその書き方として知っておくべき3つのこと」の記事を参考にしてみて下さい。

まとめ

円満離婚とは、カップル間の相談で離婚を決定する協議離婚で成り立ちます。

そのためにはじっくりと時間をかけた話し合いが必要です。あなたがもし円満離婚するには、夫と真摯に話し合うようにしましょう。

夫と向き合い話し合うことで、円満離婚につなげて、有利に離婚を成立させてください。

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